S T N e w s
Vol.25, No.1, Jan, Feb 2009

Vol.25 No.1 2009年 1・2月号 日本版 編集・発行:社団法人 化学情報協会


STN

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P.1 STNews Vol.25, No1  《 STNews ホームページ 》
新年に寄せて
新年明けましておめでとうございます.

 化学情報協会もSTN 東京サービスセンターとして 3 年目の新年を迎えました.皆様のご支援,ご理解もあり,おかげさまで大きな問題も無く業務を遂行することができました.スタッフ一同心より感謝しております.本年も引き続きご支援いただきますようお願い申し上げます.

 STNにとって,2007 年に続き昨年もキーワードは「特許」でした.

 CAS Files においては従来の索引方針を大きく変えた年となりました.一つ目は「Prophetic物質」の索引の開始です.Prophetic 物質とは,特許の実施例中に記載されたハードデータが無い物質です.従来は,特許からの索引は「クレーム」と「実施例中でハードデータのある物質」(ハードデータとは,物性,収率,測定結果など)に限られておりましたが,実施例についてはハードデータが存在しない物質も索引対象とすることで,特許収録物質をより網羅的に検索できるようになりました.そして二つ目は,PCT 出願公報および PCT 出願の基礎となった最も古い優先権情報を持つ国内出願公報の両方をベーシック特許として収録し,索引を付与するようになったことです.多くの場合国内出願公報よりも PCT 出願公報の方が,記載されている化学物質や配列が幅広いので,国内出願公報のみをベーシック特許とした場合,PCT 出願公報にのみ収録されている化学物質を検索することができませんでした.この変更でPCT 出願公報にしか記載されていなかった化学物質も索引されるようになりましたので,より包括的な化学物質および配列情報を CAplus/CA ファイルおよび REGISTRY ファイルで入手することが可能になりました.対応特許からの化学物質の収録については,従来より多くのユーザーの方よりご要望をいただいておりましたが,今回の強化により一部実現したことになります.

 2 月末には引用特許データベースである DPCI ファイルがリロードされ,新たに PCIファイルとして提供が開始されました.リロードされたファイルでは,ベルギー,スペイン,フランス,オランダ特許からの引用情報も追加され,より広範の引用特許情報の検索が可能になっています.

 5 月には,INPAFAMDB ファイルがリリースされました.当ファイルは,世界の特許,実用新案の書誌情報,対応特許情報および法的状況データを収録する INPADOCDB ファイルの姉妹ファイルで,データ元は共通ですが,発明単位のレコード構成となっています.WPI や CAplus/CA ファイルと同じレコード構成となっており,特許ファミリーに関する調査に有用です.発行国単位と発明単位の 2 種類のファイルが存在することで,目的に応じて使い分けていただくことが出来ます.

 昨今注目を浴びているアジア圏の特許については,CAS Files およびWPI ファイルで,日本,韓国,中国の実用新案の収録,中国特許,韓国特許の速報性向上など一年を通して数々の強化が実施されました.またその他の特許関連の強化としては,CAplus/CA ファイルへの 1808 - 1859 年の米国特許の追加,WPI ファイルへの特許分類(ECLA, Fターム,FI,および現行の米国特許分類)の追加や PCT 経由のカナダ特許の収録,EPFULL ファイルへのepoline Register 由来の法的状況の追加などがありました.EPFULL ファイルには,従来よりINPADOCファイルおよびEuropean Patent Bulletins(EPB)由来の法的状況データが収録されていましたが,epoline Register には EPB には含まれていなかった出願人との交渉やイベントリスト,審査経過の詳細などが含まれていますので,さらに幅広いEP特許の法的情報の検索ができるようになっています.

 特許情報以外の強化としては,CAplus/CAおよびCASREACT ファイルへの Wiley の反応情報由来のデータの収録がありました.Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis (EROS),Organic Syntheses,Organic Reactions 由来のデータが収録されたことで,価値のある古典的な反応情報を入手することが可能になりました.

 一方,世界最大の化学物質データベースである REGISTRY ファイルは,いよいよ収録件数が 1 億件を超えました.収録源も拡大しており,ChemSpider などWeb 上で報告された物質も収録するようになっています.これらの物質の収録源情報(SR)フィールドには「Other Sources」と表記され,さらに Web 上のデータベース名も表示されます.その他,スペクトルデータについては,H-NMR, C-NMR に加え,F-NMR, P-NMR, Si-NMR, ラマンスペクトルも追加され,スペクトルデータの情報源としても充実してまいりました.

 STN 全般の強化としては,STN 接続時のニュースの日本語表示が実現しました.従来は英語での表示でしたが,日本語になったことでより見やすくなっているかと思います.また新たな SET コマンドとしてSET SPELLINGS および SET LHISTORY が追加されました.SET SPELLINGS ON を設定しておくと,複数の綴りをもつ単語(sulfur と sulphur, aluminum と aluminium など)を検索する際に綴りの違いを自動的に含めて検索することができます.さらに,同じ概念に対して異なる単語が広く使われている場合(北米とヨーロッパの違いなど),片方の単語を入力すると,自動的に対応する別の単語を含めて検索されます.SET LHISTORY ON を設定しておくと,セッションを LOG H/LOG Y で終了する際に,自動的に検索履歴(使用したデータベース,検索日時,検索式)が表示されますので,保存したセッションで検索内容を確認する際に非常に便利です.

 STN インターフェース関連の強化も数多くなされました.STN AnaVist V2.01 では,解析できるファイルとして新たにEPFULL ファイルが追加されました.これにより解析対象ファイルは,CAplus, WPI, PCTFULL, USPATFULL/USPAT2,およびEPFULL ファイルとなりました.この STN AnaVist については,従来は STN Express のみとデータのやり取りが可能でしたが,STN on the Web からもSTN AnaVist Assistant 機能を利用して STN AnaVist とデータの Export/Import ができるようになりました.

 このような数々の強化が 2008 年には行なわれましたが,2009 年も引き続き多くの強化が予定されています.私どもも皆様のニーズに応えられるよう,お客様の声に常に耳を傾けて,STN の強化への提言をしてまいります.そして,講習会やヘルプデスクを通して,皆様がより STN をご活用いただけるよう努力する所存です.

 最後になりましたが,2009 年が皆様にとってよりよい一年であることを祈念し,年初のご挨拶とさせていただきます.

社団法人化学情報協会 情報事業部長 上野京子

P.2-3 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》

ANALYZE/SELECT コマンド
LEN n オプションの活用
 STN には,表示フィールドからタームを抽出して解析や検索に利用することができる便利な機能が備わっていることは,皆様ご存知のことと思います.しかし,ターム全体でなく,各タームの最初の部分のみを抽出できることはご存知でしょうか?

 抽出用のコマンド(SELECT,ANALYZE,TRANSFER)とともに「LENGTH(LEN)n」というオプションを使用することによって,各タームの最初の指定した数(n)以下の文字を抽出することができます.例えば,LEN n を利用して,特許分類コードの最初の部分だけを切り出すことができます.この記事では,次の 2 つの LEN n の利用方法をご紹介します.

◆ コマンドによる LEN n を使った抽出
◆ STN Express 分析ウィザードを使った抽出タームの長さの指定

■ SELECT,ANALYZE,TRANSFER コマンドの概要

 SELECT,ANALYZE,TRANSFER コマンドは,表示フィールドからデータを抽出,分析または検索に利用するためのコマンドです.

SELECT タームを抽出し,E 番号を付与します
ANALYZE 抽出したタームを解析し,L 番号を付与します
TRANSFER 抽出したタームに L 番号を付与した後,自動的にその L 番号で検索を実行します

 SELECT コマンドは,単一のデータベースの L 番号に対してのみ利用可能ですが,ANALYZE と TRANSFERは単一データベース,マルチファイルいずれの L 番号に対しても使用できます.
 この 3 つのコマンドの利用料金は異なっておりますので,注意が必要です(料金についての詳細は後述).

 あるデータベースの中で抽出可能なフィールドを知るには,データベース・サマリーシートを参照するか,あるいはオンラインで目的のデータベースに入り,矢印プロンプト(=>)に続けて HELP EFIELDS と入力します.

■ コマンドによる LEN n を使った抽出

 各タームの最初の n 文字(以下)を抽出するには,SELECT,ANALYZE,TRANSFER コマンドの後に続けて LEN nと入力します.

SELECT コマンドの例
SELECT コマンドの例

ANALYZE コマンドの例
=> ANALYZE L1 IPC WITH  "C12Q" LEN 8
L2 ANALYZE L1 1- IPC WITH "C12Q" LEN 8 :    4 TERMS
=> D
L2 ANALYZE L1 1- IPC WITH "C12Q" LEN 8 :    4 TERMS

TERM #   # OCC   # DOC  % DOC IPC
------ -------  ------ ------ ---------------
     1   13771    1429  18.76 C12Q0001
     2     119      43   0.56 C12Q
     3       6       3   0.04 C12Q0015
     4       2       1   0.01 C12Q0016
*********  END OF L2 ***
TRANSFER コマンドの例
=> FILE CAPLUS
L1         147 GLASS FIBER AND MODEL? AND 2008/PY

=> FILE WPINDEX
FILE 'WPINDEX' ENTERED AT 18:08:44 ON 01 DEC 2008
COPYRIGHT (C) 2008 THOMSON REUTERS

=> TRA L1 IPC WITH "C08L" LEN 8
L2          TRANSFER L1 1- IPC WITH "C08L" :   4 TERMS
L3      131743 L2
注意: SELECT および ANALYZE コマンドを使用する際には,LEN を WITH または NOT といったオプションとともに使用できます.ただし,一つのコマンドの中で WITH と NOT を同時に使用することはできません.詳細については,HELP SELECT,HELP ANALYZE をご参照ください.

■ STN Express 分析ウィザードを使った抽出タームの長さの指定

 STN Express 分析ウィザードで,検索結果の L 番号を処理する例を以下にご紹介します.

1.  STN Express で検索を行い,マルチファイル検索の回答セットを作成します.

2. Discover! ウィザードウィンドウの「回答」タブにある「分析」ボタンをクリックします.

分析ボタンをクリック

3. 1 フィールドまたは 2 フィールドで分析のいずれかを選び,分析するフィールドを選択して,「オプション」をクリックします.

オプションをクリック

4. 「先頭の文字数」のチェックボックスにチェックを入れ,文字数を指定して「OK」をクリックします.

OKをクリック

5. 画面は STN 分析ウィザードに戻ります.そのまま「分析」をクリックします.

分析をクリック

6. 分析の結果は,チャートでも表示されます.

分析結果

=> ANALYZE L1 1- IPC LEN 8
L2          ANALYZE L1 1- IPC LEN 8 :    292 TERMS

=> DIS L2  1-292 ANSWERS 
L2          ANALYZE L1 1- IPC LEN 8 :    292 TERMS

TERM #   # OCC  # DOC  % DOC IPC
------ ------- ------ ------ ---------------
     1    7461    228  51.58 A61K0031
                              (ANS: 13,18,19,23,32,33,38,39,42,45,53,54,55,57,61,62,64,67,68,75,76,77,81,90,
                                    91,103,108,117,118,119,121,122,123,132,140,141,146,147,148,152,159,162,
                                    163,164,173,175,176,183,187,188,189,201,202,203,212,213,214,230,231,234,
       :
                                    436,437,438,439,441,442)
     2    3866    148  33.48 A61P0025
                              (ANS: 18,32,61,62,68,103,121,122,123,141,146,147,148,159,163,173,176,183,201,
       :
   289       1      1   0.23 G01F0001
                              (ANS: 364)
   290       1      1   0.23 G05D0016
                              (ANS: 72)
   291       1      1   0.23 G05D0023
                              (ANS: 299)
   292       1      1   0.23 H01M
                              (ANS: 307)
*********  END OF L2 ***

■ 料金についての注意点

  LEN n オプションを使用しても,SELECT,ANALYZE,TRANSFER 各コマンドの利用料金には影響ありません.ただし,同じデータを抽出するにあたり,各コマンドで料金が大きく異なる場合がありますので注意が必要です.

SELECT コマンドの料金は,データ抽出元のレコードの数,抽出を行うデータベースとフィールドによって決定されます.SELECT 料が無料のデータベースもあります.
ANALYZE コマンドの料金は,抽出を行うデータベースやフィールドに関係なく,すべてのデータベースで一律です.抽出元のレコードの数により,3 段階に設定されています.
TRANSFER コマンドの料金は,一律 1,500 円です.ただし,抽出後に自動的に検索が実行されますので,検索語料のかかるデータベースで実行すると,検索料金が高額になることがあります.

ご利用料金
2008 年 12 月現在
SELECT データベースや抽出フィールドにより異なる
ANALYZE
回答
1〜 1,000 件
1,500 円
 
1,001〜10,000 件
2,500 円
 
10,001〜50,000 件
3,400 円
TRANSFER
1 回あたり  
1,500 円


 一般的には,(単一のデータベースの)少数のレコードから抽出を行う場合には,SELECT コマンドが経済的です.それ以外の場合は通常 ANALYZE コマンドの方が経済的です.また,SELECT コマンドと比べて,ANALYZE(および TRANSFER)コマンドは,マルチファイル検索の回答セットに対して適用できるという利点があります.
 SET NOTICE を設定していても,SELECT コマンドを実行する際には料金の警告が出ません(TRANSFER コマンドの検索は料金警告の対象になります).SELECT,ANALYZE,TRANSFERコマンドを使用される際には,まず HELP COST で料金を確認してからご利用ください.

SELECT と ANALYZE の比較 -CAplus ファイルの場合-
 CAplus ファイルの SELECT 料は,テキストフィールドの場合 47 円/1 レコード(AN フィールドは 36 円),CAS 登録番号の場合 12 円/1 レコードです.

2008 年 12 月現在
レコード数
SELECT料
(RN)
SELECT料
(テキスト)
ANALYZE料
50
600 円
2,350 円
1,500 円
200
2,400 円
9,400 円
1,500 円
2,000
24,000 円
94,000 円
2,500 円
20,000
240,000 円
940,000 円
3,400 円

補足情報

 本稿でご紹介した機能について,ご興味のある方は下記の技術資料をご参照ください.

・STN コマンド応用(2007.8 修正版):
  http://www.jaici.or.jp/stn/pdf/ref-oyo.pdf
・STN 活用(2005.5)(旧講習会):
  http://www.jaici.or.jp/stn/stn2.pdf

 また,ご不明な点がございましたら,ヘルプデスクまでお気軽にお問い合わせください.
 ヘルプデスク:http://www.jaici.or.jp/helpdesk/index.htm
P.4-7 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》

REACH 対応における STN の活用
 化学品を製造または輸入する事業者にとって,ヨーロッパでの事業展開に際し REACH 規制は大きな影響を与えることが知られるようになってきています.

 REACH 登録に必要な物性・毒性などのデータや REACH 関連情報は STN で入手することができます.

■ REACHとは?

 REACH(Registration, Evaluation, Authorisation and Restriction of Chemicals)規則は,平成 19 年 6 月からスタートした,欧州における化学物質の総合的な登録・評価・認可・制限の制度です.

 REACH 規則により, EU で製造または輸入される約 3 万種類の化学物質に関して登録が義務付けられています.また REACH は,発癌性,変異原性,催奇形性などさまざまな有害性を有する化学物質の規制のための情報を収集し,また,それらの物質を安全に使用するために必要なリスク管理基準を定めることを目的としています.

■ REACHの影響

 製造者および輸入者は,自らが取り扱う化学物質の物性情報の収集・登録,リスク管理に必要な基準の確立,それらの物質の安全性情報の提供に対して責任を負います.新規化学物質を市販する場合は事前に登録することが義務付けられ,またすでに上市されている既存化学物質についても登録が求められます.登録に必要となる情報の範囲は,当該物質の製造量または輸入量によって異なります.

■ REACHの実施時期について

 REACH の法制化は 11 年間の移行期間を置いて行われます.
 事業者は 2008 年 12 月 1 日までに該当物質の予備登録を行わなければなりません.予備登録された物質については,本登録の完了までに 10 年間の猶予期間が与えられ,現行製品の販売を継続することができます.完全登録の締切日は当該物質の取扱量や有害性に応じて 3 種類に分類されます.有害性が高い物質,取扱量が多い物質は 2010 年 12 月,中程度の量の物質は 2013 年 7 月,少量の物質は 2018 年 6 月までにそれぞれ登録を完了しなければなりません.

■ STNデータベースで得られる情報

物性・毒性データ収録ファイル
   STN データベースに収録されている広範囲なデータは,事業者が REACH の要求条件を満たすために有用です.各物質の化学的・物理的性質,危険性,安全使用に関するデータ,毒性データ,環境への影響などの豊富な情報を得ることができます.
  - REGISTRY, BEILSTEIN, HSDB, MSDS-OHS ファイル : 構造および物性に関するデータを収録
  - CHEMLIST, CHEMSAFE, HSDB ファイル : 広範囲の物質の危険性および安全データを収録
  - BEILSTEIN, RTECS, TOXCENTER ファイル : 毒性データを収録
  - BEILSTEIN, HSDB, TOXCENTER ファイル : 物質の環境への影響に関するデータを収録
  - CAplus,BABS ファイル : 書誌文献情報を収録
  - CHEMLIST ファイル : 規制情報を収録

・REACH 登録に必要な情報が得られる主な STN データベース
 
REGISTRY/
CAplus
BEILSTEIN/
BABS
CHEMLIST
CHEMSAFE
HSDB
MSDS-OHS
RTECS
TOXCENTER
名称
(化学名,商品名,略称など)
識別番号
(EINECS番号,RTECS番号,
CAS登録番号など)
分子式,分子量
 
 
 
構造式
       
 
物性
 
   
危険性および取扱いデータ
 
 
毒性データ
 
環境データ
 
   
書誌情報
         

CHEMLIST ファイルで得られる REACH 関連情報
   CHEMLIST ファイルは化学物質の規制に関するデータベースです.特に世界の主要な既存化学物質台帳における物質収載状況を調査することができます.
 CHEMLIST ファイルには,REACH 規制に関する下記の情報が収録されています.
 
- RSTR,EECL フィールドに収録されている情報
  -  免除されている物質(Exempt from Registration, Annex Ⅳ, EC 1907/2006)
  -  製造に関する制限を受けている物質(Dangerous Substances and Preparations, Annex ⅩⅦ, EC 1907/2006)
  -  高懸念物質(SVHC)の候補リスト収載物質(Candidate List of Substances of Very High Concern for authorisation)

・レコード例
RSTR,EECLレコード例

INV フィールドに収録されている情報
  - 予備登録物質の中間リスト収載物質(Intermediate List of Pre-Registered Substances)

・レコード例
INVフィールドレコード例

 REACH 規制の詳細については下記のサイトをご覧ください.
 http://ec.europa.eu/environment/chemicals/reach/reach_intro.htm

P.8-9 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》

STNアラート No.6
引用情報検索のアラート
 本稿は STN アラートに関するシリーズ記事の 6 回目です.今回は引用情報検索のアラートをご紹介します.

引用情報とは
 引用情報とは,図のように特許や文献の主題に関する参考情報として引用された先行技術文献や関連情報を指します.

* 特許 C から見ると,特許 A,B は引用特許・論文(青色), 特許 D は被引用特許(緑色)と呼びます.


引用特許・被引用特許を調査するメリット

調査のメリット

 上記のように引用・被引用特許調査は発明に関する非常に有効な情報源となりうることから,侵害調査や無効調査,先行技術調査,技術動向調査など幅広く特許調査に用いられています.

STN に収録されている引用情報
 STN の特許データベースの中には,引用情報を収録しているデータベースが数種類ございます.

引用特許を収録している代表的なデータベース
データベース
特徴
PCI 10 特許発行機関(一部の年代では 最大 16 特許発行機関)の引用・被引用情報を収録
審査官引用と発明者引用 (一部の年代・国)を収録
ベーシック特許・対応特許両方の引用情報・被引用情報を収録
INPADOCDB/
INPAFAMDB
11 特許発行機関の引用情報を収録
審査官引用と発明者引用(一部の国)を収録
ベーシック特許・対応特許両方から引用情報を収録
CAplus/CA 7 特許発行機関と主要雑誌論文の引用情報を収録
特許の引用情報は,審査官引用かつベーシック特許の引用情報を収録
*  他にも,USPATFULL/USPAT 2,WPIFV,IFIPAT/IFIUDB/IFICDB, FRANCEPAT, PATDPAFULL, PATDPA ファイルがあります.
*  文献の引用情報を収録しているデータベースは,SciSearch, CAplus/CA ファイルがあります.

 特許情報における引用情報の調査では,PCI ファイルや INPADOCDB ファイルを利用すると効果的です.

アラートを活用した効果的な調査例

調査テーマ

 引用・被引用特許情報どちらも有用な情報ですが,アラートのメリットである定期的にいち早く情報を入手するという点を生かすには,被引用特許の調査がより適しています.

 そもそも,興味ある特許を引用している特許は,自社にとって関連の深い特許であり,また競合特許の可能性もある特許です.このような特許を見つけ出すには,定期的に特許明細書をくまなく見るという方法がありますが,非常に手間と時間のかかる作業です.一方,STN のアラートは,興味ある特許を引用している特許情報を自動的に入手することができますので作業効率が大幅にアップします.

1-1. 経済的なアラートの設定のコツ(PCI ファイル)
各料金は 2008 年 12 月現在

 アラートの料金は,以下の 3 つの項目の合計で決まります.

 「SDI 検索料」 + 「表示料」 + 「入手方法関連の料金」

  経済的に実行するには,「SDI 検索料」「表示料」がポイントになります.
  なお,電子メールで入手する場合は,入手方法関連の料金は課金されません.
  入手方法関連の料金の詳細につきましては STNews Vol. 24 No.6 P18 をご覧ください.
  http://www.jaici.or.jp/newslet/24-6.pdf

 i) SDI検索料の節約のポイント(PCI ファイル)  

 SDI 検索料の金額を下げることはできませんが,一つのアラートに複数の特許番号を指定することで,特許番号一つあたりの SDI 実行料を下げることができます.
 また特許番号を後で追加するといったことも可能ですので,一つのアラートを設定すれば,多くの特許引用情報を継続的に調査できます.

例: ある 10 個の特許についてアラートを設定する場合,
   
  一つずつ設定する場合 20,604円 × 10 = 206,040 円
まとめて設定する場合 20,604 円のみ
   

 大量の特許番号を簡単にまとめる方法につきましては,STNews Vol. 24 No.6 P19をご覧ください.
 http://www.jaici.or.jp/newslet/24-6.pdf

 なお,INPADOCDB ファイルでは PCI ファイルと比較してアラート実行料が約 1/10(2,385 円)ですので気軽に設定できます.(2-1 参照)

 ii) 表示料の節約のポイント(PCI ファイル)  

 PCI ファイルには,様々な表示形式がありますが,CDP,CGP 表示形式が一番経済的です.これらは一件あたり,211 円と他の表示形式と比較して安く,また引用情報の対応を簡単に確認することができます.
 特に,自社引用も含めるアラートの設定では,ヒットする回答は必ず 1 特許あたり 1 件ですので,多くの特許に引用された場合でも 211 円の表示料金で確認できます.

1-2. アラートの設定のコツ(PCI ファイル)  

 PCI ファイルでアラートを設定するときのポイントは下記の表のとおりです.自社引用を含めるかどうかで検索フィールド,表示形式等が異なりますのでご注意ください.

自社引用を除いた被引用特許調査のためのアラートのポイント
項目
ポイント
質問式 自社引用を除くときは,
=> S 引用される特許番号/PN.D を用いて検索したのち,自社の特許出願人を除きます
例: => S L# NOT(A社の出願人コード/PACO OR A社/PA)
更新コード ED. UPP. UPのうち,引用/被引用情報の追加をウォッチングする場合は UP を選択します
重複除去 一度入手した回答でも,情報が追加されている場合に再度表示するかどうかを指定します
 ・特許ファミリー単位で引用情報の追加を確認するだけでいい場合は,重複除去をします(Y)
 ・各対応特許についても引用情報の追加を確認する場合には,重複除去はしません(N)*
表示形式 自社引用を除く,ある特許を引用している特許(被引用・後願特許)を調査する場合は,CDP 表示形式(あるいはそれを含む定型表示形式)を選択します
*    引用情報に限定した更新日の設定がありませんので,引用情報以外の情報が追加された際にも回答が得られます.そのため,重複除去をしない場合は重複した回答が得られる場合があります

自社引用を含めた被引用特許調査のためのアラートのポイント
項目
ポイント
質問式 ある特許を引用している特許(被引用・後願特許)を調査する場合は,
=> S 引用される特許番号 /PN を用います
更新コード ED. UPP. UPのうち,引用/被引用情報の追加をウォッチングする場合は UP を選択します
重複除去 一度入手した回答でも,情報が追加されている場合に再度表示するかどうかを指定します
この場合は,重複除去はしません(N)*
表示形式 ある特許を引用している特許(被引用・後願特許)を調査する場合の表示形式は CGP 表示形式(あるいはそれを含む定型表示形式)を指定します
*    引用情報に限定した更新日の設定がありませんので,引用情報以外の情報が追加された場合も回答が得られます.そのため,前回と得られた回答がまったく同じ場合や,ヒットしたけれども回答が表示されない場合もあります.(回答が表示されない場合は,表示料金は課金されません)

1-3. アラート設定例  

 アラートの登録は,アラートを実行する PCI ファイルで行います.SDI コマンドを入力するとアラート登録が開始されます.以降はシステムからのメッセージに従って入力していきます.:(コロン)プロンプトで.(ピリオド)を入力すると,カッコ内のオプションが選ばれます.

テーマ:自社の特許を引用している他社の特許を調査する(自社引用は除く).また重複除去を行う.

アラート設定例
*    電子メールで入手する場合は,毎回アラートが実行された旨を STNmail ファイルで確認することができます.STNmail ファイルのメールは,表示後も保管していると保管料が課金されます.不要なメールは削除してください.

1-4. アラート結果の自動受け取り  

 アラートを登録した後は,指定した検索条件に従って自動検索され,継続して最新情報を入手することが可能となります.今回の利用例のように送信先にインターネットメールアドレスを指定すると,リンク付きの電子メールが定期的に送信されてきます.
 電子メールにはファイル形式ごとに 4 つのリンク(RTF,PDF,HTML,テキスト)があり,これをクリックすると,回答をダウンロードできます.リンクの有効期間は 90 日間です.その間であれば何度でもダウンロードすることができます.
 なお,入手した情報は関係者間で共有・蓄積することができます.(データのご利用には制限がありますが,利用制限を越える場合は Keep & Share Program によって著作権処理を行えます).

参考:アラート登録に必要な項目(色つきの項目は,PCIファイルの設定時に注意が必要な項目)

アラート登録に必要な項目

アラート結果(RTF 形式のファイルをダウンロードした場合)

アラート結果

参考:ヒットした回答の特許明細書
参考

2-1. 経済的なアラートの設定のコツ(INPADOCDBファイル)
各料金は 2008 年 12 月現在

 アラートの料金は,以下の 3 つの項目の合計で決まります.

「SDI 検索料」 + 「表示料」 + 「入手方法関連の料金」

 経済的に実行するには,「SDI 検索料」「表示料」がポイントになります.
 なお,電子メールで入手する場合は,入手方法関連の料金は課金されません.
 入手方法関連の料金の詳細につきましては,STNews Vol. 24 No.6 P18 をご覧ください.
 http://www.jaici.or.jp/newslet/24-6.pdf

 i) SDI検索料の節約のポイント(INPADOCDBファイル)  

 SDI 検索料の金額を下げることはできませんが,一つのアラートに複数の特許番号を指定することで,特許番号一つあたりの SDI 実行料を下げることができます.
 また,INPADOCDB ファイルの場合 SDI 検索料が他のファイルに比べて安く,毎月の場合 2,385円です.
 PCI ファイルと同じように,同じアラートに特許番号を後で追加するといったことも可能です.

例: ある 10 個の特許についてアラートを設定する場合,
   
  一つずつ設定する場合 2,385円 × 10 = 23,850 円
まとめて設定する場合 2,385 円のみ
   

 大量の特許番号を簡単にまとめる方法につきましては,STNews Vol. 24 No.6 P19 をご覧ください.
 http://www.jaici.or.jp/newslet/24-6.pdff

 ii) 表示料の節約のポイント(INPADOCDBファイル)  

 INPADOCDB ファイルには,様々な表示形式がありますが,特許番号と引用情報を両方同時に出力するには BIB RE(BIB.M RE)表示形式や STD RE(STD.M RE)表示形式,あるいは PIRE 表示形式が一番経済的です.これらは回答一件あたり120 円と他の表示形式と比較して安く,簡単に確認することができます.

2-2. アラートの設定のコツ(INPADOCDB ファイル)  

 INPADOCDBファイルでアラートを設定するときのポイントは下記の表のとおりです.

被引用特許調査でアラートを設定するときのポイント
項目
ポイント
質問式 => S 引用される特許番号 /RPN
自社の特許出願人を除く場合は,出願人検索を併用します.
例: => S L# NOT A 社/PA,PAS
更新コード INPADOCDB ファイルには多くの更新コードがありますが,引用/被引用情報の追加をウォッチングする場合はUP を選択します
重複除去 一度入手した回答でも,情報が追加されている場合に再度表示するかどうかを指定します
 ・出願単位で引用情報の追加を確認する場合は重複除去をします(Y)
 ・公報単位で引用情報の追加を確認する場合には,重複除去はしません(N) *
表示形式 ある特許を引用している特許(被引用・後願特許)を調査する場合は,PIRE 表示形式(あるいは,それらを含む定型表示形式)を選択します
*    引用情報に限定した更新日の設定がありませんので,引用情報以外の情報が追加された場合も回答が得られます.そのため,重複除去をしない場合,重複した回答が得られる場合があります.

期間限定! アラートキャンペーン

現在,STN でのみ実現可能なアラートに対して, 1 ID につき,最大 5 万円の割引キャンペーンを 実施しています.

対象アラート
・INPADOCDB/INPAFAMDB ファイルのアラート
・SMARTracker
・配列ホモロジー検索のアラート

キャンペーン期間
2008 年 10 月 1 日 〜 2009 年 3 月 31 日

ぜひこの機会に便利なアラートをお試しください!
詳細につきましては,下記の URL をご参照ください.
http://www.jaici.or.jp/news/news.php?selectedId=547


2-3. アラート設定例  

 アラートの登録は,アラートを実行する INPADOCDB ファイルで行います.SDI コマンドを入力するとアラート登録が開始されます.以降はシステムからのメッセージに従って入力していきます.:(コロン)プロンプトで.(ピリオド)を入力すると,カッコ内のオプションが選ばれます.

テーマ:自社の特許を引用している他社の特許を調査する(自社引用は除く).また重複除去を行う.

アラート設定例
*    電子メールで入手する場合は,毎回アラートが実行された旨を STNmail ファイルで確認することができます.STNmail ファイルのメールは,表示後も保管していると保管料が課金されます.不要なメールは削除してください.

P.10-17 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》

STN アラート No7
DGENE ホモロジー検索のアラート

 特許の配列を網羅的に検索できます

 本稿は STN アラートに関するシリーズ記事の 7 回目です.今回のテーマは DGENE ファイルのホモロジー検索のアラートです.
 STN にはバイオシーケンス(核酸・タンパク質の配列データ)を配列コードから検索できる配列データベースが 4 つあります.いずれのファイルにも特許由来の配列が収録されており,特許の配列調査には最適の検索システムと言えます.

STN の配列データベース
ファイル名
収録されている配列
検索タイプ
DGENE WPI に収録された世界中の特許(ベーシック特許)の配列

・完全配列検索

・完全配列 ファミリー検索

・部分配列検索

・部分配列 ファミリー検索

ホモロジー検索
PCTGEN PCT 出願の配列
USGENE 米国の公開特許・登録特許の配列
REGISTRY CAplus ファイルに収録された雑誌論文と世界中の特許(ベーシック特許)の配列

 また,調査テーマに応じてさまざまな検索タイプのアラートを登録できます.とりわけ配列の特許性を調査する場合は,多少コードの並びが異なる配列も含めて網羅的に検索できるホモロジー検索がお勧めです.

DGENE ファイルのホモロジー検索

 配列データベースのうち,DGENE / PCTGEN / USGENE の 3 ファイルでは,配列検索やアラート登録などの利用方法が同じです.ホモロジー検索においては,以下の 2 種類のプログラムを利用することができます.

BLAST
最もよく利用されています.他のプログラムに比べて高速処理できます.ギャップを考慮しないため,検出感度や選択性が低いと考えられがちですが,実際には他と比べてそれほど遜色はありません
GETSIM
FASTA 系列のプログラムです.FASTA のように近似を行うことなく,データベース中のすべての配列との間で忠実にアラインメントを行ってホモロジースコアを算定します.

 また,核酸配列を検索するのか,タンパク質配列を検索するのかを指定するため,以下の検索フィールドを利用します.核酸をホモロジー検索する場合は,配列質問式として塩基配列のほかにアミノ酸配列も使用できます.

核酸ホモロジー検索の検索フィールド
検索フィールド
検索機能
配列質問式
/SQN 塩基配列の質問式に類似した核酸を検索 塩基配列
/TSQN データベース中の塩基配列をアミノ酸に翻訳した配列を対象に,アミノ酸配列の質問式に類似した配列を検索 アミノ酸配列

タンパク質ホモロジー検索の検索タイプ
検索フィールド
検索機能
配列質問式
/SQP アミノ酸配列の質問式に類似したタンパク質・ペプチドを検索 アミノ酸配列

DGENE ホモロジー検索のアラート

 ホモロジー検索のアラートでは,回答はオンラインで入手し類似度から適当な配列を選択します.回答はシステム側に自動的に保存されますが,一定期間を過ぎると削除されます.

DGENE/PCTGEN/USGEN ホモロジー検索のアラートの概要
項 目
内 容
登録方法
RUN コマンド行の最後に ALERT と入力する
配列質問式の長さ
BLAST:10,000 コードまで
GETSIM:2,000 コードまで
実行頻度
DGENE:隔週
PCTGEN,USGENE:毎週
登録可能件数
16 件
回答の保存
回答を呼び出した場合,削除しない限り次の検索まで自動的に保存される.さらに保存しておきたい場合は,SAVE コマンドで保存する
   
回答を呼び出さなかった場合は,3 ヶ月後にシステムより自動的に削除される
保存可能件数
合計 96 セットまで自動的に保存される.97 番目の回答セットが作成される場合は,最も古い回答セットが削除される

 料金体系もユニークです.アラート実行時には課金されず,回答を呼び出す(回収する)際に「SDI 検索結果回収料」が課金されます.回答が 0 件の場合は,回答を回収する前に 0 件であることがわかります.つまり,1 件以上の回答がありそれを回収した場合のみに課金が発生するしくみです.
 アラートを登録する場合は,RUN コマンドで以下のように指定してください.

アラート登録方法
=> RUN プログラム名 配列質問式 / 検索フィールド オプション パラメータ ALERT
PLEASE ENTER ALERT IDENTIFIER(MAX. 8 CHARS):登録名
PLEASE ENTER ALERT TITLE(MAX. 40 CHARS):タイトル

プログラム名
GETSIM   ・BLAST
検索フィールド
/SQN   ・/TSQN  ・/SQP
オプション
(核酸ホモロジー検索の場合)
SIN:入力した配列コードについてホモロジー検索します(GETSIM 利用時のデフォールト)
   
COM:入力した配列コードの相補鎖についてホモロジー検索します
   
BOTH:入力した配列コードとその相補鎖についてホモロジー検索します(BLAST 利用時のデフォールト)
パラメータ
(BLAST 利用の場合)
フィルタや期待値など,9 種類のパラメータを指定できます
   
詳しくは以下をご参照ください
www.jaici.or.jp/stn/pdf/para.pdf


 また,アラートの登録内容を確認したり,回答を回収する場合も,以下のように RUN コマンドを用います.

アラート登録の確認,または回答の回収方法
=> RUN ALERT
Enter "R" to process alert results
  or "Q" to process alert queries
  or alert id to retrieve results
  or enter . for (end)
ALERT REQUEST: 項目

項 目
目 的
Q
アラートの登録内容を確認する
R
アラートの回答を確認または回収する
END
指定を中断し => プロンプトに戻る

アラート活用例
 それでは,DGENE ファイルのホモロジー検索のアラート活用例をご紹介します.今回は,ある塩基配列の相補鎖について,類似性の高い配列を GETSIM ホモロジー検索でモニタリングします.インターフェースは STN Express V8.3 を用います.

調査テーマ: 以下の塩基配列の相補鎖について, 類似性の高い配列をモニタリングする
GAGCCCTCCCAGCCTCCCAACAGCAGTTGGCCCCTAAGTCAGAATGGGAC
TAACACTGAGGCCACCCCGGCTACAAACCTCACCTTCTCCTCCTACTATC
AGCACACCTCCCCTGTGGCGGCCATGTTCATTGTGGCCTATGCGCTCATC
TTCCTGCTCTGCATGGTGGGCAACACCCTGGTCTGTTTCATCGTGCTCAA

1.アラートを登録します

  以下のルールに従い,配列質問式のテキストファイルを作成します.

・配列コードのみを入力します.
・曖昧コードは利用できますが,ギャップ記号・特殊記号は利用できません.
・スペースは含まれていてもかまいません.
・一行 300 文字以内に分割します.

テキストファイル作成

  DGENE ファイルで配列質問式をアップロードします.
     
   
=> FILE DGENE   ← DGENE ファイルに入ります

Discover! ウィザードウィンドウの「検索」タグを選択し「質問式のアップロード」をクリックします.

Discover!ウイザードウィンドウ

Discover! ウィザードウィンドウが開いていない場合は,セッション画面上のアイコンアイコンをクリックしてください.

  参照」をクリックして配列質問式のファイルを選択し「次へ」をクリックします.
     
  DGENE」を選択し「終了」をクリックすると配列質問式がアップロードされます.


アップロードウィザード

=> UPL R BLAST
UPLOAD SUCCESSFULLY COMPLETED
L1   GENERATED

=> D LQUE L1           ← 配列質問式の内容は表示確認できます

L1    ANSWER 1  DGENE  COPYRIGHT 2008 THOMSON REUTERS on STN 
LQUE  GAGCCCTCCCAGCCTCCCAACAGCAGTTGGCCCCTAAGTCAGAATGGGACTAACACTGA
      GGCCACCCCGGCTACAAACCTCACCTTCTCCTCCTACTATCAGCACACCTCCCCTGTGG
      CGGCCATGTTCATTGTGGCCTATGCGCTCATCTTCCTGCTCTGCATGGTGGGCAACACC
      CTGGTCTGTTTCATCGTGCTCAA

  RUN コマンドでアラートを登録します.

=> RUN GETSIM                                        ← GETSIM ホモロジー検索の指示
PLEASE ENTER SEQUENCE QUERY OR ?:L1 /SQN COM ALERT   ← COM で相補鎖検索,ALERT でアラート登録を指示
PLEASE ENTER ALERT IDENTIFIER (MAX. 8 CHARS):ALERTN1                      ← 登録名
PLEASE ENTER ALERT TITLE (MAX. 40 CHARS):Similarity Search of sequence 1  ← タイトル
NEW ALERT CREATED                                                         ← アラート登録の完了


2.アラートの回答を受け取ります

アラートの回答を受け取る

アラートの回答を受け取る

STN on the Web の Sequence Search Assistant

 STN on the Web では,配列検索が簡単に行えるようユーザーをサポートする Sequence Search Assistant 機能がご利用いただけます.特に DGENE / PCTGEN / USGENE の 3 ファイルについては,すべての検索タイプの配列検索をサポートしており,メニュー方式で簡単に検索していくことができます.また,アラートの登録や回答表示についてもホモロジー検索の場合は Sequence Search Assistant 機能を利用できます(ホモロジー検索以外の検索タイプのアラートを登録する場合は Alert Assistant 機能がご利用いただけます).

 STN on the Web の Sequence Search Assistant 機能を利用してホモロジー検索をアラート登録する手順を簡単にご紹介します.詳しくは「STN on the web 配列検索ガイド」(www.jaici.or.jp/stn_web/webseq.pdf)をご覧ください.

  STN on the Web に接続後,画面左のツールバーから「Search Assistants」をクリックし「Sequence Asst.」をクリックします.

  Sequence Search Assistant
画面が表示されたら使用するファイル(DGENE)とプログラム(GETSIM),核酸検索する旨を指定し「Continue」をクリックします.

  参照」をクリックし,予め用意しておいた配列質問式のファイルを選択して「Upload File」をクリックします.

  配列質問式がアップロードされ,L 番号が付与されます.ここで,検索オプションと検索モードを以下のように指定して「Search」ボタンをクリックします.これで登録は完了します.
       
    - Select the search option: compl. Strands(入力した配列の相補鎖のみを検索)
     
    - Select search mode: Alert(SDI)(アラートを登録)
     
    - Enter an identifier: アラート登録名
     
    - Enter a title: タイトル


補足情報

 DGENE ファイルホモロジー検索の詳細や各インターフェースの操作方法にてついては以下をご参照ください.また,お気軽にヘルプデスクにお問い合わせください.

DGENE/PCTGEN/USGENE BLAST ホモロジー検索のパラメータ
 www.jaici.or.jp/stn/pdf/para.pdf

STN on the web 配列検索ガイド:
 www.jaici.or.jp/stn_web/webseq.pdf

STN の配列検索関連資料
 www.jaici.or.jp/stn/stn_doc_02.html#06
ヘルプデスク:
 www.jaici.or.jp/helpdesk/index.htm

P.18-23 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
STN アラートキャンペーン実施中
アラート実行料が最大5万円分まで無料に!
 STN ではただいまアラートキャンペーンを実施しています.そこで本稿では,キャンペーンの詳細をご紹介します.
 STN のアラートは,日本国内だけでなく世界中の科学技術情報をウォッチングする際にお役立ていただけます.また,きめ細かく条件を指定して目的の情報を的確に入手できるというメリットがあります.今回のキャンペーンは,STN 独自の機能を持つ 3 タイプのアラートについて,ID ごとにアラート実行料を最大 5 万円分まで無料とするものです.

キャンペーン概要

 STN の ID ごとにキャンペーン対象アラートのアラート実行料を最大 5 万円分まで無料といたします.ID を複数お持ちの場合は,各 ID ごとにキャンペーンに参加できます.


IDを二つお持ちの場合の参加例
 ABCDEF11: SMARTracker の実行料が最大 5 万円分まで無料となります
   
 ABCDEF22: INPADOC のアラート実行料が最大 5 万円分まで無料となります

キャンペーン対象アラート

 以下の3タイプの新規登録アラートが対象となります.

 キャンペーンでは,同一のIDで複数のタイプにご参加いただけます.その場合は,参加した複数アラートのアラート実行料の総額から最大5万円分まで無料といたします.なお,既存アラートの再登録は対象外となりますのでご注意ください.また回答出力料は別途課金されます.

キャンペーン期間

2008年10月1日〜2009年3月31日

 2008年10月1日以降に新規登録した分の上記期間中のアラート実行料が割引対象となります.
 また,今回のキャンペーンで登録したアラートは,自動的に削除されるものではありません.キャンペーン期間終了後,またはアラート実行料が 5 万円を超えた場合は課金が発生します.アラートの実行の中止を希望される場合は DELETE コマンドで削除してください.

無料で実行できるアラート実行回数

 STNアラートキャンペーンに参加した場合,無料で実行できるアラート実行回数は以下のとおりです.
タイプ 1:SMARTracker
ファイル名 毎週の実行料* 隔週の実行料* 無料で実行できる回数
CAplus/HCAplus
/ZCAplus
5,640円 10,400円 毎週 : 8 回
隔週 : 4 回
CA/HCA/ZCA 10,100円 隔週 : 4 回
*    回答を電子メールまたは郵送で入手する場合,SMARTrackerの実行料には20件分の回答出力料が含まれます.つまり,回答が20件以内の場合は回答出力料は発生しません.

タイプ 2:INPADOC のアラート
ファイル名 毎週の実行料 毎月の実行料 無料で実行できる回数
INPADOCDB 477円 2,385円 毎週 : 104回
毎月 : 20回
INPAFAMDB 636円 2,544円 毎週 : 78回
毎月 : 19回

タイプ3:配列ホモロジー検索のアラート
ファイル名 毎週の実行料* 隔週の実行料* 無料で実行できる回数*
REGISTRY 924円 924円 毎週 : 54回
隔週 : 54回
DGENE 1,360円 隔週 : 36回
PCTGEN 1,352円 毎週 : 36回
USGENE 891円 毎週 : 56回
*    DGENE/PCTGEN/USGENE ファイルでは実行料の代わりに SDI 検索結果回収料があります.回収しない場合は課金が発生しないため,無料で実行できる回数が増える可能性があります.

ご注意いただくこと

 このキャンペーンの参加につきましては,ご注意いただきたい点がいつくかございます.


ヘルプデスク・技術資料

 ご不明な点がありましたら,お気軽にヘルプデスクにお問い合わせください.

 STNヘルプデスク:
 http://www.jaici.or.jp/helpdesk/index.htm

 また,アラートの登録方法につきましては,以下の資料もご参照ください.

 タイプ1:SMARTrackerの登録例
 http://www.jaici.or.jp/newslet/24-3f/index.html#02

 タイプ2:INPAFAMDB/INPADOCDB のアラート
 当ニュースレターの別掲記事「STN アラート No.6」
 http://www.jaici.or.jp/stn/pdf/inpasdi.pdf

 タイプ3:REGISTRY BLASTホモロジー検索のアラート登録例
 http://www.jaici.or.jp/newslet/24-3f/index.html#3

 タイプ 3:DGENE GETSIM ホモロジー検索のアラート登録例
 当ニュースレターの別掲記事「STN アラート No.7」

 アラートの活用例
 http://www.jaici.or.jp/stn/Alert2006.pdf

 STNアラートポケットガイド
 http://www.jaici.or.jp/stn/pdf/alert.pdf

 STNアラートキャンペーンにご興味のある方は,当ニュースレターに同封してあります参加申込書にご記入の上,FAX でお送りください.参加申込書は以下のサイトからダウンロードすることもできます.
 http://www.jaici.or.jp/stn/pdf/alertcamp.pdf

 参加申込書を FAX した時点では本参加とはなりません.さらに詳しい説明書をお送りしますので,本参加の有無をご検討ください.この機会にぜひ STN のアラートをお試しいただきますようお願い申し上げます.

P.24-25 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
CAplus/CA ファイル
-Prophetic 物質の遡及収録を開始
 CAplus/CAファイルは,世界中の科学技術分野の学術論文,単行本および51ヶ国3国際機関の特許を収録する文献データベースです.

 2007年12月12日より,特許の実施例に記載されているhard dataの無い物質(「Prophetic物質」)の索引を開始致しましたが,このたび,英語,フランス語,ドイツ語で書かれた特許がベーシック特許になっている 2004年から2007年のレコードに対して,Prophetic物質の索引の遡及収録を開始しました.この作業は今年中に完了する予定です.

■ STN のアラート(自動 SDI 検索)への影響
 バックファイルへの Prophetic 物質の遡及収録による更新はアラートの対象になりません.

P.26 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
CHEMLIST ファイル
-REACH の予備登録物質の中間リストを収録
 CHEMLIST ファイルは化学物質の規制に関するデータベースです.特に世界の主要な既存化学物質台帳における物質収載状況を調査することができます.

 欧州化学品庁(ECHA: the European Chemicals Agency)は2008年6月1日から10月1日に予備登録された約38,000件の物質の中間リストを2008年10月7日に ECHA のサイト(http://echa.europa.eu/)で公開しました.

 この REACH の予備登録物質の中間リスト情報が CHEMLIST ファイルに収録されました.目的の物質が REACH の予備登録物質である場合は,INV フィールドの EINECS,ELINCS または NLP に関する情報欄に "REACH: Intermediate List of Pre-Registered Substances, ・・" と記載されます.

 詳しくは,REACH 対応における STN の活用の記事をご覧下さい.

P.26 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
MARPAT ファイル
-FSORT コマンドが利用可能に
 MARPAT ファイルは,特許中のマルクーシュ構造情報を収録するデータベースです.

 このたび,MARPAT ファイルにおいて,特許ファミリーをまとめるための FSORT コマンドが利用できるようになりました.FSORT コマンドは,同じ特許ファミリーにある特許レコードをグループ化し,L 番号を付与するコマンドです.FSORT コマンドによって特許ファミリー毎にまとめられた回答セットは,PFAM 表示形式を使って表示することができます.FSORT コマンドは,CASLINK のようなマルチファイル環境でも利用できます.

 FSORT コマンドを入力すると,各レコードの特許番号(PN)と出願番号グループ(APPS)フィールドから特許番号,出願番号および優先権出願番号を抽出し,共通の番号を持つレコードをファミリーと識別します.

 オンラインで => HELP FSORT および => HELP DISPLAY PFAM と入力すると,詳細な情報を見ることができます.MARPAT のサマリーシートもご参照ください.

■ 検索例

P.26-27 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
MEDLINE ファイル
-MeSH 改訂に伴う索引付与の一時停止
 MEDLINE ファイルは医学情報を収録する文献データベースです.当ファイルでは,MeSH (Medical Subject Headings)と呼ばれる統制語を毎年改訂しています.

 NLM (National Library of Medicine:MEDLINE の作成機関)では,2009年版 MeSH 対応のため,2008年版の MeSH が付与されたレコードの更新は2008年11月19日に終了致しました.2009年版の MeSH 付与レコードの収録開始時期は12月中旬以降を予定しております.

 アラートでご登録いただいている質問式に MeSH が含まれていますと,検索結果の回答件数が0件になる場合がございます.これは MeSH 改訂に伴う現象ですので,何卒ご理解くださいますようお願い致します.

■ アラート(自動 SDI 検索)への影響
 検索質問式に MeSH を使用している場合は, 2009年版の MeSH に対応した質問式への変更をお願い致します.

■ オンライン検索への影響
 ファイル全体が2009年版 MeSH に対応した索引になるまでは,当ファイル中の索引に2008年版と2009年版 MeSH が混在します.検索質問式に MeSH を使用している場合は,2008年版と2009年版 MeSH の両方を OR 演算して使用するようにお願い致します.

P.27-28 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
WPINDEX/WPIDS/WPIX/WPIFV ファイル
-PCT 経由のカナダ特許を追加
 WPI ファイルは,世界の41特許発行機関から発行される特許および2技術公開誌の情報を収録する特許データベースです.

 このたび WPI ファイルにおいて PCT 経由のカナダ公開特許の収録が開始されました.
 この情報の収録源はカナダ特許庁で発行している「Canadian Patent Applications」ディスク(Volume 2008/001以降)です.これは2008年7月24日(ダウエントアップデート200847)以降に更新されたレコードに収録されています.

 PCT 経由特許の種別は,国内特許出願の場合と同様 CAA1 ですが,ADT(Application Details:出願の詳細)フィールドで判別できるようになっています.PCT 経由のカナダ特許の場合,カナダの特許情報とこれに対応するPCT出願情報が収録されます.

 さらに ADT フィールドには以下の移行情報が追加されます.この情報は「PCT Nat. Entry」という文字列で識別できるようになっています.

・カナダの特許番号と特許種別
・対応する出願番号
・移行の旨がガゼットに掲載された日

 カナダ特許庁では PCT 出願が国内段階に移行しても新たに公報は発行しません.
 このため,PCT 経由のカナダ公開特許の出願情報は,対応する PCT 出願の出願情報と同じです.また,このカナダ特許の特許番号は,出願番号の番号から採られています.

■ レコード例(IBIB 表示形式)
レコード例(IBIB表示形式)

各ファイル記事の補足情報
 各ファイルの記事に関する補足情報は,データベースサマリーシートをご参照ください.または,ヘルプデスクにお問い合わせください.

最新の英語版データベースサマリーシート:
 http://www.cas.org/support/stngen/dbss/index.html
和訳版データベースサマリーシート:
 http://www.jaici.or.jp/stn/dbsummary/db.html
STNヘルプデスク:
 http://www.jaici.or.jp/helpdesk/index.htm
STN料金表:
 http://www.jaici.or.jp/stn/tariff/plindex.html
STN技術資料:
 http://www.jaici.or.jp/stn/stn_doc.html
 www.cas.org/ONLINE/STN/doc.html
 www.stn-international.de/training_center/mat_sea_stn.html

P.28-29 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
STN コマンド
-SET SPELLINGS コマンドと SET LHISTORY コマンドの追加
 STN に2種類の新しい SET コマンド,「SET SPELLINGS」と「SET LHISTORY」が追加されました.

■ SET SPELLINGS(SET SPE)
 SET SPELLINGS ON を設定しておくと,複数の綴りをもつ単語(sulfurとsulphur,aluminumとaluminiumなど)を検索する際に綴りの違いを自動的に含めて検索することができます.これは,前方一致,中間一致,後方一致を利用した場合にも適用されます.

 さらに,同じ概念に対して異なる単語が広く使われている場合(北米とヨーロッパの違いなど),片方の単語を入力すると,自動的に対応する別の単語を含めて検索されます.なお,検索語料のかかるデータベースでも,SET SPELLINGS を使用したことによる追加の検索語に対する検索語料は課金されません.

■ 検索例
=> FILE CAPLUS

=> SET SPELLINGS ON

=> S SULFUR
        395671 SULFUR
          9408 SULPHUR
L1      400943 SULFUR
                 (SULFUR OR SULPHUR)

=> S ?ANESTHETIS?
           386 ?ANESTHETIS?
         63018 ?ANESTHETIZ?
           130 ?ANAESTHETIS?
           516 ?ANAESTHETIZ?
L2       63624 ?ANESTHETIS?
                 (?ANESTHETIS? OR ?ANESTHETIZ? OR ?ANAESTHETIS? OR ?ANAESTHETIZ?)

=> S WINDSCREEN?
           262 WINDSCREEN?
          2626 WINDSHIELD?
L3        2838 WINDSCREEN?
                 (WINDSCREEN? OR WINDSHIELD?)

■ SET LHISTORY(SET LHI)
 SET LHISTORY ON を設定しておくと,セッションを LOG H/LOG Y で終了する際に,自動的に検索履歴(使用したデータベース,検索日時,検索式)が表示されます.
 これはオンラインで D HIS NOFILE を実行した際に表示される情報と同じものです.

■ 表示例
=> LOG Y

    (FILE 'HOME' ENTERED AT 16:00:52 ON 11 NOV 2008)

    FILE 'CAPLUS' ENTERED AT 16:00:58 ON 11 NOV 2008
               SET LHI ON
               S 108-78-1/REG# OR MELAMINE

    FILE 'REGISTRY' ENTERED AT 16:01:29 ON 11 NOV 2008
L1            1 SEA 108-78-1/RN

     FILE 'CAPLUS' ENTERED AT 16:01:29 ON 11 NOV 2008
L2        11422 SEA L1
L3        46295 SEA L2 OR MELAMINE
L4       584123 SEA TOXIC?
L5       387628 SEA KIDNEY? OR RENAL?
L6           20 SEA L3 AND L4 AND L5

           D L6 1-20 bib, abs

これらの2つの SET コマンドはデフォールトでは OFF になっています.
   
これらの SET コマンドを恒久設定にする場合には,PERM を付与し,SET SPELLINGS ON PERM,SET LHISTORY ON PERM と入力して下さい.
   
SET コマンドの詳細情報は,=> HELP SET SPELLINGS または => HELP SET LHISTORY で確認できます.

P.29-30 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
アラート
-アラート設定時の更新コードの指定がわかりやすく
 アラートとは,予めご登録いただいたテーマについて,STN で検索した最新情報を定期的にお届けするサービスです.STN の大半のデータベースでは,アラート(自動 SDI 検索)がご利用いただけます.

 このたび,アラート(自動 SDI 検索)登録時の更新コードオプションの表示が変更され,各ファイルで選択可能な更新コードの一覧が表示されるようになりました.

■ 表示例

WPINDEX ファイル

変更前

ENTER UPDATE FIELD CODE (UP) OR ?: 

変更後

変更後
*    各ファイルの更新コードは,ファイルに入ってから,矢印プロンプト(=>)の後に HELP UPDATE と入力して確認することができます.

■ この変更による既存のアラートに対する影響はありません.
 既存のアラートは変更の必要性なく,従来どおり実行されます.


P.30-31 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》

ChemPort
-韓国特許と中国特許の原報へのリンクを強化,In-House リンクを強化
 ChemPort は,科学技術分野の文献・特許の原報へのリンクを提供する Web サービスです.

 このたび,KIPRIS(韓国特許情報院の特許データベース)と SIPO(中国特許庁)へのリンクが追加されました.

 KIPRIS または SIPO から特許公報を入手する方法は JPO の場合と同様です.まずリンクをクリックすると検索画面が表示されます.ここで特許番号を入力して検索してください.

 「Web 上の原報サービス」欄のリンクを利用できる特許は現在のところ,韓国登録特許,中国公開特許,中国実用新案です.

 また,原報である雑誌記事や特許全文へリンクする In-House リンクに OpenURL や CAS の形式に対応した筆頭著者の名前などの情報が加わりました.

 詳細は以下のサイトをご参照下さい.
 http://chemport.cas.org/html/english/openurl.html
 http://chemport.cas.org/html/english/inhouse_info.html
 http://chemport.cas.org/html/english/inhouse_ourl.html


P.31 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
STN Easy
-CHEMSAFE ファイルが利用可能に
 STN Easy は STN の主要なデータベースをコマンドを一切使わずに,日本語メニューで検索することができる Web サービスです.

 このたび,STN Easy で CHEMSAFE ファイルが利用可能になりました.

 CHEMSAFE ファイルは,可燃性物質(液体,ガス,粉塵)及びその混合物の安全性に関するファクトデータベースです.およそ2,800種類の可燃性物質および500種類の混合物について引火点,爆発限界,最低発火エネルギー,自己発火温度などの物性を収録しています.

 当ファイルは「化学品安全性」カテゴリーに含まれています.検索フィールドとしては,「キーワード」,「レコード番号」,「分子式」,「化学物質名」,「物性」,「CAS 登録番号」をご利用いただけます.

P.31 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
JAICI ホームページを活用しましょう(5)
■ STN ニュース

 STN 関連の過去のお知らせ等をお探しの場合は,“STN ニュース”のページをご覧ください.STNニュースのページでは,トップページに掲載された最新情報,STNewsline,STNews の情報をまとめて公開しています.

【アクセス方法】
 トップページ→ STN 技術資料→ STN ニュース
 http://www.jaici.or.jp/newslet/index.htm

  最新情報
トップページに掲載された最新情報を一覧できます.
     
  STNewsline
E メールで配信されるニュースレターです.バックナンバーの閲覧やご購読のお申し込みができます.(無料)
     
  STNews
冊子体で発行されている STNews を HTML 版,PDF 版でご覧いただけます.

 なお,バックナンバーには現在は無効になった古い情報もありますが,何卒ご了承ください.

JAICIホームページ

P.32 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
STN 特許セミナーを開催いたしました
 2008年11月18日,「STN 特許セミナー」を開催いたしました.大変多くの方にご参加いただきまして,ありがとうございました.

 弊協会では,CAplus/CA ファイルの日本特許の抄録作成・索引作業を行っており,STN における科学技術分野の特許情報の提供の一端を担っております.そこで本セミナーでは,これまであまりご紹介する機会のなかった,日本特許の収録作業の概要をご紹介いたしました.

 また STN のユーザーグループである PLASDOC オンライン研究会 STN グループの皆様より以下のテーマのご研究について発表していただきました.
 「辞書検索で構造検索と同等の回答を得られるか?」

 本セミナーの資料は弊協会ホームページhttp://www.jaici.or.jp/stn/stn_doc_03.html#5よりダウンロードできますので,ぜひご活用ください.

■ CAplus/CA ファイルの作成について
Q>   CA の抄録中の構造図と REGISTRY ファイルの構造図に違いはありますか?
A>   CAplus/CA ファイルの抄録中の構造図は抄録作成者が自由に作成するイメージ図です.
それに対して,REGISTRY ファイルは結合表を元に構造図を入力しています.
また,REGISTRY ファイルでは互変異性体でどちらを優先するかなどのルールが存在するため,CA の抄録中の図と同じ構造図を収録しているわけではありません.
     
Q>   日本公開特許の半分,および登録特許は CAS で処理しているとのことですが,それはベーシック特許ですか?もしそうだとすると,抄録・索引作成の際,言語の問題はないのでしょうか?
A>   CAS には日本語を読むことができるスタッフがおりますし,日本人のスタッフも働いておりますので,言語の問題はありません.ご安心ください.
     
Q>   公開、補正、登録などと出ている場合に,どの特許まで索引に含まれるのでしょうか?
A>   ベーシック特許としてそのような公開特許を収録する場合,その公開特許の中にすでに補正が組み込まれていれば索引の対象になります.
しかし,公開の後に補正が出た場合は,公開特許のみが索引対象です.
     
Q>   特許の抄録は公開公報の要約の英訳ではないのですね?
A>   参考にはしますが,単なる英訳ではなく,新たに作成しています.

■ 辞書検索で構造検索と同等の回答を得られるか?
Q>   部分構造検索で INCOMPLETE になってしまった場合,辞書検索の検索結果に対してサブセット検索を利用する回避方法がありますが,スクリーンよりも有用なのでしょうか?
A>   スクリーンでも絞り込めないとき辞書検索でのサブセットは有効です.
スクリーンは有効な場合と有効でない場合があります.
Screen Dictionary にはスクリーンでのパーセントが記載されており,そのパーセントが小さいほど有効なスクリーンです.

■ STN の特許データベースの最近の強化
Q>   /CLM フィールドでキーワード検索を実行すると,すべてのクレームが検索対象になるのでしょうか?
A>   はい.メインクレームのみ収録している国,全クレーム収録している国という違いはありますが,すべてのクレームの部分が検索対象となります.
     
Q>   PCT 出願公報と国内出願公報の両方をベーシック特許として収録するようになったベーシック特許の定義拡大により,現在どのくらいの件数が収録されたかわかりますか?
A>   2008年に約7,500件程度の追加が予想されていましたが,2008年11月現在 約4,600件程度収録されています.

STN特許セミナー


P.33 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
2009 年 STN 料金について
 2009 年1月1日より STN 搭載データベースの料金が改定されます.

 STN 東京サービスセンターでは,全データベースの料金表を作成しておりますが,印刷版は1月中旬にお客様にお届けする見込みでございます.PDF 化が終了した料金表につきましては,順次下記 URL に搭載して参ります.

 お手数ではございますが,全データベースの料金表(印刷物)の発行までホームページをご参照いただきますよう宜しくお願い申し上げます.

STN 料金表ホームページ
 http://www.jaici.or.jp/stn/tariff/plindex.html


P.34 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》
STN 講習会のご案内
2009年1月 〜 2009年3月
スケジュール
化学情報協会はSTNを有効にご利用いただくために講習会を開催しております.追加講習会の日程を含む,最新のスケジュールにつきましては,ホームページ(https://www.jaici.or.jp/seminar/seminar_time.php)をご覧ください.
日付 東京(化学情報協会講習会室) 日付 大阪(千里ライフサイエンスセンター)
1月 15日 (木)
1月 15日 (木)
1月 16日 (金)
1月 22日 (木)
1月 23日 (金)
1月 30日 (金)
はじめての STN 10:00-12:00
STN コマンド入門 13:00-16:00
CA 文献検索 10:00-16:00
化学物質検索Ⅰ-基礎 10:00-16:00
化学物質検索Ⅱ-構造 10:00-16:00
反応情報検索 10:00-16:00
1月 20日 (火)
1月 20日 (火)
1月 21日 (水)
1月 27日 (火)
1月 28日 (水)
はじめての STN 10:00-12:00
STN コマンド入門 13:00-16:00
CA 文献検索 10:00-16:00
化学物質検索Ⅰ-基礎 10:00-16:00
化学物質検索Ⅱ-構造 10:00-16:00
2月 3日 (火)
2月 3日 (火)
2月 4日 (水)
2月 5日 (木)
はじめての STN 10:00-12:00
STN コマンド入門 13:00-16:00
特許Ⅰ 10:00-16:00
特許Ⅱ 10:00-16:00
2月 26日 (木)
2月 26日 (木)
2月 27日 (金)
はじめての STN 10:00-12:00
STN コマンド入門 13:00-16:00
CA 文献検索 10:00-16:00
3月 3日 (火)
3月 3日 (火)
3月 4日 (水)
3月 5日 (木)
3月 6日 (金)
3月 17日 (火)
3月 17日 (火)
3月 18日 (水)
3月 19日 (木)
はじめての STN 10:00-12:00
STN コマンド入門 13:00-16:00
CA 文献検索 10:00-16:00
医学・薬学情報検索 10:00-16:00
ポリマー検索 10:00-16:00
はじめての STN 10:00-12:00
STN コマンド入門 13:00-16:00
化学物質検索Ⅰ-基礎 10:00-16:00
構造検索を用いた特許調査-MARPAT 10:00-16:00
3月 12日 (木)
3月 13日 (金)
医学・薬学情報検索 10:00-16:00
タンパク質・核酸配列検索 10:00-16:00

受講料金

コース概要及び受講料金の表中料金には別途消費税がかかります.

化学情報協会の賛助・維持会員,ならびに大学の職員・学生の方は下記のカッコ内の割引料金(別途消費税がかかります)となります.はじめてのSTNは無料です.

●STNコマンド入門 ●特許Ⅰ  ●特許Ⅱ
●医学・薬学情報検索
●無料講習会を
除く左記以外
2,000円
(1,000円)
4,000円
(2,000円)
5,000円
(3,000円)

申込方法
化学情報協会ホームページ(https://www.jaici.or.jp/seminar/seminar_time.php)で空席をご確認のうえ,オンライン申し込み,またはFAXにてお申し込みください.
お申し込みいただいた方には,受講票(案内図付き)と請求書を郵便にてお送りいたします(定員になり次第,締め切らせていただきます).お申込から1週間以内に受講票と請求書が届かない場合は,お手数ですが講習会係(Tel:0120-151-462,E­mail:workshop@jaici.or.jp)までご連絡下さい.受講していただく際には必ず受講票が必要となります.
原則として,1回につき1社1名様とさせていただきます.複数名のお申し込みがあった場合,調整のため弊協会からご連絡させていただく場合もございます.
変更または,キャンセルを希望される場合は,必ず1週間前までにご連絡ください.これを過ぎた場合の受講料のご返金はいたしかねますので,ご了承ください.
催行人数に満たない場合は,中止させていただくことがございます.
出張講習会もお受けしております.日程,講習会料については出張講習会担当係(Tel:0120-151-462)にご相談ください.
会 場
東京会場
  東京都文京区本駒込6-25-4 中居ビル4F 講習会室
  〔交通〕JR山手線「駒込駅」徒歩4分
        都営三田線「千石駅」徒歩9分
        東京メトロ南北線「駒込駅」徒歩3分
大阪会場
  大阪府豊中市新千里東町1-4-2
   千里ライフサイエンスセンタービル9F データベース実習室(950号室)
    〔交通〕地下鉄御堂筋線 千里中央駅下車(新大阪駅より約15分)
(社)化学情報協会 情報事業部
〒113-0021 東京都文京区本駒込6-25-4 中居ビル
TEL 0120-151-462 FAX 03-5978-3600  E-mail workshop@jaici.or.jp
http://www.jaici.or.jp/seminar/smnr_stn.php

P.35 STNews Vol.25, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


2009年2月 リフレッシュセミナー開催のお知らせ

 リフレッシュセミナーは,STN 定期講習会で説明している基礎的な内容より一歩進んだ検索テクニックや,講習会を行っていないデータベースの検索方法,特別なテーマに関する調査方法をご紹介するセミナーです.
 基礎的なSTN の検索技術を習得済みの方でも,検索テクニックをブラッシュアップするよい機会となりますので,奮ってご参加ください.どのセミナーも参加費は無料です.
 今回のセミナー内容は,「物性情報 2009」「医薬品開発情報 2009」「STN コマンド応用 2009」「特許 2009」の 4 タイトルです.
 2009 年 2 月は以下の日程で開催いたします.
 
【東京会場】(社)化学情報協会 4F 会議室
 
 2月19日(木),2月20日(金)
 2月24日(火),2月25日(水)
 
【大阪会場】千里ライフサイエンスセンター 903-905号室
 
 2月5日(木),2月6日(金)
 
 各セミナーの内容の詳細や開催スケジュール,お申し込みにつきましては,弊協会ホームページをご覧ください.
 https://www.jaici.or.jp/seminar/smnr_refresh.php



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