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2022 年 5 月 9 日 (月) | ![]() ![]() |
【参加費無料】RAS タンパク質を標的とするがん治療の展望 - CAS 記事から学ぶオンラインセミナー
STN や CAS SciFinderⁿ の提供元である CAS は,科学分野に関する様々なトピックを分析し,動向や展望をまとめ blog や Whitepaper を通じて発信しています.
本セミナーでは,CAS の記事の中から旬の話題をピックアップし日本語でご紹介します.セミナー後半では,今回取り上げたトピックに関連した検索例を CAS SciFinderⁿ や STN を用いたデモでご紹介します.
今回取り上げるテーマは 「RAS タンパク質を標的とするがん治療の展望 (CAS 記事 2021/10/26)」です.
RAS タンパク質は,細胞の成長や増殖を調節する分子スイッチとして働く物質です.この RAS タンパク質が変異すると,シグナル調節がうまくできなくなり,異常な細胞増殖やがんの形成が起こります.ヒトのがんでは RAS タンパク質の変異が多く見られるため,長年 RAS タンパク質を標的とするがん治療の研究が行われてきましたが,RAS タンパク質はとらえどころがなく “薬剤にできない” とされ,治療薬が生まれませんでした.
そして 2021 年初め,ついに RAS タンパク質を標的とした肺がんの治療薬が米国 FDA に承認されました.これを皮切りに,さらに研究が進み,RAS タンパク質の変異に起因するがんの治療薬開発につながると期待されています.
本セミナーには,どなたでもご参加いただけます.トピックにご興味のある方は,講習会スケジュールからお申し込みください.
◆開催日時:2022 年 5 月 26 日 (木) 10:30-11:30
◆申し込み受付サイト:講習会スケジュール
◆対象:本トピックにご興味のある方 (STN, CAS SciFinderⁿ の契約・利用者以外も参加可能です)
◆参加費:無料
◆オンライン会議ツール:WebexEvent (カメラ,マイクは不要です)
カテゴリー:
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