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CAS SciFinderⁿ - Advanced Search 機能、検索履歴・保存機能、マルクーシュ構造検索の結果表示などの強化

2021年7月2日(金)

SciFinder

CAS SciFinderⁿ は、研究者が必要とする科学情報を、高度な検索エンジンとシンプルで使いやすいインターフェースより、最短ステップでご提供する検索ツールです。

このたび、下記の機能が強化されました。

Advanced Search 機能の強化

従来より References および Substances 検索において Advanced Search をクリックすると別ページで開いていましたが、このたび、検索質問式の入力ボックスの下に、Add Advanced Search Field が表示されるようになりました。また複数の検索条件をブール演算子 (AND, OR, NOT) を利用してより柔軟に組み合わせ検索できるように強化されました。

+アイコンまたは Advanced Search Field のリンクをクリックすると新しい入力ボックスが追加されます。最大 49 個まで追加できます。

  • ブール演算子を選択し、Select より検索フィールドを選択し検索語を入力します。メイン (一番上) の入力ボックスに検索語や構造質問式を入力した場合に先頭の Advanced Search Field のブール演算子が利用できるようになります。
  • メインの入力ボックスに質問式を入れずに、Advanced Search Field のみを利用した検索も可能です。

<入力例>
References 検索で、"total synthesis" のキーワード AND Macrolactonization の索引語 AND タキソールの構造質問式を検索

Advanced Search Field の項目

References 検索

Substances 検索

  • > が付いた項目はカーソルを合わせるとサブフィールドが表示されます。
  • Substances 検索の物性値の入力方法については CAS SciFinder-n Help の Advaned Search Fields をご覧ください。
検索履歴

Advanced Search Fields に入力した検索条件は、検索結果画面には表示されませんが、History (検索履歴) から確認できます。
History からは質問式の再検索や検索式の編集も行えます。

検索結果画面からの Advanced Search Fields の編集機能については今後強化される予定です。

回答が 0 件時の検索履歴と保存の強化

検索結果が 0 件の場合に、Download Task History for this search or Save your Search to be informed when new content is published. が表示されるようになりました。

  • Download Task History をクリックすると、PDF 形式で検索履歴をダウンロードできます。
  • Save your Search をクリックすると、質問式を保存できアラート設定も可能です。
マルクーシュ構造検索の結果表示の強化

マルクーシュ構造検索の結果には、従来は特許番号だけが表示されていましたが、このたび書誌情報 (特許の標題、発明者、特許番号、特許発行日、特許出願人) が表示されるようになりました。

質問式自動識別システム (Query Analysis System) の導入

ユーザーが入力した質問式を自動的に識別して、より最適な回答を表示する新たなシステムが導入されました。

標題

文献の標題をそのまま入力して検索すると、以前はすべての語を OR 演算した結果を表示していましたが、 今回の強化により、入力した質問式が文献の標題であることを自動的に識別して検索を実行するようになりました。
通常の検索結果に戻したい場合は、rerun this query as a general search のリンクをクリックしてください。

また標題として認識したことが、正しかったか/間違っていたかを、Yes, No をクリックすることで CAS にフィードバックすることができます。

<検索例> References 検索で、 Phytoremediation of Alkylated Polycyclic Aromatic Hydrocarbons in a Crude Oil-Contaminated Soil を入力した場合、現在は 1 件の回答が得られます。(以前は 2,000 件以上がヒットしていました)

デジタルオブジェクト識別子 (DOI)

今回の強化により、DOI の前に https のような接頭辞を含めて検索した場合でも、正しく DOI が認識され検索結果が得られるようになりました。