情報技術部

科学技術情報の効果的な提供をサポート

情報技術を一手に担う部署です.機械翻訳に関わる研究開発やデータベース入力の効率化を推進する開発グループと,システムインフラの運用保守を担当し協会内の日々の業務をサポートするシステムグループの 2 グループにより構成されています.日本のユーザーがより快適にデータベースサービスを利用できるようにするための開発を行っています.また,より効率的に協会内の業務が進むようなシステムの提供を目指しています.


開発グループ

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科学技術情報処理のエキスパートを目指して

日英・英日機械翻訳システムを CAS データベースに応用するための研究・開発,辞書構築を行っています.

成果の一つとして,日本のユーザー向けに,検索結果の通覧を支援することなどを目的に,CAplus 英日タイトルに日本語訳を付与するサービスを CAS と協力しながら提供しています.

CAplus に収録される英日機械翻訳は,翻訳品質による自動振り分け後,一部の不適切な翻訳結果のみを部全体で分担してチェックすることにより,機械翻訳の速報性を活かしつつ一定の品質を維持しています.

もう一つは,データベースへの入力作業の効率化を推進することです.索引や抄録を正確・迅速に作成しなければならないアナリストを,日英機械翻訳を利用した入力支援システムでサポートします.科学技術が日々進歩するなか,日英・英日の翻訳システムの応用により,日本特許が公開されてから CAplus ファイルに収録されるまでのスピードアップやユーザーの検索効率アップに寄与しています.こうした翻訳システムの品質向上の取組みで培った,科学分野の辞書,日・英言語処理技術を将来に向けたサービスに展開することを目指しています.


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カタログ登録や CAS 登録番号サービスも実施

CAS サービスの代行も行っています.市販化学製品カタログデータベース CHEMCATS へのデータ登載における,日本国内サプライヤーと CAS とのやりとりを取り次ぐ業務を行っています.CAS登録番号サービスでは,新規化学物質の命名の手続きを代行しています.基本的な CA 命名規則を理解したうえで,お客様に適切な助言をすることにより,新規化学物質を化学物質データベース CAS REGISTRY ファイルに登録するのをお手伝いしています.


システムグループ

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社内インフラを支え,大切な情報を守る

当協会のシステムインフラを支える役割を担うグループです.請求システムなどの基幹業務システム,ネットワーク,メールシステム,ファイルサーバー,PC の運用・保守など,社内 IT 管理 の一切を任されています.

新製品や新技術の開発などに関わる情報を多数保持している当協会において,情報の管理には絶対的な信頼が求められています.セキュリティの確保,アクセス管理,システムの二重化など,システムが安全で安定して稼働するためにやるべきことは数多くあります.これらの大切な情報を守っていく自負を持ち,当協会の生命線となるシステムを日々支えています.


営業活動を支援するシステムを開発

請求システムなどに蓄積されたデータを営業活動に活用しやすい形で提供するシステムを開発し 2007 年より稼働させています.営業担当者は,お客様の個々の利用動向については把握しにくい場合がありますが,このシステムの稼働により利用実績の推移などを柔軟に見られるようになりました.利用実績の分析を行うことで,営業活動の効果を評価し,営業戦略立案の材料を提供する役割を果たします.ひいてはお客様に最適な提案をすることができるようになり,お客様の利益にもつなげています.



職場の声

「前職は化学メーカーの研究開発勤務でした.プログラミングは配属されてから勉強しました」
「化学出身者として,化学の世界に身をおき,進歩に貢献できていると感じられるのは,大きなやりがいです.」
「開発の段取りをシステム利用者と協調しながら進めていけるので,開発の自由度が高いのがうれしいです.」
「開発は長期的なスパンの仕事なので,完成したときの達成感がやりがいになります.」
「大学の研究室のような自由な雰囲気.発言しやすく,また提案には耳を傾けてくれる.個人の発想が新しい業務の実現に結びつく職場です.」