SciFinder ユーザーインタビュー

細胞培養に使う試薬の物性を調べるのにSciFinderが欠かせない
  • 福井先生のインタビュー風景
  • JAICI:SciFinderを使われるようになったきっかけを教えてください.
  • 福井先生:初めて使ったのは学生時代です.当時は応用化学専攻で,芝浦工大に来られたばかりの生命科学系の浦野四郎教授の研究室に入りました.ところが,それまで芝浦工大には生命科学系の研究をする先生がほかにいなかったため,図書館にこの分野の資料がなく,いつも調べ物は他の研究所や国会図書館など外に行かなければならなくて非常に不便でした.ちょうどそのころ,さまざまな情報サービスが紙媒体からオンラインへと移行していたころだったので,他の化学系の研究室と連携して,化学系の代表的なデータベースであるSciFinderを入れてもらえるよう,図書館に働きかけました.その後,導入が実現したので本当に助かりました.
  • JAICI:今はどんな時によく使われていますか?
  • 福井先生:神経細胞を培養する際に阻害剤や毒性物質などの薬剤を使いますので,その化学構造や物性を調べるのによく使っていますね.ビタミンEの研究でも物性を調べますのでよく使います.NMRスペクトルのチャートもすぐ出てくるので助かりますね.融点や沸点などの物性を論文検索だけで調べようと思ったら,途方もなく大変ですから,SciFinderは欠かせません.
  • SciFinder_Analyze
  • 文献検索したとき,著者別に解析する機能も便利ですね.その研究では誰がトップランナーなのか,誰と誰とが共同研究しているかなどの関係性がわかるのでよく見ています.単に著者名を入力して検索するだけではわからない情報が得られます.