S T N e w s
Vol.29,  No.1,  Jan, Feb 2013

Vol.29 No.1 2013年 1・2月号 日本版 編集・発行:化学情報協会


STNews

目     次
2013年の始まりに寄せて 2
日本特許の全文データベースJPFULL ファイルがリリースされました! 4
共通の語尾をもつ医薬品の名称検索 10
CAplus 12
ReaxysFile セミナー(実習付き) 11
STN on the Web 活用セミナー(実習付き) 11
AGRICOLA ファイル 18
EMBASE ファイル 18
IMSPATENTS ファイル 19
INPADOCDB/INPAFAMDB ファイル 20
JPFULL ファイル 21
MARPAT ファイル 21
MEDLINE ファイル 21
METADEX ファイル 21
ReaxysFile ファイル 22
USGENE ファイル 22
WPINDEX/WPIDS/WPIX ファイル 23
アラート 23
STN コマンド 23
STN Viewer 23
FIZ AutoDoc 機能強化のお知らせ 24
STN 講習会 24
ホームページの資料掲載のお知らせ 25
STN インターネットセミナー 26
STN 出張講習会 27
ReaxysFile セミナー(実習付き) 28
STN on the Web 活用セミナー(実習付き) 28

P.1 STNews Vol.29, No1  《 STNews ホームページ 》


2013年の始まりに寄せて


新年あけましておめでとうございます.

昨年もSTN をご利用いただき,誠にありがとうございました.多くの皆様に支えられ,弊協会も無事業務を遂行することができました.まずはスタッフ一同より厚くお礼申し上げます.

2012年もSTN では多くの強化が実施されましたが,その中から代表的なものについてご紹介いたします.

データベースの追加およびリロード

アジア特許情報への関心は年々高まっておりますが,STNでも皆さまの強いご要望に応えて中国特許の全文データベースである CNFULL ファイルを3月にリリースいたしました.CNFULLファイルには1985 年以降発行の中国公開・登録特許および実用新案の全文が収録されており,そのうち標題と抄録は人手で翻訳されています.数値検索機能も利用できますので,数値限定特許の調査も可能です.

その後10月に日本特許の英語による全文データベースであるJPFULLファイルがリリースされました.日本特許を他国の全文データベースと合わせて英語で検索することができ,英語の方が的確に表現できるような概念の調査に有効にご利用いただけます.JPFULLファイルには更に強化された数値検索機能のバージョン2(後述)を搭載しました.

ReaxysFile ファイルにも大きな強化がなされました.8月のリロード時に旧GMELINファイルの無機化合物情報およびPCD(Patent Chemistry Database)と呼ばれる英語で書かれた PCT 出願, ヨーロッパ特許, 米国特許中の物質・反応情報が追加され,より広範な化学物質関連情報を提供するファイルになりました.

7月末にリリースされたPQSciTech(ProQuest Science & Technology)ファイルは,エンジニアリングからライフサイエンス分野に及ぶ広範な科学・技術情報を収録しているデータベースです.このファイルは新規ファイルではなく,STN に搭載されていたCSA(Cambridge Scientific Abstracts)が提供する 25 のデータベースを統合したものです.広い分野の情報を一つのデータベースにまとめることで,より効率的な検索が可能になりました.収録されている2,700万件以上の文献のうち約 560 万件は特許由来です.またこのファイルにも数値検索機能のバージョン2を搭載しました.

数値検索機能の強化 – バージョン2のリリース

STN が独自に開発したこの機能は,テキスト中の数値と単位を指定して物性を検索することができるという画期的なものです.2011年にPCTFULLファイルに初めて導入され,2012年には検索できる物性を55種類・94単位に拡大したバージョン2がリリースされました.バージョン2では従来は検索できなかった最大値や最小値のみで記述された数値範囲もヒットさせることができます.数値検索機能のバージョン2の詳細については,下記の資料をご参照ください.

テキスト中の数値検索機能(Version 2) http://www.jaici.or.jp/stn/pdf/nps_ver2.pdf

なお,この機能は昨年WPIファイルにも追加されました.WPIには詳細な標題や抄録,および各公報のクレームが収録されていますが,その中の数値を種類,単位および記述方法にかかわらず自由に検索できるのはSTNだけです.

アラートの強化

アラートについては,配信方法で二つの大きな強化がありました.一つはマルチファイルアラートの結果を重複を除いた状態で一括して入手できるパッケージアラートに,「毎週」の頻度が追加されたことです.従来は「毎月」のみでしたが,最新情報をいち早く効率よく入手したいというご要望に応えて「毎週」が選択できるようになりました.そしてもう一つはRSS配信です.すべてのタイプのアラートの回答をRSS配信で入手することができ,過去の回答と合わせてブラウザ上で簡単に確認することができます.もちろん構造図の表示も可能です.

STN新プラットフォームの開発

STN は新プラットフォームの開発を2010年に発表しましたが,昨年末にはいよいよSTN定額契約のお客様を対象にVersion 1ベータの提供を開始いたしました.このプラットフォームは,情報担当者や知財担当者といった情報の専門家向けのツールとして,従来のSTN の持つ重要なコンテンツとコマンドを使った詳細な検索機能を維持しつつ,システム制限といった検索上の不便な点を解消し,調査業務の流れに沿って利用できるサービスを目標に開発されています.日米欧の STN 利用者代表がメンバーとなっているSTN Advisory Council から多くのご助言をいただきながら開発を続けておりますが,Version 1のベータ版をご覧いただいたメンバーの皆さんからは「新プラットフォームとして目指している方向性は間違っていない」という心強いご意見を昨年もいただきました.なお新プラットフォームリリース後も少なくとも数年は従来ご利用のSTNの各種サービスも併用してご提供いたしますので,必要に応じて両サービスを使い分けていただくことが可能です.

2013年は新プラットフォームの更なる強化に加え,新規の特許全文データベースのリリースや各種データベースのコンテンツの追加も多く予定されております.我々スタッフも皆様に信頼されるサービスを提供するべく努力を続けてまいります.STN および弊協会のサービスについてご要望等がございましたら何なりとお申し付けください.今年も情報事業部一同の写真を載せました.講習会,セミナー,展示会等々で皆様にお会いすることがあるかと思いますが,是非お気軽に声をおかけください.

最後になりましたが,今年が皆様にとって更なる飛躍の一年になることを祈念し,年頭のご挨拶とさせていただきます.本年もどうぞよろしくお願いいたします.

化学情報協会 情報事業部長 上野京子


情報事業部一同

P.2-P.3 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


日本特許の全文データベース
JPFULL ファイルがリリースされました!


このたび,日本特許の全文データベースである JPFULL ファイルが STN に仲間入りしました.STN の他のファイルと連携した検索や,テキスト中の数値の検索など,STN 独自の使い方ができます.ぜひご活用ください.

JPFULL ファイル概要
製作者 Questel
収録内容 日本特許庁(JPO)が発行した特許および実用新案の英語の全文情報(詳細は下表参照)
収録分野 全技術分野
収録内容 書誌情報,抄録,詳細な説明,クレーム,特許分類(IPC,ECLA,ICO)
レコード構成 出願単位
収録期間 現在は 2005 年以降に出願された特許を収録.1964 年まで順次遡及収録中
収録件数 1964 年まで遡及収録完了した後,約 1,600 万件(2,200 万公報)になる予定
更新頻度 毎週
アラート 毎週(デフォールト),毎月

JPFULL ファイルの特長と利点

特長 1:日本特許を 英語に翻訳した全文を収録しています.→日本の特許と他国の特許を,英語で一括検索可能です!→日本語より英語の方がうまく表現できるタームを検索する時に便利です! 特長 2:STN 独自の 『テキスト中の数値検索』 機能(55種類の物性)を搭載しています.→パラメータ特許の検索に有効です! 特長 3:STN の 他のファイルと連携 して使用すれば,さらに様々な調査ができます.→STNは化学物質や法的状況などの調査に適した様々なファイルを搭載しています!

収録対象の主な特許種別
特許種別 公報タイプ
JPA 公開・公表特許
JPA1 再公表特許
JPB 公告特許
JPB1 公開前登録特許
JPB2 登録特許
JPC 登録特許(旧法)
JPU 登録実用新案(未審査)
JPY1 実用新案(審査済)
JPY2 実用新案(審査済,二次公報)

左表は,収録対象の主な特許種別です.

現在は 2005 年以降に出願された特許を収録しているため,黄色で示してある特許種別が収録されています.

今後は,毎週の更新ごとに遡及データも収録していき,1964 年まで遡及する予定です.収録年や特許種別は,バナーや => E A/PK で確認できます.

特長 1:日本特許を 英語に翻訳 した全文を収録しています.

JPFULL ファイルは,日本特許を英語に翻訳した全文を収録しています.フィールドによって,翻訳の形態が異なります.

レコード構成

・ JPFULL ファイルのレコード構成は,出願単位です.

日本語の翻訳

標題(TI)と抄録(AB)

詳細な説明(DETD)とクレーム(CLM)

機械翻訳された英語の情報が収録されます.

主な表示形式

・ 表示形式の後ろに .M をつけると,レコード中の全公報の情報を表示することができます..M をつけない場合は,最新の公報の情報のみが表示されます(FAM,LS,TRIAL など一部のフィールドを除く).


表示形式 内  容
BIB *1 書誌情報(最新公報の情報のみ)
STD *1 書誌情報 + 特許分類 (最新公報の情報のみ)
STD.M *1 書誌情報 + 特許分類 (全公報の情報)
デフォールトの表示形式
BRIEF *1 書誌情報,特許分類,抄録,メインクレーム(STD,AB,MCLM)(最新公報の情報)
ALL *1 書誌情報,特許分類,抄録,詳細な説明,クレーム(最新公報の情報のみ)
MAX *1 書誌情報,特許分類,抄録,詳細な説明,クレーム(全公報の情報)
TRIAL 入力日に関する情報,標題,フィールドの存在,詳細な説明のパラグラフ数,クレームのパラグラフ数(最新公報の情報のみ)
KWIC *2 ヒットタームの前後 20 語
(KeyWord-In-Context)
LS *3 法的状況
FAM *3 アクセッション番号,特許ファミリー情報
RE *3 引用情報

*1 表示形式の前に I を付けると(例:IALL)インデント形式になります
*2 基本索引に含まれるフィールドおよび特許分類のみを使用した検索については無料です
*3 INPADOCDB ファイル由来の情報です

・ 料金の詳細は,こちらをご覧ください.  
www.jaici.or.jp/stn/tariff/plindex.html


特長 2:STN 独自の 『テキスト中の数値検索』 機能(55 種類の物性)を搭載しています.

JPFULL ファイルでは,Version 2 の『テキスト中の数値検索』機能を搭載しています.下記の一覧表にある 55 種類の物性値を,94 の単位で検索することができます.

検索対象は,基本索引(標題,抄録,クレーム,発明の詳細な説明)です.

検索する時は,特定の数値または数値範囲に続いて単位と検索フィールドコードを指定します.単位を省略すると,フィールドごとに決められたデフォールトの単位で検索が実行されます.

=> S 数値 単位/検索フィールド(数値を指定して検索)

また,検索フィールドコードを /PHP フィールドで検索すると,すべての数値がヒットします.

=> S検索フィールド/PHP(すべての数値を検索)

検索フィールド一覧

検索フィールド

物性名

デフォールト単位

検索フィールド

物性名

デフォールト単位

/AOS

物質量

mol

/M

質量

kg

/BIR

ビットレート

bit/s

/MCH

質量電荷比

m/z

/BIT

保存情報

bit

/MFD

磁束密度

T

/CAP

静電容量

F

/MFR

質量流量

kg/s

/CDN

電流密度

A/m**2

/MM

モル質量,分子量

g/mol

/CMOL

モル濃度

mol/L

/MOLS

重量モル濃度

mol/kg

/CON

コンダクダンス

S

/MVR

メルトフローレート

g/10 min

/DB

デシベル

db

/NUC

栄養素含量

g/100*kcal

/DEG

角度

degree

/PER

パーセント

%

/DEN

密度,質量濃度

kg/m**3

/PERA

誘電率

F/m

/DEQ

線量当量

Sv

/PHV

水素イオン指数

ph

/DOS

投与量

mg/kg

/POW

電力

W

/DV

動的粘度

Pa*s

/PRES

圧力

Pa

/ECH

電荷

C

/RAD

放射能

Bq

/ECD

電荷密度

C/m**2

/RES

電気抵抗

Ohm

/ECO

電気伝導率

S/m

/RSP

回転速度

rpm

/ELC

電流

A

/SAR

面積

m**2

/ELF

電場

V/m

/SOL

溶解度

g/100g

/ENE

エネルギー

J

/STSC

表面張力,ばね定数

J/m**2

/ERE

電気抵抗率

ohm*m

/TCO

熱伝導率

W/m*K

/FOR

N

/TEMP

温度

K

/FRE

周波数

Hz

/TIM

時間

s

/IU

国際単位

IU

/VEL

速度

m/s

/KV

動粘度

m**2/s

/VELA

角速度

rad/s

/LEN

長さ

m

/VLR

体積流量

m**3/s

/LUMI

光度

cd

/VOL

体積

m**3

/LUME

照度

lx

/VOLT

電圧

V

/LUMF

光束

lm

 

 

 

特長 3:STN の 他のファイルと連携 して使用すれば,さらに様々な調査ができます.

STN は様々な分野のファイルを搭載しています.STN の特許ファイル間は,特許番号(PN)や種別つき特許番号(PNK)を抽出し,検索することで,別のファイルで回答を再現することができます.

検索例:ビタミン D(Vitamin D2(50-14-6),Vitamin D3(67-97-0))が医薬用途で使われている日本特許を REGISTRY ファイルと CAplus ファイルで検索し,具体的なIU(国際単位)の記述がある特許を JPFULL ファイルで確認する


JPFULL ファイルの数値検索機能に関する詳細は,STN 特許情報セミナー「新規データベース - JPFULL ファイル」の章をご参照ください.www.jaici.or.jp/stn/pdf/patent_201211.pdf

P.4-P.9 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Help Desk

共通の語尾をもつ医薬品の名称検索

抗生物質では ~mycin,ヒト化モノクローナル抗体では ~zumab のように,構造や作用,由来などが類似する医薬品は,名称に共通の語尾をもつ場合があります.このような共通の語尾をもつ医薬品を REGISTRY ファイルでまとめて検索するときは,/CNS(自然セグメント)フィールドが便利です.

自然セグメントは,化学物質名称をスペースやハイフン,カンマなど,自然な位置で切断した部分名称です.これを検索する /CNS フィールドでは,中間一致・後方一致検索が利用できるため,共通の語尾をもつ化学物質を簡単に検索することができます.

■ REGISTRY ファイルの名称検索フィールド

フィールド名
フィールドコード

検索対象

中間・後方
一致検索

完全名称
/CN

完全に一致する名称

×

自然セグメント
/CNS

スペースやハイフン,カンマなどで切断された部分名称

基本索引
/BI(省略可)

スペースやハイフン,カンマ,化学的な意味の区切れで切断された部分名称と,それらを結合した部分名称

×

「OK」をクリックすると,コマンドファイルが指定した場所に作成されます 「検索語の区切り」や「検索フィールド」などを指定します

自然セグメントは基本索引(/BI)でも検索できますが,中間一致・後方一致検索が利用できるのは,自然セグメントに限定した検索フィールド /CNS のみです.

■ 検索例:片頭痛治療薬であるトリプタン系薬剤の検索

「OK」をクリックすると,コマンドファイルが指定した場所に作成されます 「検索語の区切り」や「検索フィールド」などを指定します

REGISTRY ファイルの化学物質名称検索に関する詳細は,講習会テキスト「化学物質検索 I」をご覧ください.
www.jaici.or.jp/stn/pdf/text_chem1.pdf

P.10 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


ReaxysFile セミナー(実習付き)


ReaxysFile ファイルを利用した化学物質関連情報の検索をご紹介する無料セミナーを開催します!

ReaxysFile ファイルは化学物質同定情報,物性情報,反応情報を収録するデータベースです.2012 年 8 月にリロードが行われ,新たに無機化合物(元 GMELIN ファイル)と特許由来の化合物(実験項を含む)が収録されました.

本セミナーでは,リロード情報を含めたReaxysFile ファイルの検索方法についてご紹介します.
1 名につき 1 台の PC と練習問題をご用意しておりますので,実習も行っていただけます.
ぜひこの機会に ReaxysFile ファイルの検索をマスターしてください!

【日時】

 東京: 2 月 20 日 (水) 13:00-17:00
2 月 21 日 (木) 13:00-17:00
 大阪: 2 月 26 日 (火) 13:00-17:00
2 月 27 日 (水) 13:00-17:00

【レベル・対象者】

初級~中級レベル
        「化学物質検索 I - 基礎」をご受講済みの方(必須)

P.11 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


STN on the Web 活用セミナー(実習付き)


STN on the Web の便利な機能をご紹介する無料セミナーを開催します!

STN on the Web は,STN の検索を Web 上で実現するサービスです.STN の検索・表示ができるだけでなく,下記のような便利な機能が多数搭載されています.

検索補助(Assistants 機能)

CAplus/CA のダブルベーシック特許の重複除去を自動的に行ったり,アラートの登録を簡単に行うことができます.

ハイパーリンク機能

セッション画面の回答中に表示されるハイパーリンクをクリックするだけで,原報の入手や被引用検索,関連情報を入手することができます.

STN AnaVist,STN Viewer との連携機能

STN on the Web で検索した結果を STN AnaVist で解析したり,STN AnaVist で保存した回答を STN on the Web で呼び出すことが可能です.
また,STN on the Web で検索した特許の全文情報を STN Viewer で閲覧/評価できます.

本セミナーではこれらの機能についてご紹介します.
1 名につき 1 台の PC をご用意し,実習を通して上記機能をお試しいただけます.

【日時】

 東京: 3 月 1 日 (金) 13:30-15:30
 大阪: 3 月 8 日 (金) 13:30-15:30

P.11 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Tips

CAplus

このコーナーでは毎号 CAplus/CA ファイルをご利用いただく際に有益な情報やテクニックをお知らせします.
今回のテーマは,「イレギュラーなレコード」.CAplus/CA ファイルに収録されている,少し変わったレコードについて説明します.

イレギュラーなレコードの種類

CAplus/CA ファイルには,下記のようなイレギュラーなレコードが含まれていることをご存じでしたか?
それぞれ,「ある特別な理由」によって,同一文献,同一発明に関するレコードが複数存在するケースがあります.

● Erratum  著者等が以前の論文の誤りを訂正した場合に作成されるレコード
● Correction  CAS 側の事情により修正レコードが作成されるレコード
● 分割レコード   索引の数が多すぎたために複数レコードに分けて収録されたレコード
Erratum

CAplus/CA ファイルのレコードを表示した際に,標題中に[Erattum ...]と記載されているレコードがあります.これは,雑誌論文で著者等が以前の論文の誤りを修正した場合に,作成されたレコードです.

下図のレコード例では,標題中に「Erratum to document cited in CA156:241859」と記載されていることから,このレコード(CA157:25274)が CA156:241859 の雑誌論文の修正に伴って作成されたレコードであることがわかります.

そして,その修正の内容が抄録(AB)フィールドに記載され,新しい索引が付与された場合は,erratum という標記とともに示されます.

しかし,抄録や全索引,引用文献等については元レコードである CA156:241859 を表示して確認する必要があります.

[Erratum のレコード例]
		
AN   2012:845606  CAPLUS  Full-text
DN   157:25274
ED   Entered STN:  14 Jun 2012
TI   Optical potential obtained from relativistic-mean-field 
     theory-based microscopic nucleon-nucleon interaction.
     Applied to cluster radioactive decays [Erratum to document
     cited in CA156:241859]
AU   Singh, BirBikram; Bhuyan, M.; Patra, S. K.; Gupta, Raj K.
CS   Institute of Physics, Bhubaneswar, 751 005, India
SO   Journal of Physics G: Nuclear and Particle Physics (2012),
     39(6), 069501/1 CODEN: JPGPED; ISSN: 0954-3899
DT   Journal
LA   English
CC   70-1 (Nuclear Phenomena)
AB   On page 4, Figure 1 was incorrect; the corrected figure is 
     given and the rest of the paper is unaffected.
ST   erratum optical potential relativistic mean field theory
     cluster; optical potential radioactive decay erratum; 
     microscopic nucleon interaction cluster radioactive decay 
     erratum
IT   Nuclear optical potential
     Nucleon-nucleon potential
     Radioactive cluster decay
        (optical potential obtained from 
        relativistic-mean-field theory-based microscopic
        nucleon-nucleon interaction applied to cluster 
        radioactive decays (Erratum))
                              :

それでは,修正される前の元レコードである CA156:241859 を表示してみましょう.

このように,最初のレコードを見ても後に Erratum のレコードが有る/無しはわかりません.また CA 抄録番号で => S 156:241859/TI や => S 156:241859/BI のように検索しても,このレコードしかヒットしません.

現在 Erratum のレコードは,約 65,000 件存在します.特許の場合は修正されても Erattum のレコードは作成されません.

[Erratum の最初のレコード例]
		
AN   2012:228835  CAPLUS  Full-text
DN   156:241859
ED   Entered STN:  23 Feb 2012
TI   Optical potential obtained from relativistic-mean-field 
     theory-based microscopic nucleon-nucleon interaction. 
     Applied to cluster radioactive decays
AU   Singh, BirBikram; Bhuyan, M.; Patra, S. K.; Gupta, Raj K.
CS   Institute of Physics, Bhubaneswar, 751 005, India
SO   Journal of Physics G: Nuclear and Particle Physics (2012), 
     39(2), 025101/1-025101/10 CODEN: JPGPED; ISSN: 0954-3899
DT   Journal
LA   English
CC   70-1 (Nuclear Phenomena)
AB   A microscopic nucleon-nucleon (NN) interaction is derived from the popular
     relativistic-mean-field (RMF) theory Lagrangian and used to obtain the optical potential by
     folding it with the RMF densities of cluster and daughter nuclei.  The NN-interaction is
     remarkably related to the inbuilt fundamental parameters of RMF theory, and the results of the
     application of the so obtained optical potential, made to exotic cluster radioactive decays
     and .alpha. + .alpha. scattering, are found comparable to that for the well-known, phenomenol.
     M3Y effective NN-interaction.  The RMF-based NN-interaction can also be used to calculate a number of
     other nuclear observables.
ST   optical potential relativistic mean field theory cluster radioactive decay; microscopic
     nucleon interaction cluster radioactive decay
IT   Nuclear optical potential
     Nucleon-nucleon potential
     Radioactive cluster decay
        (optical potential obtained from relativistic-mean-field theory-based microscopic
        nucleon-nucleon interaction applied to cluster radioactive decays)
IT   Mean-field theory
        (relativistic; optical potential obtained from relativistic-mean-field theory-based
        microscopic nucleon-nucleon interaction applied to cluster radioactive decays)
IT   13886-72-1, Ne22, formation (nonpreparative)   13966-28-4, Lead 208, formation
     (nonpreparative)   14762-75-5, Carbon14, formation (nonpreparative)   15092-71-4, Mg28,
     formation (nonpreparative)   20508-69-4, Ne24, formation (nonpreparative)   23448-36-4, f23,
     formation (nonpreparative)   34809-94-4, Mg30, formation (nonpreparative)
     RL: FMU (Formation, unclassified); FORM (Formation, nonpreparative)
        (optical potential obtained from relativistic-mean-field theory-based microscopic
        nucleon-nucleon interaction applied to cluster radioactive decays)
IT   13967-62-9, Radium222, reactions   13981-16-3, Pu238, reactions   14158-29-3, U232, reactions
     14331-85-2, Pa231, reactions   15411-92-4, Pu236, reactions   15743-51-8, Uranium230,
     reactions
     RL: RCT (Reactant); RACT (Reactant or reagent)
        (optical potential obtained from relativistic-mean-field theory-based microscopic
        nucleon-nucleon interaction applied to cluster radioactive decays)
RE.CNT  36    THERE ARE 36 CITED REFERENCES AVAILABLE FOR THIS RECORD
RE   CITED REFERENCES
(1) Arumugam, P; Phys Lett B 2004, V601, P51 CAPLUS
(2) Audi, G; Nucl Phys A 2003, V729, P337
(3) Basu, D; J Phys G: Nucl Part Phys 2003, V29, P2079 CAPLUS
(4) Blendowske, R; Phys Rev Lett 1988, V61, P1930 CAPLUS
(5) Boguta, J; Nucl Phys A 1977, V292, P413
(6) Boguta, J; Phys Lett B 1983, V120, P289
(7) Brockmann, R; Phys Rev C 1977, V16, P1282 CAPLUS
(8) Brockmann, R; Phys Rev C 1978, V18, P1510 CAPLUS
(9) Buck, B; At Data Nucl Data Tables 1993, V54, P54
(10) Buck, B; Phys Rev C 1989, V39, P2097 CAPLUS
(11) Chamon, L; Phys Rev C 2011, V83, P034617
(12) Goldfarb, L; Nucl Phys A 1983, V401, P557
     :

Correction

CAplus/CA ファイルのレコードを表示した際に,レコード番号,CA 抄録番号のフィールドに[Correction of ...]と記載されているレコードがあります.これは,CA 抄録番号を付与した後に,(元レコードはそのまま残して)CAS 側の事情により作成された修正レコードです.

修正レコード作成の主な理由は2つあります.

(1) 古い年代の修正レコード

オンライン上のデータを修正することが技術的に容易ではなかったため,新規にレコードを作成していました.

(2) 現在の修正レコード

CAS ではCA 収録の基準日(主要国で公報発行後 27 日)以内に索引を完成させることを保証しています.しかし,そのための配列情報の入手に時間がかかることがあります.そのような場合に,別途索引つきのレコードを修正レコードとして作成しています.

Correction レコードの検索

Correction レコードの場合は,元のレコード番号(AN),または CA 抄録番号(DN)で検索すると,元のレコードと修正レコードの両方がヒットします.修正レコードのレコード番号(AN)や CA 抄録番号(DN)で検索すると,修正レコードのみがヒットします.Correction の場合は Errata とは異なり,元レコードを参照する必要がないためです.

特許番号など,特許情報から検索した場合は修正レコードのみがヒットします.

=> S WO2006071934/PN
L3           1 WO2006071934/PN

=> D AN
   
L3   ANSWER 1 OF 1  CAPLUS  COPYRIGHT 2012 ACS on STN 
AN   2006:774735  CAPLUS
       Correction of: 2006:656869
DN   145:165519
       Correction of: 145:102125

キーワード検索では,修正レコードと元レコードの両方がヒットします.

=> S MANIPULATION/TI AND L2
L4           2 MANIPULATION/TI AND L2

また,重複文献除去を実行すると,AN の新しいレコード(修正レコード)のみが残ります.

=> DUP REM L4
PROCESSING COMPLETED FOR L4  
L5            1 DUP REM L6 (1 DUPLICATE REMOVED)

=> D AN
   
L5   ANSWER 1 OF 1  CAPLUS  COPYRIGHT 2012 ACS on STN  DUPLICATE 1
AN   2006:774735  CAPLUS
       Correction of: 2006:656869
DN   145:165519
       Correction of: 145:102125

分割レコード

1 レコード中に収録できるデータ量にはシステム上の制限があるため,索引の数が約 5,000 を超える場合は複数のレコードに索引を分割して収録しています.主に配列の論文・特許や,Prophetic 物質が多数記載されている化合物特許の場合にこのような分割レコードが存在します.

分割レコードは,抄録中に何件のレコードに分割されているかを示す記述があることから識別することができます.CAplus ファイルには現在,本来 700 件の文献が約 8,300 レコードに分割され,見かけ上別のレコードとして収録されています.その大部分は特許ですが,雑誌論文の分割レコードも存在します.

分割レコードの注意点

分割レコードの注意点は,「対応特許情報が連続する分割レコードの中で最も古い(AN が小さい)レコードにのみに追加される」という点です.重複文献除去(DUPLICATE REMOVE)により,これら複数に分割されたレコードを 1 件にまとめることができますが,その場合は最新の(AN が最も大きい)レコードが残る点に留意してください.

このような分割レコードを集めるには,標題を検索してください.(* 検索語数が多い場合は HCAplus/HCA ファイルをご利用ください)

=> S PREPARATION OF ARYLCYCLOHEXANEDIONE DERIVATIVES AS NOVEL HERBICIDES/TI
L1           4 PREPARATION OF ARYLCYCLOHEXANEDIONE DERIVATIVES AS NOVEL HERBICIDES/TI
                 ((PREPARATION(1W)ARYLCYCLOHEXANEDIONE(W)DERIVATIVES(1W)NOVEL(W)HERBICIDES)/TI)

このようなイレギュラーなレコードが CAplus/CA ファイルに存在することを,ご存じでしたでしょうか?
それぞれのレコードの特徴を理解し,必要な情報を活用してください.

P.12-P.17 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Database News

AGRICOLA ファイル

-リロード

AGRICOLA ファイルは,農業および農業関連分野の文献情報を収録するデータベースです.当ファイルがリロードされ,以下の強化・変更が行われました.

◇ 新規検索フィールドの追加
- /AB :抄録
- /NR :レポート番号
- /PB :出版社
- /WC.T  :標題の語数
◇ 中間一致,後方一致検索の強化

基本索引(/BI),抄録(/AB),標題(/TI)にて,中間一致,後方一致検索が利用可能になりました.

◇ ストップワードの廃止

基本索引(/BI)などにおけるストップワードが廃止されました.

◇ テキスト中の数値検索機能(Version 2)の追加

標題,抄録テキスト内の数値検索が可能になりました.搭載された数値検索機能は,2012 年 4 月に WPI ファイルに搭載された機能と同じ version 2 です.詳細は,STNews Vol.28 No.4,または 2012 年 ユーザーミーティング資料をご覧ください.

◇ CAS 登録番号,化学物質名情報の削除

CAS 登録番号および化学物質名フィールド(/RN)と化学物質名フィールド(/CN)が削除されました.

CAS 登録番号が削除されたことにより,REGISTRY ファイルの L 番号を使ったクロスオーバー検索は利用できなくなりました.それに伴い,当ファイルは CASRNS クラスターから削除されました.

◇ 削除された検索フィールド

- /BL
- /CTLC(/CT に統合されました)
- /GTO(/GT に統合されました)
- /LCN(/NTE に統合されました)

◇ 入力日(ED)について

入力日(ED)が下記のように変更されました.現在収録されているレコードすべての入力日(ED)および更新日(UP)は 2012 年以降です.

- 2012 年 1 月からリロード前までに収録されたレコード   
               従来通りの入力日

- 2011 年 12 月以前に収録されたレコード
               2012 年 1 月の日付

◇ レコード番号(AN)について

リロード前に収録されていたすべてのレコードの AN(レコード番号)が変更されました.リロード前の AN を用いた検索では目的のレコードが得られませんので,再度検索を実行してください.

◇ アラートに関するお知らせ

SDI 検索料に 20 件までのオフラインまたは EMAIL プリント料金が含まれる料金体系が廃止されました.そのため,回答が 1~20 件の場合でも表示料金が課金されます.

P.18 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


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EMBASE ファイル

-検索結果のレコード表示順序変更,会議抄録および会議総説レコードの索引方針,EMTREE 語のオンラインシソーラス更新

EMBASE ファイルは,生物医学および薬学医学領域の世界中の文献を収録する文献データベースです.

検索結果のレコード表示順序変更

前号(STNews Vol.28 No.6)で会議抄録および会議総説が当ファイルの収録対象に追加されたことをお知らせしましたが,それに伴い検索結果の回答集合(L 番号)に含まれるレコードの並び順が変更されました.

◇ セグメントの優先順位とレコード番号(AN)の形式

現在,EMBASE ファイルは 4 つのセグメントから構成されています.すべてのレコード番号(AN)は 10 桁ですが,セグメントにより番号形式が異なります.各セグメントの番号形式および検索結果の並び順の優先順位は下記の通りです.

優先順位

セグメント

収録年

レコード番号の形式
(各セグメントの最初の番号)

1

EMBASE(Regular Embase)

1974-

西暦 + 6 桁
(1974000001)

2

会議抄録,会議総説(*)

2009-

005 + 連続番号
(0050000000)

3

EMBASE Classic

1947-1973

0047 + 連続番号
(0047000001)

4

EMBASE(MEDLINE 由来)

1948-

連続番号
(0000000001)

* 資料種類が Conference Article および Conference Proceeding のレコードは,従来通り EMBASE(Regular EMBASE)セグメントに含まれています.


◇ 検索結果の並び順を変更する方法

回答集合中の並び順を変更したい場合は,SORT コマンドを利用して並べ替えます.

=> FILE EMBASE

=> S 検索式
L1  50 ← 結果は上記のセグメントの優先順で表示されます

=> SORT PY L1 1- ← 発行年順に並べ替えます(*)
L2  50 SORT L1 1- PY

   * 発行年が同じ場合は,セグメントの優先順に並びます.

会議抄録および会議総説レコードの索引方針

EMBASE ファイルに収録される会議抄録,会議総説レコードの索引は,自動化索引を取り入れています.この自動化索引は,標題と抄録を対象に,アルゴリズムにより統制語(EMTREE 語)が付与されます.

自動化索引では,主題の統制語を付与することは可能ですが,リンク語は付与されません.そのため,検索式にリンク語を使用すると,自動的に会議抄録,会議総説のレコードが除かれますのでご注意ください.

EMTREE 語のオンラインシソーラス更新

EMTREE 語のオンラインシソーラス更新が年 3 回になりましたが,今年 3 回目の更新が 10 月 8 日に行われました.

最新更新分では,1,305 語(Drug term: 220 語,Non-drug term: 1,085 語)の EMTREE 語が新規に追加されました.

詳細に関しては,Elsevier 社のニュースをご覧ください.

なお,ファイル全体の索引語の書き換えは,今後も不定期に実行されます.このため,非優先語(オンラインシソーラス中の UF で表示されるターム)でも件数がある場合には,UF も含めて検索してください.また,アラート(自動 SDI 検索)の質問式も見直しを行い,必要があれば変更してください.

P.18-P.19 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


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IMSPATENTS ファイル

-リロード

IMSPATENTS ファイルは,商業的に重要な医薬品の特許ファミリー情報および特許期間に関する情報を収録しているデータベースです.当ファイルがリロードされ,以下の強化・変更が行われました.

◇ 特許番号(PN,PRN)の番号形式変更

特許番号(PN,PRN)の番号形式が STN の標準的な形式になりました.特に,AU,HK,IN,KR,RU,SU,WO の特許について特許番号が更新されました.

◇ 構造図データに関する変更

- IMS Health 社由来の構造図データが STR 表示形式にて表示されるようになりました.

- 複数の医薬品原料を混合した医薬品について,成分由来の構造を表示できるようになりました.

- STS(立体結合情報を含む構造図),STF(平面構造図)表示フィールドが廃止されました.現在,STS および STF フィールドを指定した場合,構造図は STR 表示形式で表示されます.


◇ 新規検索フィールド

- /IT : 統制語

IT フィールドには,医薬品に関する記述(drug description)や特許情報(優先権主張年)が収録されています.

◇ 削除されたフィールドおよび定型表示形式

- /CK(クロスオーバーキー)*

- /OS(その他の収録源,IMSRESEARCH ファイルレコード番号)*

- STD,ISTD,CYD,ICYD 表示形式
* CK,OS の削除に伴い,IMSRESEARCH ファイルへのリンクが削除されました.


◇ 表示内容の変更

SCAN 表示形式にレコード番号(AN)が含まれなくなりました.

◇ 定型表示形式における表示の変更

化学物質の一般名は,INN や USAN などの出典とともに表示されるようになりました.

◇ 特許発行国(PC),優先権主張国(PRC),特許出願人住所(PAA)で,従来の ISO 国名コードに加え,国名テキスト情報でも検索できるようになりました.

◇ 近接演算子の追加

- 特許情報(PI),優先権情報(PRAI),出願人情報(PA)フィールド中の情報を(P)演算子で限定できるようになりました.

例:=> S AT/PRC (P) 19890807/PRD

- 抄録(AB)やテキスト(TX)の同一パラグラフを(S)演算子で限定できるようになりました.

P.19-P.20 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


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INPADOCDB/INPAFAMDB ファイル

-共通特許分類(CPC)の収録開始,フィンランド特許種別コードの変更,米国特許分類の訂正

INPADOCDB/INPAFAMDB ファイルは,世界 92 特許発行機関から発行される特許,実用新案の書誌情報,対応特許情報,引用情報および法的状況データを収録する特許データベースです.

共通特許分類(CPC)の収録開始

更新週 2012 年 47 週より,INPADOCDB/INPAFAMDB ファイルの新規レコードおよび更新されたレコードにおいて,共通特許分類(CPC)の収録を開始しました.

既存レコードに関しては,数週間で遡及収録される予定です.CPC の遡及収録は,欧州特許庁(EPO)によってヨーロッパ特許分類(ECLA,ICO)からの機械変換で行われます.

現在収録されている ECLA および ICO はレコードに残りますが更新はされません.また,CPC の遡及収録完了後,レコードから削除される予定です.米国特許分類(USC)は,CPC 付与後も当面残される予定です.

◇ CPC の入力形式

CPC は IPC を拡張した以下の形式で表記されます.

ANNANNNN-NNnnnn(A: アルファベット,N,n: 数字)

検索の際のコードの入力形式は,IPC に準じます.

◇ 新規検索フィールド

/CPC

共通特許分類(CPC)

/CPC.ACD

CPC,発効日

/CPC.KW

CPC,キーワード

/CPC.VER

CPC,版

/CPC オンラインシソーラスが利用可能です.関係コードは ECLA,ICO シソーラスと同様です.関係コードの詳細は,オンライン中で => HELP RCODE でご確認いただけます.

・入力例

- サブクラスまで指定
   => S A61K/CPC ← A61K の下位を含めて検索
- メイングループまで指定
   => S A61K0009/CPC ← A61K0009 の下位を含めて検索
- サブグループまで指定
   => S A61K0009-7038/CPC ← A61K0009-7038 のみを検索
   => S A61K0009-7038+NT/CPC ← A61K0009-7038 の下位を含めて検索

* サブグループの下位を含めた検索は,トランケーション記号ではなく,シソーラス機能の利用がおすすめです.

◇ 新規フィールドおよび表示形式

CPC は新規の CPC フィールドに収録されます.

CPC は下記の表示形式で表示されます.

- カスタム表示形式: CPC,CPC.TAB
* CPC.TAB は表形式で表示されます.

- 定型表示形式: IND,STD,ALL,MAX,BRIEF,FFAM,MFAM,IFAM

◇ CPC 付与機関と CPC 付与のタイムラグについて

CPC は現在,下記の 2 国際特許機関と 4 ヶ国の特許庁で付与されます.

- 欧州特許庁(EPO),米国特許商標庁(USPTO),スペイン特許商標庁,フィンランド特許庁,英国知的財産庁,スウェーデン特許登録庁


上記の機関が発行したすべての EP,US 特許,EPO が審査をした PCT 出願特許およびスペイン(ES),フィンランド(FI),英国(GB),スウェーデン(SE)特許の公報については,公報発行日に CPC が付与されます.

EPO が分類を付与するその他の特許については,CPC が付与されるまで最大 6 ヶ月のタイムラグが生じます.そのため検索やアラートの質問式に CPC を含める場合はご注意ください.

フィンランド特許種別コードの変更

フィンランド特許種別コードが下記のように変更されました.

変更前

変更後

FID0

FIA0

FIV0

FIU0

米国特許分類の訂正

欧州特許庁(EPO)が約 200 万件の米国公報について,米国特許分類の訂正を行いました.この変更は, 2013 年 1 月に開始される CPC(Cooperative Patent Classification)を導入するためと考えられます.

これに伴い,STN の INPADOC ファイルでは,更新週 2012 年 42 週(更新日 2012 年 10 月 18 日)に米国特許分類の訂正が行われました.

P.20-P.21 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


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JPFULL ファイル

-リリース

日本特許の英語全文データベースである JPFULL ファイルが,STN に新規搭載されました.詳細は本号(STNews Vol.29 No.1)の JPFULL ファイルがリリースされました!の項をご覧ください.

P.21 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


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MARPAT ファイル

-データの遡及収録

MARPAT ファイルは,1961 年以降に発行された特許中のマルクーシュ構造を含む特許情報データベースです.

STNews Vol.28 No.3 で,1987 年の英語・ドイツ語・日本語で記載された特許について CAS 作成データの遡及を開始したことをお知らせしましたが,英語・ドイツ語特許に関して 1987 年分の遡及収録が完了しました.現在は 1985-1986 年分の遡及収録を行っています.

日本語記載の特許に関しては,引き続き 1987 年発行分の遡及収録を行っています.

今回の遡及収録により,2,600 件を超える特許公報からマルクーシュ構造データが追加されました.

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MEDLINE ファイル

-構造化抄録(Structured Abstract)の見出し語追加,MeSH 改訂に伴う索引付与の一時停止


MEDLINE ファイルは,医学情報を収録する文献データベースです.

構造化抄録(Structured Abstract)の見出し語追加

2012 年 10 月現在,データベース全体の約 9.5% にあたる約 208 万件のレコードに構造化抄録が収録されています.構造化抄録(Structured Abstract)では抄録をいくつかのパラグラフに分けて収録しており,各パラグラフは見出し語(BACKGROUND:,CONCLUSIONS: など)が付いています.このパラグラフの見出し語が 304 語追加され,見出し語が 1,949 語になりました.

すべての見出し語のリストは,NLM の以下のサイトより入手できます.

http://structuredabstracts.nlm.nih.gov/downloads.shtml

MeSH 改訂に伴う索引付与の一時停止

当ファイルでは,MeSH(Medical Subject Headings)と呼ばれる統制語を毎年改訂しています.2012 年 11 月 15 日より,NLM(National Library of Medicine:MEDLINE の作成機関)は 2013 年版 MeSH への対応のために索引付与を一時的に停止していましたが,2012 年 12 月 11 日より 2013 年版 MeSH タームの付与を開始いたしました.なお,2013 年 1 月 26 日にリロードが予定されています.

P.21 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


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METADEX ファイル

-リロード

METADEX ファイルは,冶金学と材料に関する世界中の文献情報を収録するデータベースです.当ファイルがリロードされ,以下の強化・変更が行われました.

◇ 特許情報の強化

500 万件以上の特許情報(*)が追加収録されました.これに伴い特許収録期間は 1969 年以降から現在までになりました.(従来の特許収録期間は 1979 年から 1994 年まででした.)

* METADEX ファイルの特許情報は米国,イギリス,カナダの 3 ヶ国のみ収録されています.また収録期間は特許発行国により異なります.


◇ 出願情報に関する変更

出願情報は収録源(SO)フィールドに収録されるようになりました.

◇ テキスト中の数値検索機能(Version 2)の追加

標題,抄録テキスト内の数値検索が可能になりました.搭載された数値検索機能は,2012 年 4 月に WPI ファイルに搭載された機能と同じ version 2 です.詳細は,STNews Vol.28 No.4,または 2012 年 ユーザーミーティング資料をご覧ください.

◇ 中間一致,後方一致検索の強化

基本索引(/BI)に加え,標題(/TI),抄録(/AB)でも中間一致・後方一致検索が可能になりました.

◇ 新規検索フィールドの追加

- /AB(抄録)

- /FTDOI(デジタルオブジェクト識別子)
収録源(SO)フィールド中のデジタルオブジェクト識別子(DOI)の情報を検索するフィールド

- /MT(会議名)
旧 /MD(会議開催日),/MY(会議開催年),/ML(会議開催地)フィールドをまとめたフィールド

- /PUI(発行者識別コード)

◇ 削除された検索フィールド

- /AD (特許出願日)
- /CY (発行国)
- /ET (元素記号)
- /MD(会議開催日)
- /MY(会議開催年)
- /ML (会議開催地)

◇ 入力日(ED)について

リロードに伴い,入力日(ED)が下記のように変更されました.現在収録されているレコードすべての入力日(ED)および更新日(UP)は 2012 年以降です.

- 2012 年 1 月からリロード前までに収録されたレコード   
従来通りの入力日

- 2011 年 12 月以前に収録されたレコード   
2012 年 1 月の日付


◇ レコード番号(AN)について

リロードに伴い,すべてのレコードに付与されているレコード番号(AN)の形式が,西暦 4 桁:番号に変更されました.リロード前の AN を用いた検索では目的のレコードが得られませんので,再度検索を実行してください.

P.21-P.22 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


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ReaxysFile ファイル

-収録対象物質について

ReaxysFile ファイルは,化学物質同定情報,物性情報,反応情報を収録するデータベースです.当ファイルは 2012 年 7 月末にリロードされ,GMELIN,PCD 由来のデータを統合しました.

STNews Vol.28 No.5 で,PCD(特許由来の物質)は,「国際特許分類 C07,A61K,C09B が付与されている PCT 出願,ヨーロッパ特許,または米国特許中の物質」と紹介しましたが,A01N(人間または動物または植物の本体,またはそれらの一部の保存;殺生物剤;有害生物忌避剤または誘引剤;植物生長調節剤)も収録対象であることがデータベース製作者からの情報提供でわかりましたのでお知らせします.

◇ A01N の収録対象年

- 2003 年~2011 年 部分収録
- 2012 年 以降    完全収録

P.22 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


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USGENE ファイル

-特許関連情報の遡及収録

USGENE ファイルは,米国の公開特許・登録特許のタンパク質・核酸の配列情報を収録するデータベースです.

100 万件以上のレコードに以下の特許関連情報が遡及収録され,これらの情報の収録期間が 2005 年 1 月発行分以降となりました.

◇ 遡及収録されたデータ

PRAI

優先権情報

RLI

関連出願情報

XPD,NTE

特許満了日,期間調整情報

DESC

配列の説明

PSL

特許中の配列の記載位置

* 49,998 以上の配列が記載された特許由来のレコードについては,今回の遡及収録は行われていません.

P.22 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Database News

WPINDEX/WPIDS/WPIX ファイル

-湾岸協力理事会(GCC)特許種別コードの変更

WPI ファイルは,世界の 48 特許発行機関から発行される特許および 2 技術公開誌の情報を収録しているデータベースです.湾岸協力理事会(GCC)の登録特許の特許種別が変更されました.

変更前

変更後

GCB

GCA

ダウエントアップデート 201260 週以降に収録された登録特許については,変更後の GCA が付与されています.それ以前の登録特許については,順次 GCA に置き換わります.

各ファイル記事の補足情報

各ファイルの記事に関する補足情報は,データベースサマリーシートをご参照ください.または,ヘルプデスクにお問い合わせください.

最新の英語版データベースサマリーシート:
  www.cas.org/support/stngen/dbss/index.html

和訳版データベースサマリーシート:
  www.jaici.or.jp/stn/dbsummary/db.html

STN ヘルプデスク:
  www.jaici.or.jp/helpdesk/index.htm

STN 料金表:
  www.jaici.or.jp/stn/tariff/plindex.html

STN 技術資料:
  www.jaici.or.jp/stn/stn_doc.html
  www.cas.org/support/stngen/stndoc/index.html
  www.stn-international.de/materials_for_searching_stn.htm

P.23 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Database News

アラート

- SDI STANDARD コマンドの追加

STN のアラート(自動 SDI 検索)の設定をより簡単に行える SDI STANDARD コマンドが利用可能になりました.SDI STANDARD コマンドを用いると,最小限の項目を入力するだけでアラートの登録が可能です.入力が省略された項目は,デフォールトの設定が適用されます.

SDI STANDARD コマンドは,単一ファイルのアラート,マルチファイルアラート,パッケージアラート,SMARTracker で利用できます.なお,従来の SDI コマンドも引き続き利用可能です.

◇ アラート登録例(単一ファイル)
=> SDI STANDARD
ENTER QUERY L# FOR SDI REQUEST OR (END):L1
ENTER UPDATE FIELD CODE (UP), UPM, UPIT, UPI, ED, UPP, UPOG OR ?:.
ENTER COST CENTER (NONE) OR NONE:.
ENTER TITLE (NONE):SDI STANDARD TEST
ENTER EMAIL ID (0000T):support@jaici.or.jp
SUPPORT@JAICI.OR.JP
ENTER PRINT FORMAT (BIB) OR ?:.
QUERY L1 HAS BEEN SAVED AS SDI REQUEST 'AA001/S'

* 従来の SDI コマンドでは 19 項目の入力が必要ですが,SDI STANDARD コマンドでは 6 項目の入力で登録できます.

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Database News

STN コマンド

- SET HEADING,SET PADDING,SET PAGELENGTH の廃止

GUI 環境の整備に伴い,下記の SET オプションは廃止されました.

・SET HEADING
・SET PADDING
・SET PAGELENGTH

P.23 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Database News

STN Viewer

- JPFULL ファイルの追加

STN Viewer は STN の特許管理・評価ツールです.STN で検索した特許を STN Viewer へインポートすることで,対応する特許全文を簡単に効率良く評価することができます.

STN Viewer に日本特許の全文データベース JPFULL ファイルが追加されました.

◇ 料金

全文レコード表示料金(1 件あたり): 419 円

◇ STN Express,STN on the Web と STN Viewer の関連について

(1)STN on the Web を利用されている場合
今回の STN Viewer の強化は,自動的に反映されています.

(2)STN Express を利用されている場合

- 自動更新を設定している場合
今回の STN Viewer の強化は,自動的に反映されています.

- 手動更新を行っている場合
ダウンロードサイトより STN Express サポートファイルを入手し,更新を実行してください.


STN Express V8.4 以前を利用されている方は,ぜひ最新版の STN Express V8.5 にアップグレードしてご利用ください.

P.23-P.24 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


FIZ AutoDoc 機能強化のお知らせ


FIZ AutoDoc は約18万誌の雑誌,会議録,書籍,特許明細等をSTN の検索結果よりオンラインで注文できる文献複写サービスです.

このたび,下記の強化が行われました.

◆ 即時ダウンロードが可能な提供出版社に Informa Healthcare が追加されました.
Ahead-of-print を含む 160 誌以上が対象です.


即時ダウンロードはその場で PDF ファイルをダウンロードすることができる便利なオプションです.特に設定することなく,指定した文献が即時ダウンロード可能であれば,ダウンロードのオプションボタン【Purchase Now】が現れます.
現在 FIZ AutoDoc では 5,700誌以上の電子ジャーナルを即時ダウンロードが可能です.

◆ TIB Hannover から自動で納品される文献が増えました.
(70,000 ISSN 以上になりました)


現在 FIZ Autodoc では,18万誌以上が自動応答で納品可能です.
自動応答で納品できないものは,FIZ スタッフが内容を確認し,文献を手配いたします.(マニュアル処理)

FIZ AutoDoc の詳細につきましては以下の弊協会ホームページをご覧ください.

http://www.jaici.or.jp/DDS/dds.htm

また,FIZ AutoDoc ID のお申込みについては,情報事業部カスタマーグループ文献複写担当までお気軽にお問い合わせください.

情報事業部カスタマーグループ  
文献複写担当

TEL:0120-151-462 FAX:03-5978-4090
Email address:autodoc-dds@jaici.or.jp

P.24 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


STN講習会

STN を検索する際に必要な知識や技術を身につけていただけるように,検索に必要なコマンドや,各データベースの概要,検索のポイントなどをご説明する講習会を毎月開催しています.

会場は東京会場,または大阪会場です.

各会場での開催内容と日程につきましては,同封のリーフレットまたは弊協会ホームページをご覧ください.

STN 講習会のサイト
https://www.jaici.or.jp/seminar/index.html

P.24 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


ホームページの資料掲載のお知らせ

2012 年 10 月~ 2012 年 11 月にホームページに掲載しました STN 関連の資料をお知らせします.

■ 新規掲載資料

資料名

内 容

STN 医薬情報セミナー

2012 年 11 月に開催した STN 医薬情報セミナーの資料

STN 特許情報セミナー

2012 年 11 月に開催した STN 特許情報セミナーの資料

STN Viewer よくあるご質問(2012.11)

STN Viewer のよくあるご質問

新規ファイル - PQSciTech

STN インターネットセミナーの録画

構造検索テクニック - 便利な作図 (2)

JPFULL

JPFULL ファイルのサマリーシート

ある物質 A から物質 B を合成する反応を検索する

検索テクニックのご紹介

iPS 細胞に関する特許を STN AnaVist で解析し,研究動向を把握する

STNews Vol.28 No.6

2012 年 11・12 月号の STNews

■ 改訂資料

資料名

内 容

はじめての STN

STN 講習会テキスト

STN Viewer 利用ガイド(2012.11)

STN Viewer の利用ガイド

IMSPATENTS

IMSPATENTS ファイルのサマリーシート

USPATFULL

USPATFULL ファイルのサマリーシート

USPAT2

USPAT2 ファイルのサマリーシート

ぜひ技術資料をご活用ください.

URL: www.jaici.or.jp

P.25 STNews Vol.29, No.1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


STNインターネットセミナー

■ インターネットセミナーとは?

インターネット経由で視聴していただく,WebEx を利用したオンライン形式のセミナーです.インターネットに接続した PC があれば,場所を選ばずどこからでも受講できるのが特長です.チャットによる Q&A も行えます.

■ 2013 年 1 月 ~ 2013 年 3 月の開催予定(各回とも無料

「日本特許全文検索は JPFULL で!」新しくリリースされた日本特許全文データベース JPFULL ファイルについて,収録内容やレコード構成,基本的な検索・表示方法などをご説明します.また,STN 独自の機能である物性値検索を含めたデモンストレーションもご覧いただけます.午前,午後の 2 回,各回とも同じ内容で開催します. 開催日時 : 2013 年 1 月 23 日 (水) 第 1 回 11:00-11:20  第 2 回 15:00-15:20

「使いこなしたい近接演算子」近接演算子を利用すると,検索語間の位置関係を精密にコントロールした検索ができます.このセミナーでは,(T) 演算子,NOT 近接演算子について,便利な活用方法をご紹介します.使ったことがない,検索の仕組みを詳しく知りたい,という方は,この機会にぜひマスターしましょう! 開催日時 : 2013 年 2 月 13 日 (水) 11:00-11:20

「新特許分類 CPC 導入!」EPO と USPTO で,新しい特許分類 CPC(Cooperative Patent Classification)が導入されました.このセミナーでは,STNの主な特許データベースにおける CPC の検索方法や表示方法などを,デモを交えてご説明します. 開催日時 : 2013 年 3 月 13 日 (水) 11:00-11:20

* お申し込み方法,受講に必要な環境などの詳細は,弊協会ホームページをご覧ください. www.jaici.or.jp/webex/e-seminar.html

* 定員に達した場合は,キャンセル待ちでのお申し込みとなります.

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社内研修の一環として,STNの出張講習会をお引き受けしています.実習用の PC をご用意いただければ,研修用 ID を用いて STN を使用しながらの講習も可能です.

● 出張講習会が効果的なケース

出張講習会をお申込みいただく理由として多いのは下記のようなケースです.

ケース1: 定期講習会は受講したけど,なかなか STN を使いこなせない
ケース2: 自社の調査業務に合った,実践的な検索法を教えて欲しい
ケース3: 社内の検索スキルを統一するため,全員一緒に受講したい

● 料金:1 日講習会の基本料金*は 50,000 円,半日の場合は 30,000 円です.

STN を定額契約でご利用の場合は,無料受講分を出張講習会に振り替えることができます!

● 内容

定期講習会または各種セミナー資料の中から,最適なものをテキストとして使用します. 各種テキストは下記 URL をご参照ください.

定期講習会  https://www.jaici.or.jp/seminar/text.php
各種セミナー  http://www.jaici.or.jp/stn/stn_doc_03.html

上記 URLの資料以外に,ご希望の調査テーマに関する御社独自の資料や実習用の練習問題も作成します!

● お問い合わせ先

内容や日程につきましてはご相談に応じます.お気軽にご連絡ください.

化学情報協会 情報事業部 テクニカルグループ (担当:船戸)
TEL : 0120-003-462     E-mail : support@jaici.or.jp
http://www.jaici.or.jp/stn/seminar_s.html

* 10名以上の場合や遠隔地の場合は,別途追加料金がかかります.

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ReaxysFile セミナー(実習付き)

ReaxysFile ファイルは化学物質同定情報,物性情報,反応情報を収録するデータベースです.2012 年 8 月にリロードが行われ,新たに無機化合物(元 GMELIN ファイル)と特許由来の化合物(実験項を含む)が収録されました.本セミナーでは,リロード情報を含めたReaxysFile ファイルの検索方法について実習付きでご紹介します.

東京  :   2 月 20 日 (水) 13:00–17:00
2 月 21 日 (木) 13:00–17:00
大阪  :   2 月 26 日 (火) 13:00–17:00
2 月 27 日 (水) 13:00–17:00

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STN on the Web 活用セミナー(実習付き)

STN on the Web には便利な機能が多数搭載されていることをご存じですか?
リンクをクリックするだけで,原報の入手や,被引用情報の検索を行うことができます.
また,検索補助機能(Assistants 機能)を利用すると,CAplus/CA のダブルベーシック特許の重複除去を自動的に行ったり,アラートの登録を簡単に行うことができます.
本セミナーを受講いただき,STN on the Web のメリットを実感してください.

東京  :   3 月 1 日 (金) 13:30–15:30
大阪  :   3 月 8 日 (金) 13:30–15:30

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STN 東京サービスセンター JAICI化学情報協会