化学情報協会

協会について

協会案内

研究開発に当たって、情報検索は不可欠です。新しいプロジェクトを始めるときはもちろんですが、進行中にも、世界中で 15 秒に 1 件発表される化学情報に眼を光らせていなければなりません。化学情報協会は、そのような研究開発に携わる化学者の眼と耳に相当するインフラを提供する日本でトップの化学情報機関です。

無料ではあっても質に疑問のある膨大な情報が自由に行きかう現在、真に価値のある、質の高いデータベースを提供することの意義は一層高まってきています。化学情報協会は化学の総合情報機関として、CAS、FIZ Karlsruhe、CCDCなどの質の高い情報サービスを提供しています。また特許庁の登録調査機関として特許に関係のある先行技術の調査を行っています。知財情報センター(SHIPS)では医薬・化学・バイオの特許調査サービスを提供しています。情報技術部では化学の文書の機械翻訳ができるように 20 年以上の努力の末、実用にこぎつけました。

質の点でも、量においても比肩するもののない優れた情報を科学者に提供するために化学情報協会の職員は、地味ではあるが無しで済まされない仕事に打ち込んで、日本中の研究者から頼りにされています。それに応えるべく、化学情報についてはなんでもわかるセンターとしての機能を充実させていくことを目標としています。