化学情報協会

採用情報

情報技術部

科学技術情報の効率的な利用を言語処理技術でサポート

情報技術部は、言語処理技術の研究開発に長年携わってきました。具体的には、科学、特に化学の世界でキーとなる化合物名や専門用語を認識し、それらを正確に機械翻訳する技術です。これらの技術を活用した「化合物名対応の高精度機械翻訳」と「科学技術専門用語の豊富な日英・英日辞書」の2つのサービスを提供し、日本のユーザーが世界中の科学技術情報を効率的に利用するお手伝いをしています。

AIを取り入れた各種ツールと、機械翻訳・辞書サービスとの連携にも積極的に取り組んでいます。

お客様に直接サービスを提供・提案する開発グループと、サービスのシステム開発を担当するシステムグループの2グループにより構成されています。両グループともに、化学の知識とIT技術をベースに、日本のユーザーのサポートに尽力しています。

開発グループ

機械翻訳・辞書サービスの提供で調査・研究開発業務の効率化をサポート

特許・文献調査業務や研究開発業務においては、データベース検索の効率化、検索精度の向上、検索結果のスクリーニングや内容把握の迅速化が求められています。お客様それぞれの業務形態に即したサービス活用方法をご提案し、課題解決につながるよう取り組んでいます。

業務効率化には、利用するサービスの品質が大きく影響します。サービスの品質を継続的に維持していくため、化学の知識を活かし、化合物翻訳の精度向上・辞書コンテンツの充実にも力を入れています。

CAS登録番号サービスの提供 

CASサービスの代行も行っています。
CAS登録番号サービスでは、化学物質の命名やCAS登録番号 (CAS RN®) 付与の手続きを代行しています。CAS化学物質登録システムの仕組みやCA命名規則を理解したうえで、お客様に適切な助言を差し上げ、円滑な手続きをサポートしています。

システムグループ

システム開発でお客様の利用満足度を向上

機械翻訳・辞書サービスを、より便利にご利用いただくためのシステム開発を担当しています。個別カスタマイズ案件や改善要望にお応えすべく、お客様のニーズを伺い、確実にシステムに反映させています。

機械翻訳・辞書サービスは、活用が進むビッグデータやAIに近いサービスでもあり、新しい技術の習得も求められます。技術動向にアンテナを張って情報を収集し、サービスの機能改善に活かし、お客様の満足度向上に繋げていきます。

情報システムインフラを支え、大切な情報を守る

協会内のシステムインフラを支える役割も担っています。IT機器・ネットワーク・基幹業務システムの保守運用から、外部クラウド環境の活用まで、IT関連管理の一切を任されています。

新製品や新技術の開発などに関わる情報を多数保持している当協会において、情報の管理には絶対的な信頼が求められています。セキュリティの確保、アクセス管理、システムの冗長化など、システムが安全に安定して稼働するためにやるべきことは数多くあります。これらの大切な情報を守っていく自負を持ち、当協会の生命線となるシステムを日々支えています。

職場の声

やりがいがあります

  • 「化学を中心に広く科学分野の英語・中国語の機械翻訳技術の進歩に関わる仕事なので、やりがいがあります」
  • 「学生時代や以前の職場でも欲しかった辞書の構築にかかわり、とてもやりがいを感じています」
  • 「化学物質の命名依頼は各国の化学物質規制と関係することが多く、業務を通して地球環境維持の一端に関われていることを嬉しく思います」

働きやすい職場です

  • 「複数の担当者で情報共有する意識が進んでおり、勤務時間の調整が柔軟に行えます」
  • 「安心して休暇を取得することができています」
  • 「各人の裁量で仕事を進めることが出来る場合が多く、大変働きやすい職場環境です」
  • 「働き方に、男女平等の文化が定着している職場です」