S T N e w s
Vol.30,  No.1

Vol.30 No.1 日本版 編集・発行:化学情報協会


STNews

目     次
新年に寄せて 2
医薬品開発情報の検索 4
REGISTRY -化学物質の名称検索 10
STNindex の活用 ~目的に合ったデータベースを選択したい~ 14
ADISINSIGHT ファイル 16
ADISNEWS ファイル 16
CAplus/CA ファイル 16
ChemInformRX ファイル 17
CHEMSAFE ファイル 17
DETHERM ファイル 17
IFIALL ファイル 17
INPADOCDB/INPAFAMDB ファイル 17
MEDLINE ファイル 18
REGISTRY ファイル 18
SpecInfo ファイル 18
USPATFULL/USPAT2 ファイル 18
STN Express 19
STN on the Web 19
ホームページの資料掲載のお知らせ 20
STN 講習会 20
STN インターネットセミナー 21
結合表サービス 22
ひとこと広場 23
STN おさらいセミナー
STN リフレッシュセミナー
開催のお知らせ
24

P.1 STNews Vol.30, No1  《 STNews ホームページ 》


新年に寄せて


新年あけましておめでとうございます.2014 年のお正月を迎えました.

昨年も STN をご利用いただき,誠にありがとうございました.皆様のご支援,ご理解もあり,化学情報協会は大過なく STN 東京サービスセンターとしての業務を遂行することができました.皆様のご協力とご理解に感謝を申し上げるとともに,本年も引き続きご支援いただきますようお願い申し上げます.

2013 年も STN では多くの強化が実施されましたが,その中から代表的なものについてご紹介いたします.

コンテンツの充実

皆様から長年ご要望いただいていた強化が 7月についに実現!中国の既存化学物質リストである「現有化学物質名録(IECSC)」(2013 年版)の情報が CHEMLIST ファイルに収録されました.収録された物質数は約 45,000 件で,86%のレコードに CAS 登録番号が付与されています.特長はデータの精度です.リスト上の CAS 登録番号をそのまま収録するのではなく,CAS の専門スタッフが化学物質名称と台帳収載の CAS 登録番号の照合を行って,誤りが見つかった場合は正しい CAS 登録番号に修正しています.そのため信頼性の高い調査が可能です.

5月にはインド特許の全文データベースである INFULL ファイルをリリースいたしました.INFULL ファイルには 1912 年以降にインド特許庁から発行された公開特許,公告特許,および登録特許の全文が英語で収録されており,数値検索機能も利用できますので,数値限定特許の調査も可能です.

2013 年は新しい特許分類が誕生した年でもありました.1 月より運用を開始した CPC(Cooperative Patent Classification)は特許調査に大きな影響を与えるものですが,このデータを STN 搭載の特許データベースに追加収録いたしました.昨年末の時点では,EPFULL ファイルと PATDPAFULL ファイルを除くすべての特許系データベースにCPCが収録されており,オンラインシソーラスも利用できます.

数値検索機能の拡大

STN が独自に開発したこの機能は,テキスト中の数値と単位を指定して物性を検索することができるという画期的なものです.Version 1 に続き 2012 年にリリースされた Version 2 では,検索できる物性が 55 種類・94 単位に拡大されました.2013 年末時点では,下記の 17 ファイルで本機能(Version 1,2)が利用できます.

1MOBILITY/2MOBILITY
AEROSPACE
AGRICOLA
AUPATFULL
CABA
CANPATFULL
CNFULL
COMPENDEX
ENCOMPPAT/ENCOMPPAT2
FSTA
INFULL
JPFULL
METADEX
PCTFULL
PQSCITECH
TULSA/TULSA2
WPIDS/WPINDEX/WPIX

数値検索機能の Version 1 および 2 の詳細については,下記の資料をご参照ください.

テキスト中の数値検索機能(Version 1) http://www.jaici.or.jp/stn/pdf/nps_ver1.pdf
テキスト中の数値検索機能(Version 2) http://www.jaici.or.jp/stn/pdf/nps_ver2.pdf

STN

STN は「情報の専門家向けのツールとして,従来の STN の持つ重要なコンテンツと詳細な検索機能を維持しつつ,システム制限といった検索上の不便な点を解消し,調査業務の流れに沿って利用できるサービス」を目指し,開発が続いています.Version 1 ベータを STN の定額契約のお客様を対象に提供を開始したのが 2012 年末.昨年は 7 月に製品版サービスの第一弾である Version 1 をリリースし,さらに 12 月にはコンテンツと機能を追加した Version 2 の提供を開始いたしました.

Version 2 では,新たなコンテンツとして INPADOCbib(INPADOC ファイルの書誌情報)のほか,6 機関の特許全文データベース(日本,米国,欧州,PCT,中国,インド)が追加されました.また調査業務では必須の機能であるファイル間のクロスオーバー検索や特許ファミリー表示,簡易版アラート登録などもできるようになり,実用性が高まりました.2014 年もさらに新たなコンテンツや機能を追加する予定です.なお当面の間,従来ご利用の STN の各種サービスも併用してご提供いたしますので,必要に応じて両サービスを使い分けていただくことが可能です.

今年も私達スタッフ全員,STN をご利用いただいている皆様により充実したサービスを提供できるように日々努力を続けてまいりますので,サービスや機能などでご要望がありましたら,ご遠慮なくお申し付けください.STNews 新年号恒例の情報事業部一同の写真を今年も載せました.講習会,セミナー,展示会など,いろいろな機会で皆様にお会いすることがあるかと思いますが,是非お気軽に声をかけてください.

最後になりましたが,2014 年が皆様にとってよりよい一年であることを祈念し,年初のご挨拶とさせていただきます.本年もどうぞよろしくお願いいたします.

化学情報協会 情報事業部長 上野京子

テクニカルG(テ)
マーケティングG(マ)
カスタマーG(カ)
後列(左から) 石神(カ),新藤(マ),村野(マ),原田(テ),澤井(テ),千葉(康)(マ)
中列(左から) 藤田(カ),橋永(マ),塩永(テ),田澤(テ),山道(テ),待田(テ),河内(テ),梶木(マ)
前列(左から) 河西(カ),佐藤(カ),福井(マ),早川(カ),上野(部長),船戸(テ),千葉(愛)(カ),安藤(カ)

P.2-P.3 STNews Vol.30, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


医薬品開発情報の検索

STN には,医薬品の開発情報を収録した 2 つのデータベースが搭載されています.これらのファイルでは,医薬品ごとの物質同定情報に加えて薬効,薬理作用,開発段階などの情報が収録されています.今回は,臨床試験中,上市済みなどの開発段階と国や適応症を組み合わせて医薬品を検索する方法をご紹介します.

各ファイルの概要

(2013 年 12 月)

データベース ADISINSIGHT IMSRESEARCH
データベース製作者 Springer Adis US LLC IMS HEALTH(IMSworld Publications Ltd)
対応する雑誌 Adis R&D Insight IMSworld R&D Focus
レコード単位 化学物質 化学物質
収録件数 30,800 件 35,200 件
CAS 登録番号付与率 29% 28%
収録期間 1998 年~ 1977 年~
更新頻度 毎週 毎週
アラート頻度 毎週 毎週,毎月(デフォールト)
ファイルクラスター ADISBASES, BIOSCIENCE, CASRNS, COMPANIES, FORMULATIONS, FULLTEXT, HEALTH, MEDICINE, PHARMACOLOGY, TOXICOLOGY BIOSCIENCE, CASRNS, IMSBASES, PHARMACOLOGY
特長
・ 1 レコードの情報量が多く,特に臨床段階の詳細な情報が見られる
・ 料金が比較的安価である
・ 他の IMS 系データベースとの連携により広範な情報が得られる
・ 購読者の割引率が高い
利用料金
 NS: 非購読者
   S: 購読者
接続時間料金(1 時間当たり) : 23,400 円
検索語料 : 無料
SELECT 料 : 無料
オンライン・ディスプレイ料金
- IDE : NS 1,240 円, S 379 円
- STD, TX : NS 2,670 円, S 413 円
- ALL : NS 3,290 円, S 427 円
- TRIAL, SCAN : 無料
接続時間料金(1 時間当たり) : 24,000 円
検索語料 : 無料
SELECT 料 : 無料
オンライン・ディスプレイ料金
- IDE, IDETAB : NS 4,060 円, S 229 円
- STD : NS 6,470 円, S 370 円
- ALL : NS 6,630 円, S 446 円
- TRIAL, SAM : 無料

* ファイルの詳細はサマリーシートをご覧ください.
http://www.jaici.or.jp/stn/dbsummary/db.html

* 料金の詳細は STN 料金表をご覧ください.
http://www.jaici.or.jp/stn/tariff/plindex.html

特定の医薬品の開発段階を調べる

特定の医薬品について調査するには,物質同定情報から目的のレコードを検索します.医薬品データベースには医薬品の名称(一般名,製品名,化学名,研究コード,治験番号など)が豊富に収録されているため,名称での検索が一般的です.CAS 登録番号の収録率は低いので,REGISTRY ファイルからクロスオーバーする場合は CAS 登録番号だけでなく名称も抽出して検索します.

両ファイルとも,開発段階は国,適応症ごとに DSTA フィールドに収録されています.また,HDP フィールドには最も進んだ開発段階が収録されています.

・開発段階の表示例

開発段階や適応症から医薬品を調査する

開発段階は下記の検索フィールドで検索します.

  ADISINSIGHT IMSRESEARCH
開発段階 /DSTA /DSTA
最も進んだ開発段階 /HDP /HDP
/STG(数値範囲検索)

DSTA(開発段階)フィールドには国,適応症ごとの開発段階が収録されています.これらの情報は(L)演算子で組み合わせて /DSTA フィールドで検索できます.

=> S (REGISTERED (L) UNITED STATES (L) ASTHMA)/DSTA

← 米国で承認され,市場に出ていない喘息治療薬

- ADISINSIGHT ファイルでは,レコードによっては適応症が収録されていない場合もあります.

最も進んだ開発段階を検索する場合は,段階名を /HDP フィールドで検索します.

=> S LAUNCHED/HDP

← 最も進んだ段階が上市

・開発段階の種類(ADISINSIGHT ファイル)

開発段階 内 容
LAUNCHED 上市済み
REGISTERED 製品が承認されたが,まだ一般市場に出ていない
PREREGISTRATION 申請済みだが未承認
PHASE III 多数の患者による治療効果,副作用を把握するための臨床試験
PHASE II 患者による効能を確認するための臨床試験
PHASE I 健常人による臨床試験
CLINICAL (PHASE UNKNOWN) PHASE 不明の臨床試験
PRECLINICAL 前臨床段階の薬理学,毒性学的に試験
SUSPENDED III PHASE III の段階で開発を一時中止
SUSPENDED II PHASE II の段階で開発を一時中止
SUSPENDED I PHASE I の段階で開発を一時中止
SUSPENDED PRECLINICAL 前臨床段階で開発を一時中止
SUSPENDED(PHASE UNKNOWN) PHASE 不明の段階で開発を一時中止
NO DEVELOPMENT REPORTED 開発状況の報告なし
WITHDRAWN 発売後市場から撤退
DISCONTINUED REGISTERED REGISTERED の段階で開発中止
DISCONTINUED PREREGISTRATION PREREGISTRATION の段階で開発中止
DISCONTINUED III PHASE III の段階で開発中止
DISCONTINUED II PHASE II の段階で開発中止
DISCONTINUED I PHASE I の段階で開発中止
DISCONTINUED CLINICAL 臨床試験段階で開発中止
DISCONTINUED PRECLINICAL 前臨床段階で開発中止
DISCONTINUED (PHASE UNKNOWN) PHASE 不明の段階で開発を一時中止
UNKNOWN STAGE 開発状況不明

・開発段階の種類(IMSRESEARCH ファイル)

開発段階 Stage * 内 容
Marketed 80 上市済み
Registered 70 製品が承認されたが,まだ一般市場に出ていない
Pre-registration 60 申請済みだが未承認
Phase III 50 多数の患者による治療効果,副作用を把握するための臨床試験
Phase II 40 患者による効能を確認するための臨床試験
Phase I 30 健常人による臨床試験
Clinicals 30 臨床試験
Preclinical 20 前臨床段階の薬理学,毒性学的試験
Discovery 10 開発協定,研究計画(リード化合物が同定されていない,前臨床の前段階)
Technology 5 技術情報(薬物送達システム,ドラッグデザイン)
Suspended 3 開発を一時中止し,次の判断待ち
Discontinued 2 開発中止
Withdrawn 1 発売後市場から撤退

* 最も進んだ開発段階のみ検索可能

IMSRESEARCH ファイルでは,Stage を /STG フィールドで数値検索することができます.

=> S 50-80/STG             ← 開発段階が Phase III 以上の医薬品

検索例:日本で承認済みまたは上市済みの不眠症治療薬について調査する

① ADISINSIGHT ファイル

② IMSRESEARCH ファイル

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Tips

registry

このコーナーでは毎号 REGISTRY ファイルをご利用いただく際に有益な情報やテクニックをお知らせします.
今回は REGISTRY ファイルに収録されている化学物質名の種類と,その化学物質名を用いた検索について説明します.

REGISTRY ファイルの化学物質名

REGISTRY ファイルに収録されている物質は,一つ以上の名称を持っています.ある物質のレコードを表示すると,CAS 登録番号に続いて CAS 命名法で付与された CA 索引名が表示されます.CA 索引名には CA INDEX NAME と付記されています.

CAS 命名法は年代変遷があるため,以前の累積索引期間に用いられた別の名称がある場合は,OTHER CA INDEX NAMES に表示されます.旧 CA 索引名は括弧の中に累積索引期間が示されます.

Erratum

その他の半系統名,慣用名,商品名などの名称は OTHER NAMES に表示されます.ある物質について,どの名称を収録するかはCAS の分析者の判断によって決まります.

OTHER NAMES 中の名称はアルファベット順に並んでおり,デフォールトの IDE 表示形式では 50 名称まで表示されます.すべての名称を表示したい場合は,FCN,FIDE または ALL 表示形式で表示してください.

SCAN 表示形式や SAM 表示形式では,表示フィールドコードが CN ではなく IN になり,この IN フィールド中に CA 索引名が表示されます.

Erratum

また,名称欄に INDEX NAME NOT YET ASSIGNED と表示されるだけで,他の名称が収録されていないレコードもあります.

これらは,まだ CAS 索引名が付与されていない比較的新しい物質です.このような物質は,構造や分子式から検索しないとヒットしません.

Erratum

完全名称(/CN)検索

ある物質の完全名が分かっている場合は /CN フィールドで検索します.講習会でも習いますのでご存じの方も多いと思いますが,/CN フィールドに入力できる化学物質名の長さは 200 文字に制限されていることをご存じでしょうか?

200 文字以上の長さの名称を /CN フィールドで直接検索しようとすると,256 文字以内でも長さ制限を超過したことを知らせる警告が現れ,回答が 0 件になります.

EXPAND の際も同じで,名称は 200 文字までしか表示されません.下記の例でも,E4 の名称が DIHYDRO で終わっていますが,直接名称を検索する場合とは異なり,E2 を検索すれば回答が得られます.

EXPAND の際も,SEARCH と同じく化学物質名中の角括弧は丸括弧にし,プライム(´)はマスクして入力する必要があります.

このように,名称に含まれる特殊文字を検索する場合は,いくつか表記に注意する必要があります.ここからは特殊文字の入力ルールを説明します.

● マスクする文字

先ほど述べたプライム(´)のほか / ( ) < > ? $ ! ,’ ” = といった記号や AND OR NOT という語や,コマンド名と同じ文字列,L1~199,E1~999が含まれる場合もマスクする必要があります.マスクには二重引用符(”)を用います.

また,位置番号に使われる二重プライムは二重引用符(”)ではなく,プライムを二つ(´´)入力します.

二重引用符でマスクした検索式の入力例
		
=> S "N,N',N''-DIETHYLENETRIAMINETRIACETIC ACID"/CN
=> S "OR 1500"/CN
=> S "U.S. MOVIDYN END FOAM"/CN
=> S "STE 355TM"/CN
● ギリシャ文字

名称中のギリシャ文字は文字名をアルファベットで綴り,前後にピリオドを付けます.

ギリシャ文字を含む名称の入力例
		
=> E .ALPHA.-TOCOPHEROL/CN
=> S .OMEGA. GLOBIN?/CN
● 上付き,下付き文字,イタリック

上付き文字や下付き文字,イタリックは特別の記号を用いず,普通の文字や数字として入力します.

下付き文字を含む名称の入力例
		
=> S VITAMIN B12/CN
基本索引(/BI)での名称検索

名称セグメントの検索に使用できる万能のフィールドが基本索引です.基本索引には REGISTRY ファイルで使用されている化学物質名称から抽出された名称フラグメントがすべて入力されています.つまり,長い名称の一部として用いられているセグメントの検索が可能です.

基本索引では名称を次の3つのレベルで分割しています.

・自然セグメント
・最小セグメント
・再結合セグメント

さらに,各成分の分子式も基本索引に入力されています.

● 自然セグメント

自然セグメントは,カンマやスペースなど自然な位置で文字列を切ったセグメントです.まず,名称中の環の記号と位置番号を切り出します.この段階では括弧は取り去りますが,環の記号や位置番号のカンマは残します.次に,残りの部分からアポストロフィ以外のすべての句読点を取り去ります.

● 最小セグメント

最小セグメントは,名称から切り出した自然セグメントにセグメントのリスト* を適用して作成されています.官能基を表す語や,接頭辞,環の名称などが最小セグメントになります.環の記号も最小セグメントですが,環の記号はそれ以上に分割されることはありません.

* Registry File Basic Name Segment Dictionary (http://www.cas.org/File%20Library/Training/STN/User%20Docs/regbasicname.pdf)

● 再結合セグメント

上記の通り,自然セグメントと最小セグメントを決定したのちに,各々の自然セグメントに隣接する2つ以上の最小セグメントを組み合わせたものが再結合セグメントです.

例:Dicyclopenta[def,pqr]tetraphenylene-1,8-dione
		
[自然セグメント]
dicyclopenta
def,pqr
tetraphenylene
1,8
dione

[最小セグメント]
di
cyclo
penta
def,pqr
tetraphenylene
1
8
di
one

* 環の記号である def,pqr はこれ以上細分化されません.また, tetra も最小セグメント辞書に含まれていますが,今回は tetraphenylene 自体が最小セグメント辞書中の語であるため それ以上の細分化は行われません.
[再結合セグメント] dicyclo

近接演算子を用いると名称セグメント間の関係をさらに厳密に指定することができます.基本索引でスペースや句読点を含む検索語を用いるとスペースや句読点は自動的に(W)近接演算子に置き換えられて検索されます.

再結合セグメントを用いて検索すると,自然セグメントや最小セグメントを(W)で演算した検索結果が異なる場合もあります.それは,先に述べたとおり,名称中の句読点の位置の違いによって,切り出される自然セグメントが異なるためです.

P.10-P.13 STNews Vol.30, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Help Desk

STNindex の活用~ 目的に合ったデータベースを選択したい ~

STN には数多くのデータベースが搭載されています.その中からどのデータベースを選択するべきか迷ったとき,どのようにしたら良いでしょうか.STN データベースカタログ*1を参照する,STN サマリーシート*2を参照する,ヘルプデスクに相談してみるなど様々な手段がありますが,今回は STNindex についてご紹介します.

■ STNindex とは

STNindex は,複数ファイル(マルチファイル)環境で予備検索を行い,候補ファイルや回答数を把握するための機能です.STNindex は接続時間料のみで利用できるため,最初から多数のファイルで本検索を行うよりも経済的に予備検索を行うことができます.

■ STNindex 利用の流れ

1)INDEX コマンドでマルチファイル環境に入ります.

* ファイルクラスターは複数のファイルを分野別・目的別にまとめたものです.STN データベースカタログ*1もしくはオンラインで => HELP CLUSTER と入力すると確認できます.

* 個々のファイル名を指定する場合は,2 個以上のファイル名を指定します.

2) SEARCH コマンドで検索すると,各ファイルのヒット件数がわかります.

* STNindex では SEARCH コマンドおよび EXPAND コマンドを利用できます.(回答の表示はできません)

3) D RANK コマンドで回答件数の多いファイルを確認します.

* 回答件数の多い順に,ファイルに対して連番で F 番号が付与されます.

*1 STN データベースカタログ
http://www.jaici.or.jp/stn/db_catalog.pdf

*2 STN サマリーシート
http://www.jaici.or.jp/stn/dbsummary/db.html

「OK」をクリックすると,コマンドファイルが指定した場所に作成されます 「検索語の区切り」や「検索フィールド」などを指定します

■ STNindex の利用例

ビフィズス菌を含む栄養補助食品(サプリメント)に関する文献を調査します.

「OK」をクリックすると,コマンドファイルが指定した場所に作成されます 「検索語の区切り」や「検索フィールド」などを指定します

■ まとめ

データベースの選択に迷ったら,STNindex を利用しましょう!

目的分野のファイルクラスター(マルチファイル)環境に入り,ヒットする回答件数を比較できます.その際,各ファイルの接続時間料や検索語料はかからず,STNindex の接続時間料がかかります.

P.14-P.15 STNews Vol.30, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Database News

ADISINSIGHT ファイル

-中間一致,後方一致検索機能の強化

ADISINSIGHT ファイルは,世界中の研究開発中の医薬品に関するレポートの全文を収録するファイルです.

当ファイルの基本索引(/BI)や主な検索フィールドで,中間一致・後方一致検索が可能になりました.

◇ 中間一致・後方一致検索可能なフィールド
内容 検索フィールド
基本索引 /BI またはなし
評価 /EVAL
改訂ノート /RNTE

中間一致・後方一致検索についての詳細は,ファイルに入ってから => HELP TRUNCATION と入力して確認できます.

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Database News

ADISNEWS ファイル

- 中間一致,後方一致検索機能の強化

ADISNEWS ファイルは,医薬品及び医薬品の治療に関するニュースレターを収録するファイルです.

当ファイルの基本索引(/BI)や主な検索フィールドで,中間一致・後方一致検索が可能になりました.

◇ 中間一致・後方一致検索可能なフィールド
内容 検索フィールド
基本索引 /BI またはなし
統制語(単語) /CW
標題 /TI
本文 /TX

中間一致・後方一致検索についての詳細は,ファイルに入ってから => HELP TRUNCATION と入力して確認できます.

P.16 STNews Vol.30, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Database News

CAplus/CA ファイル

- 米国特許出願番号の形式変更

CAplus/CA ファイルは,世界中の科学技術分野の学術論文,単行本および特許を収録する文献データベースです.

当ファイルにおいて,米国特許の出願番号の形式が下記のように変更されました.

◇ 出願番号の入力形式

新:US YYYY-SSNNNNNN
旧:US YYYY-NNNNNN

YYYY は出願年 4 桁,NNNNNN は出願番号 6 桁,SS はシリーズコード 2 桁です.

新形式は,以下の 3 つのタイプで使用されます.

・シリーズ 13 以降の特許の出願番号
・シリーズ 29 以降の意匠の出願番号
・シリーズ 60 以降の仮出願の出願番号

この強化によって CAplus,USPATFULL/USPAT2,WPI,INPADOC ファイルで出願番号を用いたクロスオーバー検索が正確に実行できるようになりました.

◇ CAplus ファイル 米国特許出願番号のレコード例(STD 表示形式)

P.16 STNews Vol.30, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Database News

ChemInformRX ファイル

- サービス終了

当ファイルは,データベース製作者の意向により 2013 年 12 月 17 日をもってサービスを終了することになりました.

これに伴い,下記のデータベースクラスターから当ファイルが削除されます.

ALLBIB,AUTHORS,CASRNS,CORPSOURCE,REACTION,STRUCTURE

代用ファイルとして,今後は CASREACT ファイル,または ReaxysFile ファイルをご利用ください.

P.17 STNews Vol.30, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Database News

CHEMSAFE ファイル

- サービス終了

当ファイルは,データベース製作者の意向により 2013 年 12 月 17 日をもってサービスを終了することになりました.

これに伴い,下記のデータベースクラスターから当ファイルが削除されます.

ALLBIB,AUTHORS,CASRNS,NUMERIC,SAFETY

また,STN Easy の化学品安全性カテゴリー(CHEMSAFE ファイルを収録)が削除されました.

代用ファイルとして,今後は REGISTRY ファイル,または MSDS-OHS ファイルをご利用ください.

P.17 STNews Vol.30, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Database News

DETHERM ファイル

- サービス終了

当ファイルは,データベース製作者の意向により 2013 年 12 月 17 日をもってサービスを終了することになりました.

これに伴い,下記のデータベースクラスターから当ファイルが削除されます.

ALLBIB,AUTHORS,CASRNS,NUMERIC

代用ファイルとして,今後は REGISTRY ファイル,または ReaxysFile ファイルをご利用ください.

P.17 STNews Vol.30, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


Database News

IFIALL ファイル

- 共通特許分類(CPC)の収録開始

IFIALL ファイルは米国特許のフロントページ,書誌情報,抄録,クレーム,引用情報を収録するファイルです.当ファイルは,米国公開特許・登録特許を収録しています.

当ファイルに共通特許分類(CPC)が収録され,検索・表示が可能になりました.またオンラインシソーラスも利用可能です.

2013 年中に CPC の遡及収録が完了する予定です.

◇ 新規検索フィールド
検索フィールド 内容
/CPC 共通特許分類(CPC)
/CPCI 発行時の CPC
/CPC.KW CPC,キーワード
/CPC.ACD CPC,発効日
/CPC.VER CPC,版
◇ 新規表示フィールド
表示フィールド 内容
CPC 共通特許分類(CPC)
CPC.TAB CPC,表形式
CPC.UNIQ 全 CPC(重複を除く)
CPC.HIT ヒットした CPC

CPC フィールドは下記の定型表示形式に含まれます.

SCAN,TRIAL,IND,STD,STDN,ALL,ALLTX,FPALL,FPSTDN

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INPADOCDB/INPAFAMDB ファイル

- 理論上の失効日の収録対象国を拡大

INPADOCDB/INPAFAMDB ファイルは,世界 92 特許発行機関から発行される特許,実用新案の書誌情報,対応特許情報,引用情報および法的状況データを収録する特許データベースです.

当ファイルには,各国の特許法を考慮して算出された,理論上の失効日データが収録されています.

当ファイルにおいて理論上の失効日の収録国が拡大され,下記の 41 特許発行機関となりました.

AR,AT,AU,BE,BR,CA,CH,CN,CZ,DD,DE,DK,EA,EG,EP,ES,FI,FR,GB,GR,HK,HU,IE,IT,JP,KR,MA,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RU,SE,SK,SU,TR,TW,US,ZA

理論上の失効日に関する詳細は下記サイトをご参照ください.

www.jaici.or.jp/news/news.php?selectedId=1198

P.17-P.18 STNews Vol.30, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


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MEDLINE ファイル

- MeSH 改訂に伴う索引付与の一時停止

MEDLINE ファイルは,医学情報を収録する文献データベースです.

当ファイルでは,MeSH(Medical Subject Headings)と呼ばれる統制語を毎年改訂しています.

NLM(National Library of Medicine:MEDLINE の作成機関)は,2014 年版 MeSH 対応のための準備期間に入りました.これにともない,2013 年 11 月 21 日より MeSH による索引を付与したレコードの更新が停止し,索引が付与されていないレコード(in-process)のみが更新されています.

2014 年版 MeSH に対応した索引付与レコードの収録開始時期は,12 月中旬以降を予定しております.

P.18 STNews Vol.30, No1  《 目 次 へ 》  《 STNews ホームページ 》


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REGISTRY ファイル

- スペクトルデータの追加収録

REGISTRY ファイルは,化学物質および配列情報とその物性データ(予想値,実測値,参照文献タグ,スペクトルデータ)を収録するデータベースです.

当ファイルに Wiley 社と ACD Labs 社提供の下記の NMR スペクトルデータを追加収録しました.

スペクトルデータ 収録件数 収録源
11B-NMR スペクトル (SPEC.B11NMR) 約  5,700 件 Wiley 社
15N-NMR スペクトル (SPEC.N15NMR) 約 13,500 件 Wiley 社
ACD Labs 社
17O-NMR スペクトル (SPEC.O17NMR) 約  3,300 件 Wiley 社

STN のスペクトルデータの表示形式については,2012 年 STN ユーザーミーティング資料の P.28-31 をご覧ください.

www.jaici.or.jp/stn/pdf/um2012.pdf

また,上記の新規スペクトルデータのみを表示する場合は,カッコ内の表示形式をご利用ください.
(例:=> D SPEC.B11NMR

このたびの強化により,現在 REGISTRY ファイルに収録されているスペクトルデータを持つ化合物数は下記の通りです.

スペクトルデータ スペクトルデータ 収録化合物数
1H-NMR スペクトル 約 272,700 件
11B-NMR スペクトル 約    5,700 件
13C-NMR スペクトル 約 280,500 件
15N-NMR スペクトル 約    7,500 件
17O-NMR スペクトル 約    3,300 件
19F-NMR スペクトル 約  34,300 件
29Si-NMR スペクトル 約    2,200 件
31P-NMR スペクトル 約  31,400 件
IR スペクトル 約  93,200 件
質量スペクトル 約 395,600 件
ラマンスペクトル 約    2,900 件

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Database News

SpecInfo ファイル

- サービス終了

当ファイルは,データベース製作者の意向により 2013 年 12 月 17 日をもってサービスを終了することになりました.

これに伴い,下記のデータベースクラスターから当ファイルが削除されます.

CASRNS,NUMERIC

代用ファイルとして,今後は REGISTRY ファイル,または ReaxysFile ファイルをご利用ください.

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Database News

USPATFULL/USPAT2 ファイル

- 米国特許出願番号の形式変更

USPATFULL/USPAT2 ファイルは米国特許全文データベースで,USPATFULL ファイルには最初に発行された公報の全文情報が,USPAT2 ファイルには最新の公報の全文情報が収録されています.

当ファイルにおいて,米国特許の出願番号の形式が変更されました.

詳細は本号(STNews Vol.29 No.6)の CAplus/CA ファイルの項をご覧ください.

各ファイル記事の補足情報

各ファイルの記事に関する補足情報は,データベースサマリーシートをご参照ください.または,ヘルプデスクにお問い合わせください.

最新の英語版データベースサマリーシート:
  www.cas.org/support/stngen/dbss/index.html

和訳版データベースサマリーシート:
  www.jaici.or.jp/stn/dbsummary/db.html

STN ヘルプデスク:
  www.jaici.or.jp/helpdesk/index.htm

STN 料金表:
  www.jaici.or.jp/stn/tariff/plindex.html

STN 技術資料:
  www.jaici.or.jp/stn/stn_doc.html
  www.cas.org/support/stngen/stndoc/index.html
  www.stn-international.de/materials_for_searching_stn.html

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STN Express

- V8.5.2 リリース

STN Express は,STN を使った各種検索や解析と,表示した回答の加工,STN AnaVist や STN Viewer との連携ができる総合的なソフトウェアです.

2013 年 11 月 20 日に,STN Express V8.5.2 がリリースされました.最新バージョンは下記のサイトから無償でダウンロードできます.

https://casweb.cas.org/stnexpress/html/japanese/login.html

主な強化点

・ Windows 8, 8.1 に対応
・ 構造作図機能の改善

- 可変原子の属性を指定した後,その可変原子から結合を伸ばすと,属性がリセットされてしまう場合があるという問題を修正

- 反応の矢印を削除した後,Undo ボタン(またCtrl+Z)で元に戻せないという問題を修正

- ノードと結合が重なっていると,保存するときに警告メッセージが表示されるようになった

Discover! ウィザードの「アラート登録」「アラートの編集」で RSS 配信が選択可能に
Discover! ウィザードの「物性データ検索」「スペクトル検索」が最新の情報に対応
・ REGISTRY BLAST のメモリ容量が 2 倍になり,検索速度が向上
・ テーブルツールで「Transcript 名」が表に追加可能に

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STN on the Web

- 新しい構造作図用 Plug-in(V8.5.2)リリース

STN on the Web は,STN の検索を Web 上で実現するサービスです.

2013 年 11 月 16 日に,STN on the Web の新しい構造作図用 Plug-in V8.5.2 がリリースされました.この新しい Plug-in では V8.5.1 のいくつかの問題点が修正されています.

修正された主な問題点

・ 可変原子の属性を指定した後,その可変原子から結合を伸ばすと,属性がリセットされてしまう場合がある.
・ 反応の矢印を削除した後,Undo ボタン(またCtrl+Z)で元に戻せない.
・ cxf 形式のファイルが開けない場合がある.

主な改善点

・ ノードと結合が重なっていると,保存するときに警告メッセージが表示されるようになった.

STN on the Web をご利用の方は,新しい構造作図用 Plug-in をインストールしてお使いください.

構造作図用 Plug-in は,STN on the Web のナビゲーションバーから Get Structure Plug-in をクリックして表示される画面からダウンロードすることができます.

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ホームページの資料掲載のお知らせ

2013 年 9 月~ 2013 年 10 月にホームページに掲載しました STN 関連の資料をお知らせします.

■ 新規掲載資料
資料名 内 容
基礎からの合成文献検索 2013 年 8-9 月に開催した STN おさらいセミナーの資料
基礎からの特許検索
REGISTRY 検索テクニック 2013 2013 年 8-9 月に開催した STN リフレッシュセミナーの資料
CAplus 検索テクニック 2013
一歩進んだクロスオーバー検索(接尾辞) STN インターネットセミナーの録画
MARPAT ~ マッチレベル,元素数レベル
IFIALL IFIALL ファイルのサマリーシート
STN 活用事例 No.5 規制情報を CHEMLIST ファイルで検索する 検索テクニックのご紹介
STN 料金表補遺(2013 年 8 月) 新規ファイルである IFIALL ファイルの料金表
STNews Vol.29 No.5(2013 年 9・10 月号) 2013 年 9・10 月号の STNews
■ 改訂資料
資料名 内 容
STN Express V8.5 利用ガイド(2013.9) 2013 年 9 月に開催した STN Express セミナーの資料
AUPATFULL,CANPATFULL,CNFULL,FRFULL,GBFULL,PCTFULL,USPATFULL,USPAT2,USPATOLD サマリーシートの改訂
(CPC に関する検索フィールドおよび表示形式の追加)

ぜひ技術資料をご活用ください.

URL: www.jaici.or.jp

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STN講習会

STN を検索する際に必要な知識や技術を身につけていただけるように,検索に必要なコマンドや,各データベースの概要,検索のポイントなどをご説明する講習会を毎月開催しています.

会場は東京会場,または大阪会場です.

各会場での開催内容と日程につきましては,同封のリーフレットまたは弊協会ホームページをご覧ください.

STN 講習会のサイト
https://www.jaici.or.jp/seminar/index.html

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STNインターネットセミナー

■ インターネットセミナーとは?

インターネット経由で視聴していただく,WebEx を利用したオンライン形式のセミナーです.インターネットに接続した PC があれば,場所を選ばずどこからでも受講できるのが特長です.チャットによる Q&A も行えます.

■ 2014 年 1 月 ~ 2014 年 3 月の開催予定(各回とも無料)

RTECS で毒性情報調査

2014 年
1 月 22 日(水)
11:00-11:20
RTECS ファイルは,化学物質などの毒性に関する物性データを収録するファクトデータベースです.このセミナーでは,RTECS ファイルの基本的な検索方法,回答表示のポイント,毒性データや出典情報の読み方について,デモンストレーションとともに分かりやすくご説明します.

構造検索テクニック - 結合非水素数

2014 年
2 月 12日(水)
11:00-11:20
結合非水素数は,特定の原子に結合する置換基の数を指定したり,環の一部のみに縮環を許容することができる便利な作図機能です.このセミナーでは,結合非水素数の指定方法や,構造検索での活用例などをご紹介します.

STN Express - 検索結果を表にまとめてみよう!

2014 年
3 月 12日(水)
11:00-11:20
STN Express のテーブルツールを利用すると,出力した STN の検索結果から必要な項目のみを抜き出して表にまとめ,Excel 形式で保存することができます.今回のセミナーでは,このテーブルツールの基本的な使い方についてご紹介します.

* お申し込み方法,受講に必要な環境などの詳細は,弊協会ホームページをご覧ください. www.jaici.or.jp/webex/e-seminar.html

* 定員に達した場合は,キャンセル待ちでのお申し込みとなります.

* これまでに開催したセミナーの録画を下記のサイトでご覧いただけます.
www.jaici.or.jp/stn/elearning/index.html#webex

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結合表サービス ~ 物質の構造データをご提供します ~

■ 結合表サービス(Connection Table Service)

結合表サービスとは,お客様からいただいた化学物質の情報から,構造データをご提供するサービスです.このサービスをご利用いただくと,目的の物質の構造データを,コンピュータで読み込み可能な形式で入手することができます.

■ ご用意いただくデータ

・ CAS 登録番号    
  または
・ 化学物質名

■ サービスの流れ

・ ご提出いただいた物質情報(CAS 登録番号または化学物質名)について,REGISTRY ファイルのデータとの照合作業を行います.

・ REGISTRY ファイルに収録されている構造データを,SMILES,SD ファイル,MOL ファイルいずれかの形式でお客様にご提供します.

注意点

・ 構造情報を持つ化学物質についてのみ,構造データをご提供できます.

・ 1 社あたり合計で 20 万件までの制限があり,社内利用に限定されます.その他 CAS のデータ利用制限が適用されます.

・ 件数と作業時間により料金が決まります.

詳細やお見積りの希望は,ヘルプデスク(TEL:0120-003-462,e-mail:support@jaici.or.jp)へお問い合わせください.

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STNへようこそ ひとこと広場

星  昨年 11 月から 12月にかけてアイソン彗星の接近が話題になりましたが,ご覧になりましたでしょうか? 星といえば,以前,合宿で訪れた高原で夜空を見上げたとき,驚くほどたくさんの星が見え,とてもきれいでした. 都心では冬になるとイルミネーションで眩しいくらいですが,空気が澄んで星がきれいに見えるこの季節,たまには夜空を眺めて,自然のイルミネーションを楽しむのもよいものです. テクニカルグループ MH

帰省 年末は自宅近辺で過ごし,年が明けてから帰省しました.前年は元旦に羽田発の飛行機に乗ったところ,搭乗者向けにお年玉として粗品が配られました.昨年は大きい袋を選んだところ,中身は野菜の種で「何とも微妙な・・・」と思いました.今年は小さい袋を選ぼうと思っていますが,結果はどうなることやら・・・ マーケティンググループ MM

万歩計 メタボの影に怯え,運動意欲向上のためにと 2 センチ四方の小さなブローチ程度の万歩計をこの秋から装着しています.歩数結果は散々で,1 万歩の壁は未だ超えられません. 歩く事よりデータをインポートして自宅 PC で分析する事に楽しみを見出し,ますます運動不足の日々です.せめて駅のエスカレーターを階段に変えようと思うのですが,その小さな一歩さえ踏み出せずにいます. カスタマーグループ KH

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STN おさらいセミナー STN リフレッシュセミナ 開催のお知らせ

2014 年 2 月に下記のセミナーを開催します. 無料
◆ STN おさらいセミナー
タンパク質の文献検索 東京 2014/2/18 (火)   9:30-12:30
大阪 2014/2/26 (水)   9:30-12:30
◆ STN リフレッシュセミナー
実践! MARPAT 東京 2014/2/18 (火) 13:30-16:30
大阪 2014/2/26 (水) 13:30-16:30

会場案内,お申し込み方法などの詳細は,弊協会のホームページをご覧ください.
https://www.jaici.or.jp/seminar/event.php

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STN 東京サービスセンター JAICI化学情報協会