プレスリリース

[ 一覧 ]


2011 年 10 月 26 日 (水)
プロフェッショナルな特許検索に革命をもたらす新生 STN

新生 STN はユーザーが高く評価する STN の機能を維持しつつ検索・分析機能を強化して 2012 年にリリースされます

化学情報協会

化学情報協会は,米 CAS (Chemical Abstracts Service) が発表したプレスリリースを受けて,国内向けに次のとおり,お知らせいたします.米 CAS の発表情報は次のとおりです.
http://www.cas.org/newsevents/releases/newstn102411.html

[コロンバスおよびカールスルーエ発,2011 年 10 月 24 日] STN を運営する Chemical Abstracts Service (CAS) と FIZ Karlsruhe は,全く新しい STN のプラットフォームを 2012 年にリリースします.

この新しいプラットフォームにより,STN 熟練者の作業効率とユーザビリティが大きく改善されます.新機能には次のようなものがあります.
・プロジェクト指向のワークフロー
・テキスト検索と構造検索の結合
・検索式と検索結果の並行処理
・結果のリアルタイム分析
・システム上限の事実上の撤廃

FIZ Karlsruhe の Sabine Brünger-Weilandt 会長兼 CEO は「新 STN は広範囲にわたる強化を行う一方で,コマンド,高い検索精度,高品質のコンテンツなど,今日の特許情報担当者の信頼を得ている STN 独自の価値を維持してまいります」と述べています.

また CAS の Robert J. Massie 会長は「私たちは特許情報担当者に対する,確実かつ信頼性の高い検索環境の提供,また専門家によるトレーニングや充実したサポートが STN の特徴と考えています.これらは新生 STN にも引き継がれていきます」と語っています.

新しいシステムは FIZ Karlsruhe および CAS の専門家のチームが設計したもので,全世界の顧客を代表するアドバイザリーカウンシルによる知見や助言も積極的に取り入れています.委員の一人である Sanofi 社の特許情報アナリスト Mark Harper 博士は「STN の新しいプラットフォームの開発に参画できるのは大変すばらしいことです.新システムは特許情報担当者のワークフローの支援を改善することで STN 検索の効率を大幅に向上させています」と評しています.

STN アドバイザリーカウンシルへのα版公開が年内に予定されており,その後 STN の定額契約の顧客に 2012 年に公開されることになっています.この時点では CAS と Thomson Reuters の主要データベース,いくつかの特許全文ファイル,その他一連の重要な機能が含まれます.その他のデータベースや機能も追って追加する予定です.

現行の STN システムは,STN Express および STN on the Web を含め,新プラットフォームの開発完了まで引き続き使用可能で,サポートも提供されます.

関連リンク
http://www.cas.org/products/stnfamily/index.html
http://www.stn-international.de

STN について
STN® は網羅性,速報性,品質に優れた検索ツールとして,世界の主要な特許庁を含む特許専門家に使用されています.STN は 170 以上のデータベースを提供しており,科学技術の研究に関する公開された情報を 1 ヶ所から得ることができる最高の情報源です.STN のデータベースは STN Express®, STN® on the WebSM および STN Easy® からアクセスできます.STN は全世界的に CAS と FIZ Karlsruhe によって共同で運用されており,日本では化学情報協会が代理店となっています.

CAS について
Chemical Abstracts Service (CAS) は米国化学会 (American Chemical Society) の一部門で,化学情報に関する世界的権威です.STN のデータベースは CAS の専門家による監修と品質管理を受けており,世界の化学・製薬企業,大学,政府機関,特許発行機関によって権威が認められています.これらのデータベースと高度な検索・分析機能を結合して提供される SciFinder®, STN®, Science IP® などのサービスを通じて CAS は科学的発見に関する最も進歩した網羅的なデジタル情報環境となっています.詳しくは http://www.cas.org をご覧ください.

FIZ Karlsruhe について
FIZ Karlsruhe - Leibniz Institute for Information Infrastructure は,世界の科学技術情報の利用を促進し,また関連サービスを提供することにより,国内外における知識の普及と技術革新の支援を図ることを使命とする非営利組織です.
事業内容は下記のとおりです.
・STN International:科学技術研究および特許に関する世界の指導的なオンラインサービス
・KnowEsis:科学のあらゆる分野で,最初の着想から最終的な公開に至る研究の全過程を支援する革新的な e サイエンス・ソリューション
・データベースおよび情報サービス:数学,コンピュータ科学,結晶学,化学,エネルギー技術に関するデータベースおよび学術ポータル
FIZ Karlsruhe はドイツの 87 の研究およびインフラストラクチャー機関から成る Leibniz Association (WGL) の一員です.詳しくは www.fiz-karlsruhe.de をご覧ください.


●本件の報道関係者からのお問い合わせ先
化学情報協会
広報グループ  千葉 路子
〒113-0021 東京都文京区本駒込 6-25-4 中居ビル
Tel: 03-5978-3608
Fax: 03-5978-3600
http://www.jaici.or.jp/

PRクエスト(株) 菊池 泰功  Tel: 03-5365-2760