S T N e w s |
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目 次 | 頁 |
MARPAT ファイル特有の属性 ~マッチレベルと元素数レベル~ | 2 |
REGISTRY - 構造検索 | 10 |
WPI ファイルの抄録関連検索フィールド | 14 |
STN インターネットセミナー | 9 |
INPADOCDB/INPAFAMDB ファイル | 16 |
MEDLINE ファイル | 16 |
STN Express | 17 |
STN Viewer | 17 |
ホームページの資料掲載のお知らせ | 18 |
STN 講習会 | 18 |
ひとこと広場 | 19 |
STN ユーザーミーティングのお知らせ | 20 |
P.1 STNews Vol.30, No.3 《 STNews ホームページ 》へ
MARPAT ファイルは,クレーム中のマルクーシュ構造を含む特許情報のファイルです.クレーム中のマルクーシュ構造を構造検索し,特許を調査することができます.
製作者 | Chemical Abstracts Service(CAS) |
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収録概要 | CA ファイルに収録した特許クレーム中のマルクーシュ構造を収録 |
収録分野 | CAplus/CA ファイル収録対象で CA ファイルに収録する特許のうち,マルクーシュ構造の記載がある特許(http://www.cas.org/content/references/patentcoverage) |
収録対象化合物 | 有機化合物,有機金属化合物,低重合の物質(重合度が 10 までの物質) |
収録対象外化合物 | ・ 合金,金属酸化物,無機塩,金属間化合物,ポリマー ・ 特定の化学物質(REGISTRY ファイルに収録されるような構造定義が明確な物質) ・ MARPAT ファイルに検索可能な構造を収録することができないような表現で特許中に記載されている物質 |
レコード構成 | 文献(特許ファミリー)単位 |
収録期間 | 1961 年以降(1961 年~ INPI 由来,1985 年~ CAplus/CA 由来(ベーシック特許)) |
収録件数 | 42 万件以上 |
更新頻度 | 毎日 |
アラート | 隔週(デフォールト) |
タイムラグ | 特許発行後約 2 か月以内(CA ファイルに収録された後に MARPAT ファイルに収録) |
マルクーシュ構造は,基本骨格(G グループを含めた構造)と置換基(G グループ)で索引されます.
・特許請求範囲の抜粋 | ・MARPAT ファイルに収録されるマルクーシュ構造 |
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特定原子 | C,N,O,S,Cl 等の特定原子,ショートカット(CH3,Et,NH2 等),構造フラグメント |
一般式グループ | 可変原子(halo,metal 等),一般式テキストショートカット(alkyl,aryl 等) |
R グループ | 明細書中で「保護基」「有機原子団」のように記述されていて構造式で表現できないグループを表すための特別な記述.R のあとに説明がテキストで記述されて引用符で囲まれ,全体は < > で区切られる. |
マッチレベルは,MARPAT ファイル特有の属性です.「原子」「クラス」「不定」があり,作図した構造に指定します.同じ構造で検索しても,どのマッチレベルを指定するかで,得られる回答件数が大きく異なります.重要な部分はマッチレベルを原子に指定し,許容範囲の広い置換基はマッチレベルをクラスに指定するのがおすすめです.
マッチレベル | ヒットするノードの種類 |
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原子 | 「特定原子」で収録されている回答がヒット |
クラス | 「特定原子」+「一般式グループ」で収録されている回答がヒット |
不定 | 「特定原子」+「一般式グループ」+「R グループ」で収録されている回答がヒット |
次に,もう一つの MARPAT ファイル特有の属性をご紹介します.
一般式グループには,後に続く < > の中に元素の種類と数が記載されている場合と,記載されていない場合があります.
(例)記載あり alkyl <containing 1-7 C> / alkoxy <containing 1-7 C> / cycloalkyl <containing 1-7 C> /
(例)記載なし alkyl / alkoxy / cycloalkyl /
一般式グループの元素数の種類と数が,構造質問式と合致するものだけをヒットさせるか,元素数の種類と数の記載がないものまでヒットさせるかは,「元素数レベル」でコントロールすることができます.
元素数レベルは,MARPAT ファイル特有の属性です.マッチレベルを「クラス」に指定したノードに対して,「限定する・限定しない」を指定します.指定した条件に合う元素の種類と数が記載された一般式グループのみヒットさせたい場合に必要な属性です.
元素数レベル | 内 容 |
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限定する | 「一般式グループ」で,指定した元素の種類と数の条件を満たす記載のある回答のみヒット |
限定しない | 上記に加え,元素の種類と数が明記されていない回答(指定した元素の存在が否定されない回答を含む)がヒット |
元素数レベルの指定は,次のような構造を作図した場合に必要です.
以下の場合は,元素数レベルの指定を限定にしてもしなくても得られる回答は同じです.
マッチレベル「原子」の時は,元素数レベルを限定にしてもしなくても得られる回答は同じです.また,マッチレベル「不定」の時は,元素数レベルを「限定しない」にしてください.
① 構造質問式を作図
・重要な部分は具体的な構造を作図し,許容範囲の広い置換基は一般式グループ記号を使うのがおすすめです.
・一般式グループ記号(Cb,Cy,Hy,Ak)には「一般式定義」や「元素数」の条件を加えることができます.
②③ マッチレベル・元素数レベルを指定
・ 重要な部分はマッチレベルを原子に指定し,許容範囲の広い置換基はマッチレベルをクラスに指定するのがおすすめです.
今回は,デフォールトの設定を活かし,環ノードのマッチレベルは原子,鎖ノードのマッチレベルはクラスに指定します.
また,一般式グループの Ak に元素数 C の数 1-6 を指定し,元素数レベル「限定する」にしました.
・重要な部分は具体的な構造を作図し,マッチレベル原子を指定するのがお勧めです.
P.2-8 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
インターネット経由で視聴していただく,WebEx を利用したオンライン形式のセミナーです.インターネットに接続した PC があれば,場所を選ばずどこからでも受講できるのが特長です.チャットによる Q&A も行えます.
一歩進んだクロスオーバー検索(TRA CHEM/SEL CHEM)
2014 年 5 月 14 日(水) 11:00-11:20 |
REGISTRY ファイルから CAplus ファイルにクロスオーバーする際は,L 番号によるクロスオーバー検索が一般的です.しかし,TRANSFER や SELECT コマンドを用いたクロスオーバー検索が有効な場合もあります.今回は,そのようなクロスオーバー検索の事例をご紹介します. |
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引用・被引用特許の検索
2014 年 6 月 18 日(水) 11:00-11:20 |
引用・被引用特許を検索すると,キーワードや特許分類による通常の検索ではヒットしないような関連特許が見つかる可能性があります.このセミナーでは,CAplus,INPAFAMDB,DPCI ファイルについて,引用情報の収録形式や,引用・被引用特許の検索方法をご説明します.引用特許調査がはじめての方にもおすすめです. |
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物性情報検索(REGISTRY,ReaxysFile)
2014 年 7 月 9 日(水) 11:00-11:20 |
このセミナーでは,REGISTRY ファイルおよび ReaxysFile ファイルで,化学物質の物性情報を調査する方法をご紹介します.目的とする数値データの収録の有無を確認する方法や,適切な表示形式の選び方など,物性情報検索のポイントを検索デモをまじえてご説明します. |
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* お申し込み方法,受講に必要な環境などの詳細は,弊協会ホームページをご覧ください. www.jaici.or.jp/webex/e-seminar.html
* 定員に達した場合は,キャンセル待ちでのお申し込みとなります.
* これまでに開催したセミナーの録画を下記のサイトでご覧いただけます.
www.jaici.or.jp/stn/elearning/index.html#webex
P.9 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
このコーナーでは毎号 REGISTRY ファイルをご利用いただく際に有益な情報やテクニックをお知らせします.
今回は REGISTRY ファイルの構造検索に関連して,アップロードした構造属性の表示や作図のヒントをご紹介します.
REGISTRY ファイルには,有機化合物だけでなく,無機化合物やタンパク質,核酸,金属,合金など様々な物質が収録されています.
これらの中でも,合金,表形式無機化合物,構造が不明な物質および定義の不完全な物質を除いた「水素以外の構成元素数が 252 以下の物質」に対して構造情報が収録されており,構造検索が可能です.
多成分物質やコポリマーなど複数の成分から成る化合物は,成分毎に構造図が収録されています.したがって,構造検索でこれらの物質を調査したい場合は,各成分の構造を検索することが必要です.
2011 年以前は一定サイズ以上の大きな構造データは表示されませんでしたが,現在は "STRUCTURE DIAGRAM TOO LARGE FOR DISPLAY - AVAILABLE VIA OFFLINE PRINT" と表示されるレコードはありません.
構造検索の際は,STN on the Web または STN Express で作図した構造質問式をアップロードして検索に用います.
アップロードした構造質問式をオンライン上で確認したい場合は,D QUE コマンドを利用するとコマンド形式の構造質問式を表示できます.
下表のように入力すれば,結合表や属性のみを表示することも可能です.
入力例 | 表示内容 |
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=> D QUE => D QUE SIA |
構造図と属性(SIM,SAT,SMP) (デフォールト) |
=> D QUE SIM | 構造図 |
=> D QUE SAT | 属性 |
=> D QUE SMP | 反応マッピング(反応質問式の場合) |
=> D QUE SCT | 結合表 |
=> D QUE SDA | 全情報(SIM,SAT,SMP,SCT) |
表示オプションを指定しない場合は,自動的に D QUE SIA が実行され,構造図と属性,(指定している場合)マップが表示されます.
STN Express をご利用の場合は,構造質問式を選択する画面で「コマンドで修正可能な形式でアップロード」にチェックを付けてアップロードすると,上記のようなコマンド形式の構造表示ができます.
通常は「検索したい構造」を具体的に作図しますが「特定の元素を除外する」作図ができることをご存じでしょうか?
例えば,構造質問式
のように,R 部分に塩素以外の置換基が必要な場合は,塩素を除く指定をします.
「除く」指定は原子パレットではできませんので,作図メニュー>原子で開く,Atom Selection ダイアログボックスを使います.
下図のように,除外したい元素を選択してから画面右下にある「除く」にチェックを入れます.
一般式ノード X(ハロゲン)と M(金属)も同様の作図手順により,除外することができます.
こうして選択した元素を使って作図をすると,下記のように元素の下に下線が表示され,指定した置換基を除外した回答が得られます.
この作図は,元素の除外を指定する位置に何らかの置換原子が存在することを意味します.水素は置換原子ではないので,この位置に水素がある物質はヒットしません.つまり,下図の条件で検索していることになります.
除外する元素にはマイナス記号が付きますが,分かりづらい場合は,構造質問式を確認する際に結合表を表示してください.
あるノードに対する置換基を制御するために,水素を作図したり,ショートカット記号でノードを指定する方法も有効です.
ショートカット記号を利用すると,結合点のノードには「結合水素数 最小1」が,その他のノードには「結合水素数 ちょうど n 個」が属性付与された状態になります.
したがって,上図の構造をアップロードすると,CH で作図したノードの HCOUNT(結合水素数)は M1(最小 1),Ph で作図した各ノードの HCOUNT は E1(ちょうど 1)と表示されます.
つまり,ベンゼン環は無置換の指定になりますので,置換基があってもよい場合には Ph のショートカット記号を用いずに環を作図する必要があります.
ショートカット CH をこのまま部分構造検索すると,CH2 の回答(②)も得られます.
もし,① の物質のみを回答として得たい場合は,① のように作図するか,CH の結合水素数を「ちょうど 1」に変更します.
ただし,ショートカット記号には属性を指定することができないため,このような時は C(炭素)を作図して,結合水素数を指定してください.
このようにショートカット記号を用いて作図すると,結合水素数が自動的に付与されます.ノーマライズド結合上の原子団に付加する水素は自由に移動するため,そのような構造の場合は結合水素数ではなく,置換基数を制御する結合非水素数を指定します.ただし,結合非水素数では結合する水素の数を正確に限定することはできません.
CSS 検索ではすべてのノードに自動的に最大の結合水素数が付加され,無置換の回答のみが得られます.CSS 検索の際に結合水素数ではノードを開くことができないため,置換を許可するには,結合非水素数を指定してください.
P.10-P.13 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
WPI ファイルは,データベース製作者であるトムソン・ロイターが独自に作成した詳細な抄録を収録しているのが特長です.
DW199908 以降は,抄録が様々な観点ごとにパラグラフに分かれて作成されています.各パラグラフには専用の検索フィールドが用意されており,ある観点(新規性・発明の用途など)に限定した,より高精度な検索が可能です.また,Technology Focus フィールド(DW199908 以降)には,抄録を補足するための技術内容の要約が収録されています.
=> S GROWTH FACTOR RECEPTOR/ACTN | ← MECHANISM OF ACTION(生物学的作用機序)パラグラフに限定 |
=> S (DIAGNOS? (P) BRAIN CANCER)/USE | ← USE(発明の用途)パラグラフに限定 |
=> S ADHESI? (P) EPOXY ACRYLATE | ← 基本索引で(P)近接演算子を用いた場合,抄録は同一パラグラフ内に限定 される |
WPI ファイルには,複数の抄録が収録されており,それぞれ検索フィールドが異なります.ドキュメンテーション抄録や拡張抄録はWPINDEX, WPIDS ファイルでは表示できませんが,検索することは可能で,基本索引にも含まれています.
基本索引(/BI またはなし)には,トムソン・ロイター作成情報のみが含まれます.原報由来の情報である発明者抄録は,拡張基本索引(/BIEX)に含まれます.
抄録の種類 | 収録年 | 収録 レベル |
検索 フィールド |
基本索引 (/BI またはなし) |
拡張基本索引 (/BIEX) |
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抄録(AB) 発明の新規性に関する要約. DW199908 以降はパラグラフに分かれている. |
全年代 | 発明 レベル |
/AB | ○ | |
Technology Focus(TECH) 抄録を補足するもので,様々な技術的観点からの抄録. |
DW199908- | /TECH | ○ | ||
ドキュメンテーション抄録(ABDT)・拡張抄録 (ABEX) 抄録よりもさらに詳しい抄録.セクション A-M に付与. * 検索はすべてのファイル(WPINDEX/WPIDS/WPIX)で可能.表示は WPIX ファイルのみ |
ABDT: 1995-1999 ABEX: DW199908- |
/ABDT /ABEX |
○ | ||
対応特許抄録(ABEQ) US, DE の審査済み特許が対応特許となった場合にそれを元に作成. |
1984-1997 | 公報 レベル |
○ | ||
発明者抄録 発明者による抄録をそのまま収録.中国・韓国などは英語翻訳した抄録を収録.英語以外の言語も収録されている. |
国・種別に よる |
/ABDE /ABEN /ABES /ABFR /ABOL |
○ |
* ABEX, ABDT フィールドにもパラグラフごとの検索フィールドがある
P.14-P.15 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
INPADOCDB/INPAFAMDB ファイルは,世界 92 特許発行機関から発行される特許,実用新案の書誌情報,対応特許情報,引用情報および法的状況データを収録する特許データベースです.
中国特許の引用文献情報の収録を開始しました.
2014 年 4 月現在,公開特許の発行年が 2010 年以降のレコードに引用情報を収録する予定です.
特許の引用文献情報は英語で,非特許の引用文献情報の大部分は中国語で収録されています.
オーストリア特許庁が新しい法的状況コードを導入したことに伴い,INPADOC ファイルでは 2013 年 49 週目の法的状況データ更新分より新しい法的状況コードを収録しています.
旧法的状況コードは 2013 年 12 月 4 日(ガゼット掲載日)で終了しました.
旧法的状況コードは新しい法的状況コードには置き換えられませんので,検索の際は新旧の法的状況コードを併用してください.
法的状況コード | 内 容 |
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ATMM01 | lapse because of not paying annual fees |
ATMF02 | nullification of the patent |
ATMA03 | revocation of the patent |
ATMA04 | withdrawal (renunciation) |
ATMK05 | revocation of the translation of the EP patent |
ATMK07 | expiry |
ATNFJG | reinstatement after late payment of annual fees |
ATNF05 | reinstatement after former revocation of translation of EP patent |
ATPC | change of the owner |
ATHC | change of the firm name or firm address |
ATHA | change or addition of new inventor |
ATREF | reference to AT number (EP patent enters Austrian phase) |
ATSPCL | lapse of an SPC |
ATSPCN | nullification of an SPC |
ATSPCW | withdrawal (renunciation) of an SPC |
ATSPCX | expiry of an SPC |
ATSPCI | reinstatement after late payment of annual fees |
ATSPCT | change of the owner |
ATSPCU | change in name or address of the firm |
P.16 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
MEDLINE ファイルは,医学情報を収録する文献データベースです.
2014 年 2 月より,当ファイルにおける毎月のアラート(自動 SDI 検索)の実行日が下記のように変更されました.
変更後 | 月末 |
---|---|
変更前 | 月初 |
この変更により,月末に配信される毎月のパッケージアラートに MEDLINE ファイルの最新の検索結果が含まれるようになり,速報性が向上します.
各ファイル記事の補足情報
各ファイルの記事に関する補足情報は,データベースサマリーシートをご参照ください.または,ヘルプデスクにお問い合わせください.
最新の英語版データベースサマリーシート:
www.cas.org/support/stngen/dbss/index.html
和訳版データベースサマリーシート:
www.jaici.or.jp/stn/dbsummary/db.html
STN ヘルプデスク:
www.jaici.or.jp/helpdesk/index.htm
STN 料金表:
www.jaici.or.jp/stn/tariff/plindex.html
STN 技術資料:
www.jaici.or.jp/stn/stn_doc.html
www.cas.org/support/stngen/stndoc/index.html
www.stn-international.de/materials_for_searching_stn.html
P.16-P.17 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
STN Express は,テーブル・レポート作成などの後処理機能や STN Anavist, STN Viewer 等の関連サービスと連携して活用できる多機能なソフトウェアです.
STN Express用の新しいサポートファイルがリリースされました.
- 自動更新を設定している場合
STN Express 起動時に自動的にダウンロード,インストールされます.
- 手動更新を行っている場合
ダウンロードサイトより STN Express サポートファイルを入手し,更新を実行してください.
https://casweb.cas.org/stnexpress/html/japanese/login.html
最新の STN Express のバージョンは Version 8.5.2 です.
- Discover! ウィザード機能
・ ファイルクラスターの定義に LDPCI が追加
・ ChemInformRX, CHEMSAFE, DETHERM, SpecInfo ファイルの削除
・ 「STN AnaVist の回答表示」における料金の警告が更新
- テーブル/レポートツールの表示フィールドの変更
MEDLINE ファイルの助成金情報(GN, GO)および抄録の言語(ABLA)フィールドが独立しました.
(従来これらのデータは,テーブル・レポートの抄録や補遺語情報の項目に記載されていました.)
- CAplus/CA ファイルの所属機関シソーラスを最新版に更新
- CAplus/CA ファイルの CA Lexicon を最新版に更新
詳細については,下記の資料をご覧ください.
https://casweb.cas.org/stnexpress/html/english/SupportFilesSummary.pdf
P.17 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
STN Viewer は STN の特許管理・評価ツールです.STN で検索した特許を STN Viewer へインポートすることで,対応する特許全文を簡単に効率良く評価することができます.
STN Viewer に DEFULL ファイルおよび INFULL ファイルが追加されました.この強化により,ドイツ特許,インド特許の英語の全文を STN Viewer で評価することができるようになりました.
全文レコード表示料金(1 件あたり)
DEFULL | 465 円 |
INFULL | 465 円 |
STN Express を利用している場合
- 自動更新を設定している場合
今回の STN Viewer の強化は,自動的に反映されています.
- 手動更新を行っている場合
ダウンロードサイトより STN Express サポートファイルを入手し,更新を実行してください.
https://casweb.cas.org/stnexpress/html/japanese/login.html
P.17 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
2014 年 2 月~ 3 月にホームページに掲載しました STN 関連の資料をお知らせします.
資料名 | 内 容 |
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実践!MARPAT | 2014 年 2 月に開催した STN リフレッシュセミナー資料 |
タンパク質の文献検索 | 2014 年 2 月に開催した STN おさらいセミナー資料 |
REGISTRY 核酸・タンパク質配列検索 | REGISTRY ファイルの核酸・タンパク質検索方法を紹介 |
DGENE_核酸・タンパク質配列検索 | DGENE ファイルの核酸・タンパク質検索方法を紹介 |
MARPAT 検索(元素数レベル・マッチレベル) | MARPAT ファイルの基本的な検索方法を紹介 |
REGISTRY ポリマー検索 | REGISTRY ファイルの基本的なポリマー検索方法を紹介 |
構造検索テクニック - 結合非水素数 | STN インターネットセミナーの録画 |
STN Express 検索結果を表にまとめてみよう | |
STNews Vol.30 No.2(2014 年 3・4 月号) | 2014 年 3・4 月号の STNews |
資料名 | 内 容 |
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化学物質検索 Ⅰ - 基礎(2014.3) | STN 講習会テキスト |
化学物質検索 Ⅱ - 構造(2014.3) | |
STN 料金表補遺(2014 年 3 月) | INPAFAMDB ファイルの一部の表示料金を訂正 |
FIZ AutoDoc 文献複写サービス料金表(2014 年 4 月 1 日) | 2014 年 4 月 1 日からの FIZ AutoDoc 文献複写サービスの料金表 |
ぜひ技術資料をご活用ください.
URL: www.jaici.or.jp
P.18 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
STN を検索する際に必要な知識や技術を身につけていただけるように,検索に必要なコマンドや,各データベースの概要,検索のポイントなどをご説明する講習会を毎月開催しています.
会場は東京会場,または大阪会場です.
各会場での開催内容と日程につきましては,同封のリーフレットまたは弊協会ホームページをご覧ください.
STN 講習会のサイト
https://www.jaici.or.jp/seminar/index.html
P.18 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
P.19 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ
CAS FILES の強化,ならびに新規/既存ファイルのご紹介を行う STN ユーザーミーティングを 6 月に開催いたします.参加費は無料です. どうぞお気軽にお申込みください. |
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6/3 | (火) 10:00-17:00 | ![]() |
東京(ベルサール神保町 Room 1,2) |
6/4 | (水) 10:00-17:00 | ![]() |
東京(ベルサール神保町 Room 1,2) |
6/6 | (金) 10:00-17:00 | ![]() |
富山(富山県農協会館 803 号室) |
6/10 | (火) 10:00-17:00 | ![]() |
広島(メルパルク広島 4F 松) |
6/11 | (水) 10:00-17:00 | ![]() |
大阪(千里ライフサイエンスセンター ライフホール) |
![]() |
詳細なテーマやタイムスケジュールは,同封のチラシや弊協会ホームページをご覧ください. https://www.jaici.or.jp/seminar/index.html |
P.20 STNews Vol.30, No.3 《 目 次 へ 》 《 STNews ホームページ 》へ